松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

縄文遺跡と秋田美人の関係

2014-12-21 09:57:35 | 日記・エッセイ・コラム

 去年のことだが、散歩中に追分に縄文遺跡の杭が立っているのを見つけた。それは追分駅東遺跡と名前が付いていた。縄文・奈良・平安時代の土器、須恵器が出土したそうだ。そこは幼少の頃、私が住んでいた場所だった。

 日本海沿岸自動車道の調査過程で、掘れば当たり前のように遺跡にぶつかるという事実は知っていた。例えば、大久保から飯塚古開までの6kmの間に7か所の遺跡がある。これは極端な例だろうが、1kmごとにあっても不思議でない。そこで秋田市が発行している資料を見て驚いた。

 金足には全部で18か所の遺跡が登録されていた。それは縄文に限った話だ。奈良・平安まで含めると57か所、名前が付いた遺跡がある。つまりは集落の全部に複数の遺跡がある計算だ。金足を流れる川を馬踏川という。下新城も同様に縄文だけで12か所あった。こちらは新城川だ。その上流の上新城はもっとすごい。縄文遺跡が24か所。

 金足西小は母校だが、そこにも遺跡はあった。同級生が土器片をよく拾ってきていた。「大清水台Ⅰ遺跡」から「大清水台Ⅴ遺跡」までだ。中には黄銅鉱の鉱石を見つけたやつがいて、あれだけは羨ましくてしょうがなかった。良く学校前の粘土の山で遊んだ。あれを焼いたらそのまま土器ができるに違いない。

 自分は今はルーツというものに、まったく関心がなくなったが、両親は二つの河川の脇で生まれた。つまり、私は多分縄文時代からそこにいた人間から生まれた可能性が高い。秋田には茨城から佐竹の殿様と家来が来たし、それ以前には奈良時代に小泉村から小泉集落に奈良家が移り住んだし、おそらくそれ以前はヤマト民族が、渡来人が、もっと前には大陸からロシア人とナマハゲが、半分冗談だが私は来たと確信している。

 まとめると、秋田は混血の最も進んだ地域だということができる。だから秋田美人は生まれるのだと思う。きのうはそしてミスユニバース秋田大会の模様が初めてテレビで流された。ことしは例年になくレベルが高かったのではないだろうか。3位までは納得の顔だった。特別賞は美郷町の播磨さんに上げたかった。この4人はまあ秋田美人と自信を持って言える。3位に入った小田嶋七海さんは潟上市だが、娘と同じ追分幼稚園の同期生で、お互いバレーをやって違う中学、高校で顔を合わせた。運動能力も七海さんの方がどんどんうまくなった。2位が鋭い鷲鼻に特徴のある秋田市の北川楓夏さん。そしてお待たせしました。代表に選ばれたのは小泉の奈良家の血筋を引く(と私が考える)奈良志緒莉さんです。

 奈良さんはお母さんの面影を引いていて、お母さんも美人です。志緒莉さんが小学生だった頃、この界隈の母親同志が仲良くなり、自ら「美人会」と称して飲み歩くようになりました。美人の多い秋田において、美人と自称するにはかなりの勇気が要ります。大胆なお母さんたちです。

 今年はつまり、私の考える秋田美人のルーツが混血の進み具合による、という考え方を補強する結果になったと考えることができる、とまあそう言いたいわけでございますのじゃ。    美人の写真がなくて御免。

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森岳の小さな食肉工場

2014-12-20 06:46:19 | 日記・エッセイ・コラム

 いつもテレビや新聞の後追いになるのが悔しいが、知ってしまうと行かないではいられない。この前、森岳の手前の羽根川ダムの簡素な景色を見て、石倉山にも上がって見たばかりだったのに、あとわずか2kmもない所にそれがあったとは、そのことが悔しさ倍増だった。

 手作りソーセージの店の名は、かわい農場という。琴丘の中央公園から秋田自動車道を左上に見ながら細い道を北上すると、やがて分かれてなだらかな丘陵地帯みたいな場所を通る。こういう牧歌的な道を進むのが私の好みだ。石倉山には展望台があって、朝日と夕日が同時に見える丘、みたいなフレーズの立札があった。確かに朝日は遠く奥羽山脈から昇るのが見えるし、夕日は八郎潟越しに日本海か男鹿半島あたりに沈む。さすがにそれを同時に見るのは無理だろうけど。

