おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

秋のウナギツカミ

2023-10-21 08:17:59 | 福島
 昨日、朝から三春美術展の受付に座る。隣の展示室では写真展をやっているので、途中抜け出して見学に行く。美術展の方も高齢化が進み、年々退会する人や出品数が減っているが、写真展の方も同じようで、以前に比べ明らかに作品数が減っていた。

 4時間ほどの勤めを果たしたので、帰宅した後はまだお日様が高いうちにカメラを持ってテオの散歩に出ることにした。テオにとっては三日連続の長い散歩だ。



 紅葉には少し早いので、足元の花の写真を撮りながら歩く。傾き始めたお日様の光を浴びて、コスモスが輝いている。



 コスモスは終わりに近いが、今一番目立つのは秋明菊かもしれない。園芸種なのであちこちの庭先で見られるが、生命力が強いのか最近は道路脇にも進出しているようだ。



 日陰に入ると、ひっそりとアキノウナギツカミが咲いている。初めて見つけた時は、金平糖のようなかわいい花が咲いていたので、何の花かなあとタミちゃんが持っていたスマホで写真を撮って調べ始めた。スマホに写真を撮るだけで名前のわかるアプリが入っているのだ。これは散歩には必需品である。で、その結果「アキノウナギツカミ」という名前を知りビックリした。こんなかわいい花に全然ふさわしくない名前がついているだ。

 近くで観察すると、茎の部分に小さな棘がついている。どうやらこの辺が名前の由来のようだ。で、後で調べてみると、この茎で掴めばヌルヌルのウナギが掴めるんじゃないかということでついた、と説明してあった。ということは、実際ウナギを掴むために利用していたわけではないらしい。命名者は誰なんだろう。これも牧野富太郎さんなのかなあ。

 以前、カフェをやっていた時、ひとりのおなじみのお客さんが「散歩の途中でかわいい花を見つけたの」と、この花を手に持って来たことがある。早速アキノウナギツカミですよ、と教えると、花と名前のギャップにガッカリしていた。ちなみにピンクのほかに白い花もある。



 そんなこんなで再び1時間半ほどの散歩をして来ると、万歩計は朝との散歩の合計で16キロ強歩いていることになっていた。今日もよく歩いたなあ。



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