棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

法事・宴会・二日酔い

2010-04-19 09:44:52 | 山郷の暮し
土曜日は亡父37回忌・母13回忌。そして義姉の23回忌の法要を一まとめにする。スルといっても末子の私は、焼酎をバックに忍ばせての出席。
久しぶりに会った縁者は、昔は青年・なでしこだったが、みんな孫連れたジジ・ババ。変わりに元気まっただなかの、お母さん・お父さん。
法事の後は旅館泊の、30人近い宴会。
涙ホロリの神妙なご挨拶タイムが解けた瞬間、飲めや歌うの馬鹿騒ぎ。
貸切の宴会場も囲炉裏が並び、ムードは悪くなく「もういいかげんにしたら」と、まかないのオネーサン(??)がいいそうで、ウンジャーマー部屋でつづきのイッパイ。
朝飯時期にまかないのオネーサンが「久しぶりに賑やかな宴会でした」と、張り合いがあったようですが・・・。
昨日は、さしもの私も晩酌はひかえました。

春の雪・色・光

2010-04-17 09:24:57 | 山郷の暮し
寒さに目が覚め、あわててストーブをつける。カーテンの隙間からは、白々とした光が射し込んでいる。
「今朝はお天道様を拝めるのかナーー」と開けば、寒々とした銀世界。 
6時頃でマイナス3度。雪積は10cmはある。
サクラもチビクマも「トウチャン!!サンポ!!」とはならず、おしっこを済ませたらサッサッと帰ってきてしまった。
光にようやく温かみが加わった8時頃に散歩にでる。
美しい。真冬の雪景色とは異なった光や色。なんといっても真っ白な下に、緑色や暖かな色が隠されている。
真冬の茶色や黒白のベースとはぜんぜん違う光と色だ。
この自然の妙味を、しっかりと脳裏に焼き付けねば・・・
サクラの花に冠った雪が、桜色に染まり、品のいい桜餅みたいだ。
灰色の空も次第に紺碧の空間が広がってきた。
今朝は、昨日までの寒い春と違って、今まで気がつかなかった光の美しさに見入っている。
私の写真技術では表現できないのが残念
 

不順な春ですねーー

2010-04-15 09:08:17 | 山郷の暮し
ビンビンと波動をかんじた夜明け前の寝床。パチッ!と目覚めてしまった。
コンナ朝は陽光があふれる快晴日が多いのだが、光はひかりでも花雪の輝きである。
満開の桜のようでこれはこれで美しいのだが、なんだかお花がかわいそう。
花見時期での雪はかならずしも珍しくは無いが、この低温は農業にはコタエそう。
「ことしゃーエレージ」という心配の声もあがってきました。

野良仕事が始まった昨日

葬式仏教

2010-04-14 09:06:29 | 山郷の暮し
我が家の桜開花宣言をした昨日。気温の上昇で爆発的に満開になってしまうのかと思いましたが、今朝の風は冷たい。花も元気が無い感じだ。
先日、葬式の後に市内の銭湯による。
午後一の銭湯を楽しむご隠居連でケッコウ混んでいた。
しわくちゃな背中にお灸の跡や、湿布が張り付いていたり、葬式の後だけに、このジッちゃん連もまもなく・・・、と思ってしまった。
隣のジッ様が「若い人はイイネーー」と言われ、最前私が葬儀に参列した本当に若い連中に「若いときに人の死を観ることはきっと役に立つ」と言ったばかり。
葬式仏教と言われて久しいのですが、世代は変わり、葬儀への思いも風習も変わっていきます。
形式的な葬儀のたびに疑問を感じ、オレのときはこのようにしてほしくないといつも思います。

桜の開花宣言

2010-04-13 09:38:13 | 山郷の暮し
昨日は一日中雨降りでした。ぽつんと開いた桜の花がずぶ濡れで、なんとも哀れな姿にみえました。
今朝は春の光を浴び、そよ吹く春風に雨つゆをはらっています。
定点観測をしている枝の蕾が、5つ以上開き「開花宣言」をいたします。
例年と特に早いといえるほどの開花日でもないが、思わせぶりな天候の変化に、ナニカ今年ほど開花が待ちわびたことも珍しい。
我が家の周りが、桜の花一色になるのももうまじかです。
写真は春の香りが立ち上る散歩道。歩きたくなるでしょう・・・。