 最初の寒波が来た日だった。2週間程になるだろうか。同じ道を行くのは芸がないから、ナビに任せて行ってみた。7号線を進んで森岳温泉へ入っていく。森岳温泉にはかつて栄えた丸富ホテルがあった。今はどうか分からない。あの頃は研究会や宴会に良く行った。ショーもあったし、広いボーリング場もあった。酔っぱらってボーリングをして、200アップしたこともある想い出の場所だ。もう一つ、生涯で一度だけマッサージを頼んだことがある。よっぽどくたびれていたんだろう。内線電話で確認すると女性が来ると言う。あまり年齢は期待しなかったが、意外と若い人が来たのだった。手を揉んでもらっているうち、近くのおみ足に勝手に(ここが大事な所)触れるのだった。すかさず「お客さん、力抜いて下さい」とやんわりたしなめられるオレだった。すんません、軌道修正します。

 ナビに従っていくとなんやら鉄道の上を横切ったり戻ったり複雑なのだった。こじんまりした店のショーケースにはウインナーの他にハムやベーコンなどが置いてあった。ここの店の特徴は、添加物を極力減らす工夫をしていることらしい。亜硝酸みたいな、味を損ねる物質は最小限にしているらしい。着いて物色していると電話が鳴った。やはりメディアの影響は大きいらしい。しばらく待った。その間じっくり品定めができた。贈答セットも箱に入って積んである。写真撮ってもいいですかと聞くと「ちょっとー・・」というのであきらめた。おそらくこの規模では、たちまち売り切れになるだろう。そう思って午前中に着くように行った。オレも来てほしくない客の一人なんだと悟った。露骨に嫌な顔はしなかったが、応対した女性が一人いるだけだった。

 味は確かに違う。ギュッと肉が詰まっていた。自然派だから優しい味を想像していたが、ペッパーが効いたパンチのある味だった。何しろ噛みごたえがあって、こんなに肉が入るものなのかと思った。これから暮に向かって、忙しくなることだろう。試したい方は、先に電話で確認することをお勧めします。

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STAP細胞があると困る!?

2014-12-18 19:44:02 | 日記・エッセイ・コラム

 この件に関しては、どうもすっきりしない。小保方氏が理研に丸め込まれたのでは、という大胆な仮説、都市伝説があっても不思議じゃない気がする。あれが存在したら、かえって日本が困るんじゃなかろうか。せっかく作り上げたiPS細胞によるプロセスが無駄になるのじゃないか。山中教授の功績が比較された他に、日本の専売特許が共著者のいるアメリカに渡る可能性も。そして産業として徐々に進んできた段階が一気に飛び越えられると、関わった企業がバカを見る。動かない足が簡単に動くと誰が損するか。医療にも革命が起きてしまう。製薬会社が儲からない。既得権益が失われてしまう。

 ひとつ殻を破るというのは、大変なエネルギーを必要とする。これ以上医療が進歩したら、超高齢社会どころか人が死ななくなるかも。そこまで考えるとむしろSTAP細胞は、「ない」方がいい。なーんてことを空想しているんです。

 マスコミの「必殺手のひら返し」のバッシング。上司の笹井氏の自殺。何かがあったんでしょう。自殺するほどの理由が。だから今後の小保方氏の発言が気になる。あっさり、理研に同調したら、かえってわたくしは怪しいと考えます。

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ホワイトアウト議論

2014-12-17 15:35:06 | 日記・エッセイ・コラム

 とくダネが、北海道にレポーターを送ってまで中継した「吹雪」の議論が面白かった。

                                                (冬将軍様ご到着前)

 しきりにホワイトアウトという言葉を誰もが使うのだが、誰か女性キャスターが「前が見えなくなる」という表現をしたら小倉が、前どころか後ろも横も見えないんだ、と強調していた。そのとおりだ。彼は秋田の生まれだが北海道も良くドライブするらしい。おそらくイメージは、道産子に負けないのだろう。私は北海道をドライブしたことはないから、大きなことは言えない。

