自転車で滑って転んで、何か硬い突起にぶつけたらしく、左手甲をカギ状に深く裂いて何針も縫ったのが17日。その傷ゆえのドクターストップで、一週間ぶりに25日に走った。こういう変事が起こると、老人ランナーの再出発はいつも不安がつきまとうもの。久しぶりで故障しないかとか、意外に衰えているのではないかとか・・・。
結論から言うと、全くのノープロブレム。ランの様子概要に関わるいつもの数値を上げれば、外をアップ込みで8キロ走って、キロ平均7分3秒、平均ストライド82センチで、平均心拍数は155と、総て納得できるものばかり。故障の心配から「脚の地面つつき力」を弱めて、ストライドを短くして走ったのだし、その割に心拍数が高いのは久しぶりに走るといつもこうなるということ。そして、アップダウン含めたタイムは意外に良いなとホッとしたのだし、心拍数155でよく続けられたなとも思った。
この日の留意点とか特徴とかは、こんなふうだ。前3分の2まではとにかく押さえて押さえてキロ平均は確か7分25秒ほど。その様子から「よし!」と見て、最後3分の1はちょっと頑張ってみた。この後半を頑張れたことによって、全体が7分3秒までに短縮できたということ。最後3キロ弱ほどは、時速9・5キロほどで走れたようだ。この時注意していたのは、「両足の離着陸位置」だった。離陸を急がないことと、着地は前過ぎぬこと。今の僕は、この注意でスピードが出ると知っているのである。もちろん、「やや前傾、臍から前へ」や「腕を脱力してよく振る」も前提となるのだが、これはもうかなり自然に出来るようになっている。
さー26日から三日間は、ジムも含めて毎日走ってやろう。と言っても、怪我のため2月目標170キロには届かなくなったが、今110キロがどこまで延ばせるか? ただし、毎日無理はできぬから、総てLSDで走ろう。150キロまで行けるかどうか?