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名古屋・愛知トリプル投票から一年     大西五郎

2012年02月11日 17時17分23秒 | Weblog
河村名古屋市長が強引に仕掛けた名古屋市長、市会議員、愛知県知事の
トリプル選挙から1年経って、新聞、放送がこの1年を振り返るという
企画を行ないました。
1年前と違い、この「1年を振り返る」では、冷めた目の報道に変わっていました。
と、大西さんから送られてきた原稿を紹介します。
                         らくせき

              

             

名古屋・愛知トリプル投票から一年
各紙の報道は冷ややかな視線に変化
                 2012.2.10 JCJ 大西 五郎

河村氏の勢いに陰りを反映
 名古屋市の河村たかし市長が主導して市議会議員をリコールし、
自らも任期満了に伴なう愛知県知事選の期日に合わせて市長を辞任し、
名古屋市長、市議会議員、愛知県知事のトリプル選挙を行い、
高得票率で再選されるとともに、
自民党国会議員から転じた大村秀章氏が愛知県知事に当選し、
県と県都の市長が盟友関係を組んで「改革」に取り組んで丁度1年経った。
このため2月はじめから新聞各紙はこの1年を振り返る集中報道を行なっている。
 
この1年を振り返ると、河村市長が公約した市民税の一律10%減税が
市議会の抵抗に合い5%減税に縮小せざるを得なくなったことや、
減税に懐疑的な橋下大阪市長との連携を優先して「一丁目一番地」と称していた
減税の政冶目標を2人の共通の課題とはしないことで合意したこと。
県民税減税を掲げた大村知事が「減税よりも産業振興」路線に転じたこともあって、
トリプル選挙の前後の「変化を期待する持ち上げ」報道も1年を振り返る中で
冷めた視線になっているのが特徴である。

河村・大村連合に隙間風を指摘
 河村・大村両氏とも大阪の橋下徹市長の唱える「大都市制度改革」に同調して
連携を深め、国政でも一定の勢力を確保することを目指して、
大村氏が「東海大志塾」、河村氏が「河村塾」と、お互いに政冶塾を発足させ、
橋下大阪市長の「維新塾」と連携して国政で一定の勢力を作り出そうとしている。
河村氏には再び国政に復帰するのではないか。
そのために市政改革の実績をアピールしようとしているのではないかという
観測も行なわれている。
大村氏も石原東京都知事、橋下大阪市長と東京・大阪・愛知の三都連合を
志向する動きをしており、
石原知事や石原新党を画策している亀井日本新党代表と会談したりしている。
大村氏が河村氏に相談することなく、東京・大阪・愛知の三都市連合への動きを
強めていることに河村氏が不快感を示し、
2人の間に隙間風が噴出したと報じられている。

このため各紙の「トリプル選一周年」をめぐる報道では、
河村・大村首長コンビ誕生の時の「改革もち上げ」報道から、
減税の公約より橋下氏との連携を重視している河村市長の節操を問題にしたり、
河村・大村コンビの不仲を書きたてるような報道に変化してきている。

「中京独立戦略本部」も百家争鳴
愛知県と名古屋市を一つにする「中京都構想」の基本プランを練る
「中京独立戦略本部」の第一回会合が9日に名古屋市役所で開かれたが、
学識経験者や財界人をメンバーとするこの会議の報道も、
「百家争鳴」(朝日・毎日・中日)「着地点見えない」(毎日)
「『中京都』きしむコンビ」(読売)などと方向性を失っているのではないか
という評価で一致していた。

 次ページで各紙の報道ぶりを見てみよう。

               

