おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

白鳥がいない

2024-02-24 12:36:31 | ランニング
 昨日まで雪が降り、明日の夜からまた雪になるという。この時期にしてはちょっと早い春の雪なので、水分が多く積もってもすぐに溶けてしまう。その代わり、日陰に入ると足元はビチャビチャドロドロだ。天気予報では今日は晴れるが、明日はまた雪になるという。となると、今日走ってこないと、また数日走れなくなってしまうのである。

 というわけで、朝食後にランニングに出る。今日の最高気温は5度だが、お日様の下はポカポカと暖かい。なるべく乾いた道を走りたいので、阿武隈川の日当たりのいい土手を走る。年末に転んだ際に手をついたせいで、ふた月近くなるのに手首はまだ痛むのである。ここで転けて再び手をつこうものなら、ポキリと折れてしまうかもしれないのだ。



 走りながら、いつもの景色とちょっと違うなと違和感があるのに気づいた。なんだか寂しいな。と思ったら、数十羽はいた白鳥の姿が全然見えないではないか。今はまだ2月だ。こんなに早く北へ向かって飛んでいったのだろうか。確かに2月とはいえ、15度を超えるような日が続いては、白鳥だってぼやぼやしているわけにはいかなかったのかもしれない。

 時々それらしい姿を川の中に見つけたと思ったら、川面に突き出した石に雪が積もっていたり、川岸に雪の塊が転がっているだけでなかなか白鳥を見つけることができなり。阿武隈川の1箇所で白鳥を餌付けしている場所があるので、そこまで走って本当に白鳥がいなくなったのか確認することにした。もしかしたらエサの関係でたまたまどこかに集まっているのかもしれない。



 白鳥の餌付けの場所まで来ると、なんとか川面に1羽、川岸に2羽ほど確認することができた。が、ここには数日前には50羽を超えるほどの白鳥がいたのだから、本当に北へ飛んで行ってしまったのだろう。

 梅の花も2週間は早く咲き始めているし、例年なら雪の下の福寿草の花もあちこちで見ることができる。暦など持たない人間以外の生き物にとっては、冬は終わってしまったのだろう。
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