最近知ったのですが、「おにぎりあたためますか」という番組があります。北海道テレビ制作のバラエティで出演者は大泉洋、戸次重幸、佐藤アナ。全国制覇の2周目に入り、秋田編を見ています。
それの角館の回で、いなほ食堂の「がっこ懐石」が出て来ました。存在することは知っていましたが、あまり美味しそうに食べるので、行ってみたくなりました。
いぶりがっこをメインとする9品のおかずに、いぶりがっこ丼と吸い物が付いて、さていくらでしょう。
戸次は2800円、大泉は4000円と出しますが、そんなしません。ランチですから。佐藤アナの1500円が正解です。秋田人はそれでも高いと言うでしょう。たかが「がっこ」ですから。
しかし値段はその価値で決まります。想像を超えて美味しければ、それで1500円の価値はあります。見ていると美味しそうなのです。
いぶりがっこの天ぷら。佐藤アナ、突然笑い出します。温かくて思いの外、面白い味だったようです。
納豆といぶりがっこ。同じ食卓に上ることはあっても、同時に食ったことはありません。
良く合うようです。そしてアルコールが欲しくなります。
日本酒とのマッチングが悪かろうはずがありません。戸次はクイズとじゃんけんに負けて、においだけ。
隣でスーハー、スーハーするもんだから、大泉が気になって仕方ありません。懐石を食って、お酒の匂いを嗅ぐ。これを繰り返して、過呼吸になるほど一人至福の境地に浸っています。
いぶりがっこの甘露煮も好評だったし、一度チャレンジしてみたくなりました。車で行ったら飲めないにしても、味は確かめなければね。地元秋田の人間として。まだまだ我々の知らない世界があるのですね。