[朝日]
「トリプル投票1年 河村氏『恒久減税に意義』 大村氏『産業振興に成果』
「河村氏 減税議論先送り 橋下氏と会談、譲歩 衆院選対応巡り」以上(4日)
    「河村流 民営化シフト 減税議論棚上げ 橋下市長を意識」
    「橋下氏を奪い合い 河村氏 会談実り上機嫌 大村氏 変わり身に苦言」
                               以上(5日)
    「トリプル投票1年、振り返ると――大村氏 長かった■相当大きな成果
                     河村氏 気分は100年■自分では87点
                                 (6日)
    トリプル1年2人の違い 対照的な行政手法 地ならしの大村流 
    一点突破の河村流」
                                 (7日)
    政冶塾 花盛り 橋下・河村市長ら創設へ 衆院選視野 足場づくり
   (主な政冶塾                        (8日)
    中京都へ一歩 中韓から投資を■介護先進地に       (9日夕刊)
    河村政冶塾4月開講 年6回講義、合宿も■各会場200人
    中京都は経済突出 元気にするということ 行革進む大阪と差(以上10日)

[毎日]
「河村市長と連携暗雲 橋下市長『方向一緒、手法違う』
 大村知事『石原新党と連携を』」
                                 (1日)
    「名古屋も民間人校長 13年度から小中高で公募 維新に同調?
    関係者冷ややか」                     (4日)
    「大村愛知県知事 河村名古屋市長 深まる溝 減税、中京都で温度差
    コンビ解消間近?」
    「制度を変えればよくなるというのは幻想 北海道大学教授山口二郎さん」
    「明治以来の中央集権はもはや通用しない 
    作家、大阪府市統合本部特別顧問堺屋太一さん」
                               (以上5日)
    「『任期満了までやる』 河村市長 国政復帰明言せず」                                         (6日夕刊)
    「トリプル投票1年 河村名古屋市長『強い自治体』思い同じ
    大村知事3三都連合で自立・独立」            (7日)
    「名古屋市『地域委員会』 ルール見直し16区に拡大
    「対象年齢や選挙方法など議会に疑問の声 市議『公聴機能拡充を』」
                                (8日)
    「中京都構想『着地点見えない』 戦略本部初会合 百家争鳴に戸惑い」
    「4月に『河村政冶塾』」               (以上10日)
   
    シリーズ「トリプル1年 『河村流』は今
    (上)減税いったん棚上げ 衆院選へ維新との協調に腐心(5日)
    (中)「中京都」主導権争い 愛知県か名古屋市か(6日)
    (下)「数」だけの首長政党 勉強不足、論議もできず

[中日]
「河村市長 次期衆院選橋下氏と連携協議で一致 減税問題は先送り」
    「民営化実現の可能性は? 名古屋・区役所 河村市長が検討指示
             知多半島道路 愛知県 国に特区提案へ」(以上4日)

    「河村氏24日にプレ政冶塾 名古屋で 総選挙決意表明へ」(4日夕刊)
    「大村知事・河村市長1年を記者が採点 PR奮闘 「対議会」は苦慮
     マニフェスト 淡白さも
     ■3大公約は前進 大村知事3 河村市長4
      情報発信力 露出度市長に軍配 大村知事4 河村市長5
      議会との交渉力 楽観…誤算
     ■対立根深く 大村知事3 河村市長2 庁内掌握 連携課題も
     ■職員動かず 大村知事3 河村市長2  スピード感 素早く反応
     ■実行迷わず 大村知事4 河村市長4
   「大村・河村氏 衆院選で候補者調整 選挙区対立回避の意向」(以上5日)
   「河村市長 大阪との連携最優先 『減税にもいろいろ』」(6日夕刊)
   「知事会見詳報 中京都構想 12年度末めどに方向性
    県民税減税 任期中に取り組む公約」
    「知事政冶塾への参加 民主県連『個々に判断』」
    「市長会見詳報 大阪市長 仲良しいいこと 都知事 誤解を解きたい
    自己採点は87点」                                                         (以上7日)
    「初会合は百家争鳴 中京都構想 論点整理し熟議を」
    「産業支援など意見幅広く 中京独立戦略本部の初会合発言要旨
    歴史や文化大切/『国からの独立』/『芸術センター』/
    子育て施設充実/広域圏の中核に
    新しい産業必要/『リニア好機に/製造業拠点拡大/地場産業元気に/
    経済見直す時期
    若い才能生かせ/『負担』の視点も/人呼ぶ仕掛けを
    「『河村塾』いよいよ 4月開講、400人募集」                                             (以上10日)
    同日選から1年 大村秀章知事・河村たかし市長座談会
    次期衆院選 大村 三都連合で闘う 河村 脱増税で連携も
    減税で実績自信
    1年振り返り 大村 対議会粘り強く 河村 行革着実に前進
    中京都構想 国から「独立」決意 河村 区役所民営化も
    大村 民間活力を注入
     社会部長 斎田太郎「強い都市よりも」                                               (5日)

