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ハリルジャパン(89) 眼下の敵が原口に注目  文科系

2017年03月23日 00時09分29秒 | スポーツ
 UAEの新聞にこんな記事が載ったと、サッカー・ゾーンのサイトに報告があった。最も簡単に要約すれば
『皇帝ホンダは終わった。怖いのは原口だ』
 その記事一部を紹介してみると、

『「原口がいなければ日本は脱落していた」
「原口がいなければ、日本はすでにW杯の6大会連続出場のレースから脱落していただろう。本田のゴールから(最終予選での日本は)7ゴールを決めているが、そのうち4ゴールが彼のものだ。UAEはヘルタのスターがゴールしていない唯一の相手になる」
 最終予選の初戦となった昨年9月のホームUAE戦(1-2)で、ベンチスタートとなった原口は後半途中に投入された。それ以降の4試合に全てスタメン起用され、4試合連続ゴールを記録している。UAEとしては直接対決での印象が薄いだけに、「原口に警戒せよ」との論調が強まっているようだ。
 そして記事では、「原口の活躍は、日本代表にふさわしい監督であるか疑問の残るハリルホジッチへの、プレッシャーを押しとどめる結果になった」として、ハリル監督の手腕を疑問視。解任への道のりを救ったのが原口であるとしている。』

 ハリルの記述を除いては、本当にこの通りだと思う。ただ、この原口の報道はなんとも物足りない。ゴールのことだけしか書いてなくって、なぜこれほど彼がゴール出来るのかを全く分析、考察してないのである。これでは、スポーツ読み物として低級と言うしかないだろう。

 原口が今、歴代代表の中でも最高度の選手として立ち現れているのは、南ア大会予選時の岡崎と同じほどのレベルと思う。今の原口の何が良いって、前回にこう書いたとおりである。
『原口の、自分で敵ボールを奪い取って相手ゴールまで迫っていく再三のプレーなどは、日本の過去の国際戦では考えられなかった質のもの。彼が連続得点できるのは、ゴールに結びつくチーム・ボール奪取世界水準に通じ、達しているからと見たものだ』
 ちなみに原口がある時のこの事をこう語っていたのを記憶している。「あれは狙っていた」と。つまり、ある局面で、高い位置の、さらにシュートや、アシスト・得点に結びつけやすい敵ボール奪取を狙っていて、それを成功させたという意味なのである。本当に彼には、このボール奪取・ドリブル・シュート、もしくはスルーパスで得点という態度が凄く感じられるし、これが今の世界サッカーを急変させている最大ポイントなのだと言いたい。

 日本にも、本当に凄い選手が現れたものだ。日本代表チームにとって辛うじてこれに匹敵する価値がある今の選手は、長谷部だけと言える水準だと思う。

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