松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

あてにならない、人間の感覚器官。

2017-01-02 14:40:30 | 日記・エッセイ・コラム

 またこの季節がやってまいりました。人間の五感がいかに不確かなものかを思い知る、恰好のバラエティ番組が「芸能人格付けチェック」なのでございます。

 誰も高橋秀樹を責めることはできません。三田のおばちゃまが悪いのです。GACKT様の怒りも分かります。ホリエモンが、でたらめで生きているからです。それにしても真剣でしたね。ホリエモンが自己崩壊し、悩む姿はなかなか見られません。バラエティの怖さです。

 まさかフカヒレが春雨になり、ふぐがカエルになるとは。それを見抜けないとは。一度、疑心暗鬼に陥ると、深い闇にハマってしまいます。考えたら負けです。どう見ても、幹のどっしりした松の盆栽が高そうに見えるのに、あまりにも王道過ぎるので、ふと疑ってしまいます。それにお菓子で、あの細い松の葉をびっしり表現するのは、無理があるでしょう。

 私は総額28億円の三重奏、当てましたよ。年のため、高音域は聞こえないからバイオリンの音色は、はっきり言って分かりませんでした。しかしチェロの、ふくよかな倍音の広がりを感じさせる厚みのある音は、非常に耳に心地良かったのです。

 ジャズバンドも自信ありませんでした。ただ、三連符と言うのか、三つの音が並ぶ非常に大事なパートの繰り返しで、真ん中の音が聞き取りにくいと感じたのがアマチュアである大学の方でした。乃木坂の3人は健闘しましたよ。神がかり的な3連勝でした。若い感覚器官は本物を見分けることができるのか、と感心しましたよ。

コメント
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