ずぶ濡れの桜

朝日に輝く雨露・・爛漫の花のようです

要するにアルチュウ

2010-04-12 08:34:54 | 山郷の暮し
今朝は雨降りで散歩は中止。賢犬サクラもオシッコをすませたら、サッサッとかえってきた。
桜の花も数えられる程度しか開いておらず「開花宣言」チョット前というところ。

飲む酒はもっぱら泡盛か芋焼酎。出来ればアルコール度数の高いほど美味く、年中お湯割りである。
70度くらいのお湯割りですが、お湯に焼酎をいれるか、または焼酎にお湯を入れるか・・・と、味が違うそうです。
まーーそこまでこだわってはいないが、できれば魔法瓶にいれ一晩ねかせたほうがまろやかでもっと美味くなる。
これは芋焼酎の本場・薩摩の居酒屋で教わったこと。毎晩このサイクルでいけばいいのだが、つい飲みすぎてしまう。
昨夜は在庫の焼酎が一滴もなく、仕方が無く「肝休ナイト」にしようと思ったが、正月にいただいた日本酒を思い出す。ナントカなるモンデス・・・

日本酒は確かに美味い。焼酎にはない粘っこい味は悪くは無いが、口に残る甘ったるさはナントもイヤだ。
一晩で一升というわけにも行かないから、今夜も其れを飲むがやっぱりのみすぎてしまう。
「焼酎のほうがすっきりしていいなーー」といっても、酒は何でもいいのだ!!
酒の種類ではなく、要するにアルチュウなんです。 

優しい言葉

2010-04-10 09:16:38 | 山郷の暮し
松本城をかこむサクラは2-3分咲というところでしょうか。
今日の好天で見物客でにぎわうことでしょう。
我が家のサクラも、今日あたり開花するかもしれません。

朝の散歩で、農家の庭先に咲いている、水仙の輝きに思わず見入ってしまいました。
昨日も観てはいましたが、今朝は喜びに叫んでいるかのような、生命力をかんじました。
「仏様にあげようと思ったケンド、あんまり綺麗なんデ、かわいそうで切レーズにいるわい」
ふりむけばオバアチャンががいる。
「写真だけ撮らせてね」と・・・。

花の谷になってくれるのもまじかでしょう。
今朝は、その御婆さんの言葉がとっても気持ちよく聞こえ、いい一日になると思います。

たいしたもんだ・サクラ

2010-04-09 09:21:23 | 山郷の暮し
まだ調子ぱずれですが、だいふけうまく鳴くようになったウグイス君。
風は昨日の冷たさが含んでいますが、春の流れになってきた。
耕運機の音が谷にこだまし、活気の在る雰囲気になってきました。
3日ほど前、猫のチビクマは喧嘩でもしたのでしょう、耳のわきをバッサリと切られてしまった。
しばらく動きもにぶく食欲もなかったが、サクラお母さんがペロペロと看病し、すっかり元気になって今朝は散歩についてきました。
いつものことながら、サクラはたいしたもんです!!!



後になり、先になりしながら必死でついて来るチビクマです。
背後は散り始めた梅の花

思わせぶりな陽気です

2010-04-08 09:00:16 | 山郷の暮し
一気に暖かくなった6日は松本城公園の桜開花宣言でしたが、翌日は木枯らしのような冷たい風が吹き荒れる。
花冷えをとおりこして完全冬仕度だ。
今朝は冷気が流れる冬の晴れ日のような、スカッとした光だ。4月にはいって手袋をしながらの散歩の記憶は無い。
我が家の桜は、ようやく蕾の先がピンク色になりだしたが、例年一番先に開花をする枝も寒そうに震えている。
家から車で10分以内で娑婆に出れば、学校・文化会館などがあり桜並木がいいところ。
特に小学校のグラウンドを囲む桜は開花も早く、また花もいいのだが、昨日見たが、ところどころ開いていただけだ。
今年ほど、思わせぶりな気温変化も珍しく、結局は遅めの花の季節になるのではないだろうか。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本