[読売]
シリーズ トリプル戦1年 河村・大村流
    (上)「減税タッグ」どこへ 国政視野 すれ違う思惑(3日)
    (中)河村市長、維新にすがる 減税棚上げ 連携なお不透明(4日)
    (下)未熟な新党既成政党も熱気消え 新生議会薄い存在
       河村市長「今後も減税主張」
                               (5日)
トリプル戦1年本紙インタビュー
 地方分権へ『仲間増やす』  大村知事 河村市長 衆院選へ候補者調整」
    「任期中の衆院選出馬否定 河村市長、大村知事明言」
    (以上6日 インタビュー内容は翌7日と8日に特集)
    インタビュー(上)大都市の自立・独立目指す
     大村  民間にお金が回る社会に 河村 プライベートな政策集団
     大村 安全保障、介護保険も論議 河村 増税するなら行革の後で
     大村  設備投資減税の手がある 河村
          (下) 産業支援さらに充実 大村 名古屋城木造再建を 河村

     「『中京都』きしむコンビ 本部員注文『方向性示せ』」
                         (中京独立戦略本部)
    スタート前から河村市長『名前変えたい』」   (10日)

               

河村さんは中小企業、大村さんはトヨタのそれぞれちょうちん持ち。
というのが私の印象ですが・・・
中日の斉田社会部長の市民の要望を大切に、という指摘が
一番まっとうだと感じました。


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ハーちゃんの連絡ノート(園の側)   文科系

2012年02月11日 08時46分36秒 | その他
 予告しておいた標記のものを、転記します。以下は、一昨日のブログ記事の翌日の、言わばこれへのお返事に当たるもの。いかに丁寧なものかお分かり願えるだろうかというわけで。毎日1人1人にこれだけ書いてくれるのですから。
 こういうものに著作権とかがあるのかどうか、それはまーヨッコして置いて、ということで、

【 ほんとにそうなんです! ますます”人”らしくというか・・・うまれて、まだ2年も経っていないのに、それぞれの個性や、思いの違いが、近頃たくさんでてきて、ほんとに面白いい、すごいな~と微笑ましく見ているんです! 大人のマネッこはーちゃん、よーくわかります! 今日も、朝、はるとくんとしばらく、2人でのーんびりあそび、ナ(書いている保母さんの名前です)が、はるくんの目線に合わせ、ねころびながら、「は~る!」と首を傾けていると、はーちゃんも隣にゴローン~「タートゥッ!」とおはなししているので、何だろう?と思うと、首を傾けてはーる!と言ってるんです! 思わず、うれしくって、「はーちゃん、これはだーれ?」と聞くと、「タートゥッ!」と首を傾けて、ニッコー!! はるくんも、手をパタパタして、喜んでいて、さらに気をよくして、「タートゥッ!タートゥッ!」とのぞき込んでいました!
 その後、課業は、小麦粉粘土!!
 さらさらの粉をテーブルの上にまくと、ダーイッブ!!すべり込んで、顔をまっ白けにして、大喜び。口についたものを、フッーフッーと吹くんですが、粉がまって、顔をブルブルしたり、ほんとにかわいいです。あおむけで、すべってみたり、豪快! その後、粘土にすると、お団子にしたり、おせんべいにしたり、楽しんでいました! 】

 こどもって、真っ黒になって遊びながら育ち、賢くなるもの。最近イーオンなどで見る子どもたちは何か、タレント養成所にでも通っているのと見える子も多いのですが、あれで真っ黒になれるだろうかとジジは心配になるのです。こういう保育園は貴重だと感じます。
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