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明日未明、CL異例の決勝   文科系

2019年05月31日 08時19分36秒 | スポーツ
 世界サッカーを新たに切り開いたような顔ぶれで、チャンピオンズリーグ決勝が明日未明行われる。イングランド同士のリバプール・トットナムの対決なのだ。リバプールは古豪久々の復活登場だし、トットナムの決勝なんて少なくとも近年は聞いたこともない。この2チームがまた、それぞれ本命と対抗の馬を破ってのように、類い希な勝ち抜きを成してきた。

 リバプールは、0対3で敗れた第1レグを第2戦で4対0とひっくり返してバルセロナを破ったのだし、トットナムは優勝候補大本命のマンチェスターシティとの準々決勝を、確か同点アウェイゴール差で破っての決勝進出である。この2戦の結果は、それぞれ本命がダークホースに敗退と、これがサッカー雀の普通の判断。ところが、トットナムに限っては、ダークホースとさえ言えないCL出場だったはずだ。それだけに、ポテッチーノ監督のマンチェスターシティ対策手腕が非常に高く評価される。ここまでの本年度CLの戦いによって今や、世界3大サッカー監督の列に名を連ねたと言えるほどに。もちろん、ガルディオラ、クロップ、そしてポテッチーノという順になるだろう。この現在イングランドに在籍する3人が、世界の名監督らを蹴落としてきたという構図である。
 ここで、最近の実績でこの3人に並ぶことができる監督をもう1人落としていたことに気づいた。スペインのアトレティコをここまで引き上げてきたディエゴ・シメオネだ。

 世界サッカーのここしばらくは、上記4人の監督が引っ張って行くだろう。彼らの手腕はそれぞれメッシ、クリロナをチームに入れるよりも遙かにチームを強くできると言うほどのものだ。もちろんそれ相応の選手が居るチームを預かればと言うことだが、この4人はもうそういうチームにしか行かないはずだから。それだけに、この4人の中でクロップとシメオネ、ポテッチーノは特に光っている。それまではCL出場すらできなかった弱小チームをその決勝まで連れて行くという実績を示してきたのだから。

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4 コメント

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走り合い、つぶし合い! (文科系)
2019-05-31 13:01:35
 コンパクト陣形で、標記「走り合い、つぶし合い」の闘いになるだろう。正に、猛烈な闘い。もはや完全な格闘技。そして、走り負けた方に敗北が待っている、と。

 だから、誰に聞いても順当ならリバプールだろうが、シティ相手の第2戦を3対4までにしたのが、今のトットナム。第一戦の1対0では凄い守りを見せて、第2戦でこんな得点力も見せたのだから、シティとリバプールに相当引き離されて第3位というリーグ戦からは一皮剥けたチームになったとさえ思われる。ここに、ポテッチーノ恐るべしという、理由がある。
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リバプールに栄冠 (文科系)
2019-06-02 12:59:07
 2対0でリバプールの勝ち! 開始1分も経たずに、PK得点。これを守り続けている末の終わり間際に追加点というよくあるパターンだった。早期得点から、守り勝ちというこのチームには似合わない闘いが、立派に成功したのである。

 高くコンパクトな布陣を敷いて相手ボールを奪い取り続けて得点というゲーゲンプレスも、この日ばかりは低いコンパクトの守りに使われた結果、リバプールのボール保持率は35%と極端に低い守りの闘いになった。

 久々の強豪復活、リバプールお目出度う。そしてクロップ、確か3度目の決勝でとうとうCLチャンピオンになったこと、お目出度う!
 この10年の世界サッカーを大変革させてきたクロップ、ゲーゲンプレスが、世界サッカー史にとうとう、初めて、きちんとした足跡を残した日になったわけだ。現在Jリーグでも、スペイン人監督らが全く成果を上げられないこと、横浜の予想外の健闘などが目立つが、これとてもはっきりとゲーゲンプレスの影響なのであると愚考してきた。
 繋ぐだけでは勝てない。ボールを保持すればよいと言うのではない。敵陣で相手を潰せなければいけない。その守備から速い攻め。これらすべてゲーゲンプレスの影響である。
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日本の育成、絶好調! (文科系)
2019-06-02 13:55:35
 U-20ワールドカップ日本代表が、強い。エクアドル、イタリア、メキシコという強豪国相手のグループリーグ戦に、1勝2分けで勝ち抜けて、ずいぶん久しぶりに16強トーナメントに入っている。次の相手が韓国だが、この日本代表はとにかく強い。

 U-22のツーロン国際大会もイングランド戦を観たが、きわめて好調で、強いのである。

 日本の育成は大変上手く行っているのではないか。とにかく逞しくなったようだ。従来は組織とテクニックだけだったのにこれが加わったのは、近年のアジアの大会で不振が続いたことへの反省なのでもあろう。その結果、ゲーゲンプレスなどもいち早く取り入れて、いろんな闘い方ができるようになったチーム、選手が増えていると言うことだろう。
 
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世界的名監督 (文科系)
2022-03-22 12:38:32
 上にクロップ、グァルディオラ、ポテチーノという世界的名監督を上げているが、その後ト-マス・トゥヘルという監督が台頭してきた。ドイツでクロップの後を追い、パリサンジェルマンではCL準優勝、そこからイングランドのチェルシーに移ってCL優勝って、ドイツのクロップが辿った道そのものだ。
 このトゥヘルは、岡崎慎司をドイツで育て上げた監督である。マインツで13年に岡崎を取り、確か2年連続二桁得点を上げる選手にした。岡崎のこの実績が、すぐにイングランド・レスターの目にとまって、あの「レスター奇跡のプレミア優勝・そのレギュラー」に繋がったのである。岡崎のこれだけの実績は、中田英寿、香川真司と同等以上のものだと言えるのではないか。
 このクロップとトゥヘルの活躍が、ドイツの世界的位置を高めたと言える。その経過にこういう日本人との関係があるというのが、僕には面白い。
 香川を世界に知らしめたのがクロップで、岡崎をイングランドにまで押し上げたのがトゥヘルと。
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