 しかしある厳冬の時期に、秋田市の県庁へ向かうメイン道路の通称「臨海」で信号が見えない程の吹雪に出会った事がある。時折見える信号が、赤に変わったのでようやくのことで信号手前で止まることができた。すると後ろの車が突っこんで来て、オカマを掘られた。ブレーキを踏んだが、間に合わなかったらしい。そのドライバーは女で、オレより年上に見えた。ちょうどガソリンスタンドがすぐだったので、そこへ移動して車をあらためていると、開口一番「何ともないでしょ」ときた。相当手馴れているか、しょっちゅう事故っている女なんだろう。オレの車はマツダのハードトップでしかも真っ赤で、白い車に比べたら識別が段違いに見分けやすいはずだった。当時のマツダ車は国産車では丈夫な方だった。おかげでどこも凹んだあとはなかった。だから名刺をもらって別れた。

                                                 (冬将軍様、ご到着)

 お互い家が近いことが分かったからか、会議の時間が気になったのか、オレには油断があった。その後、かなり経過してからある雨の日、トランクを閉めているのに雨漏れしている事が分かった。車体の骨組みは丈夫だったが、フレームがわずかにズレていたのだ。

 予期しない追突では、頭が振られて軽い脳震とう状態になり「ボーッ」とした状態になることがある。自分では正気だと思っていても、そうでないことがある。そんな状態と自分の甘さを思い知らされ、その女のことは忘れることにした。そういう風にいろんなことが起きるから、冬道は好きだ。特にスキルが要求される吹雪の日は大好きだ。

                                                (冬将軍様奮闘中)

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女王卑弥呼の候補はいる、それは壇蜜!?

2014-12-17 06:26:09 | 日記・エッセイ・コラム

 ゆうべ寝ながら考えた。今の日本に卑弥呼はいるか。例えば小渕優子は候補ではある。いかんせんカリスマ性という意味では、まだまだこれからの実績次第だ。その点、すでに絶大なカリスマ性を持った女性がいる。それが壇蜜だ。彼女は、いやもう女王様と呼ぼう。女王様はしかし皇室に失礼か。姫にしとこうか。姫は意外と教養もある。ご本人の意思はこの際あまり重要ではない。これを担ごうという人間がどれだけ多いかに掛っている。下で支える人間が多いほど、その人物は地位が上がっていく。地位が人を作る。だから何も問題はない。重要なのはブレーンだ。菅長官のようなブレーンが必要だ。この関係は重要だ。「姫、おイタも、ほどほどになさいませ」と言えば「分かった、ジイの言う通りにする」なんて光景が目に浮かぶ。姫に自民党の体質が合わないなら、ヘッドハンティングすればいい。その際、ネットワークが物を言う。ホリエモンのような、ネットに精通した人間が情報を発信して、賛同者を集めれば必要な金はすぐに集まる。もっともクリーンな政治を目指すなら、必要以上に金を掛ける必要はない。巷で流行のオレオレ詐欺の資金が、こういう所に流れてくるなら理想的なんだが。

 姫には脇を固める人材が不可欠だ。これも内外で人気のアーティストかモデルなんかいいだろう。キャリーパムパム痛て、舌噛んじゃた。あーいうカリスマも心強い。しかしオツムはどうなんだろう。モデル経験豊富な加藤夏希なんかは、NHKにも出てるし頭いいかも知れない。しかしどうして秋田出身ばかり浮かぶんだ。これじゃ、票が割れちまう。こういうカリスマモデルを総動員して「日本ファッション党」を作ってもいい。党名らしくないというなら漢字で「日本不破処党」これなら共産党員も取り込める。応援演説には地方出身のキャラクターも登場願おう。正義の味方、超人ネイガーだって下心はあるだろう。性技の味方、なーんちゃって。あー、そういえば加藤鷹先輩もいるじゃないか。秋田県は人材豊富だなあ。

 これを今回の選挙前に考えつくんだったなあ。しかたがない、2年後を目指そう。それまで壇蜜の旬が、落ちなきゃいいんだが。

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