棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

個展の準備

2010-04-07 09:22:34 | 山郷の暮し
今年の7月26日から松本市美術館にて、個展をすることになった。
タイトルは仮題ですが「終戦65周年--人類の愚行を描いた40年」です。
私の青春時代は、1960年代のベトナム戦争が真っ只中でした。
それ以後堪えることが無い戦争・紛争・差別などなどは、人類の最大の愚行だと、時々のそれらをテーマに創作をしてまいりました。
思想性の強い作品は、美術界ではあまり歓迎されず、当然それらの作品はお金にはならない。
しかし、其れは其れとして、尽きることの無い争い-戦争を告発した作品を制作し続けてきた40年でした。。
ズート以前から、終戦60周年か65周年にまとめて発表をする思いできたのです。
其れは私の年であり、新たな脱皮へのタイミングだと感じ、今年7月の個展に向けて一気にテンションを上げているのです。
写真は自画像製作---不動明王を描く私


芽吹きのように

2010-04-06 09:24:38 | 山郷の暮し
今年最初の本格的な製作に向けて、若芽が吹き出してくるように、テンションを上げてゆくために、コマゴマしたことをヤラナイことにしだす。
シダスとは、いきなりそおならないので準備をしなくてはならない。
時にはこの準備期間で作意がしぼんでしまうこともあるが・・。
けっこう繊細な神経をしているのですヨ。

若林議員辞職話のつづき

2010-04-04 09:26:54 | 山郷の暮し
薄氷が張っり、ヒヤリとした空気が流れる。
玄関を開けると目の前にある桜は、まだまだ開花しそうもない。
それどころか、私の頭とおンなじボケの花が咲いていない。いつも、春一番に咲き誇り、ご近所からお褒めを預かる唯一の盆栽である。

昨日に続き若林議員辞職について地元NHKニースから・・・。
「当然ですね。笑い草ですよ」「地元としてなにか恥ずかしい」と手厳しいが、当たり前の発言。
「息子さんの選挙に影響しなければいいのですが・・・」と、これはまだしも、
「いやーーいさぎよくて立派じゃーないですか」となってしまっては、日本人の一番ダメな「いさぎいい」というケツの拭き方だ。
ふっと、ルース・ベネディクトの「菊と刀」の日本人の精神構造に触れた話を思い出した。

笑っちゃいます!!

2010-04-03 09:00:16 | 山郷の暮し
昨日は雨が上がった午後、お日様が射すと、待ってましたとばかりウグイスが鳴いた。
今朝、ウグイスに「行ってコイ!!」と気合をかけられた。

青チャンがオシッコにいっているあいだ、ボクチャンがボタン押しておいたからネ」
「ありがとう若チャン。だけどチョット・ヤバイんじゃーないかなーー」
「???ボクたちみんな同ンナジだもの。親切のつもりだったんだけど・・・。魔がさしたのかなーー」

若林議員は長野市を中心とする北信地区の選挙区で、私はまったく???のオッチャン。
自民党でこと在るごとに、リリーフ的に大臣を勤めた人のようだ。
ようだ・・とは、いったい何をしてくれたのかまったく記憶に無い。
年功序列の勲章的大臣役を当てはめてきた自民党内閣。実質仕事は官僚まかせで、事無くすんなりと過ごしてきた。
お手当てタップリ、引退後は息子に「三バン」を引き渡し、お家繁盛・保守大国。
まさに年功序列・長老政治のなりの果てのような茶番でした。

足踏みの春

2010-04-02 08:55:42 | 山郷の暮し
二月下旬の記録的な暖かさから「ことシャー春がハエーゾー」と期待したが、その後の寒さも記録的。つい3日前までは真冬の冷え込みだった。
それでも、今年は暖冬といわれるが、ここに来て我が家の桜の開花はさほど早くもなく、蕾はようやく先が白くふっくらとしてきた程度。
調べごとがあり、我が製作日記--芸術と其の生活--を見ると、2002年は4月2日に桜開花とデッカク書かれている。
さらに、3-4日前から鶯の鳴き声を聞き、浮かれ気分を満喫していた。
それに比べると、暖冬だといわれるこの春はかなり遅れている。

ときに、翌年の2003年は、今年とよくにていて寒暖の差が激しく、結局は桜の開花は15日以降になっていた。
ちなみに2006年の日記には、例年より遅く18日に開花宣言をし、23日には花見宴会を開催していた。
これはあくまでも私の家の桜の話で、松本市内はこれよりも5日ほど早い春である。今日は冷たい大雨降りで、一日続きそう。
今年はどうもパッ!!といきそうな気配ではない。

花の4月

2010-04-01 09:19:24 | 山郷の暮し
花咲く四月。みなさまこれからもヨロシク・・・・・
昨夜のオッ月様はまん丸なお顔が少しゆがんでいた。
真っ白な帯状に伸びた雲が、オッ月さまと追いかけっこをしていたが、一時間後には帯雲は東の方に移り、真っ黒な西空には雨雲が湧いてきた。
今朝は雨空だが風は冬の風とはちがう。大きく腕を振って歩いても、手が冷たくなるようなことはない。肩から荷物を下ろした気分。
今年の春は、いきなり汗をかくほどの日があったかとおもうと、先日の真冬日とめまぐるしい。
フキノトウのことはずっと以前に投稿したが、それからナントナク食べていなかった。
里フキのトウはもう食べれないが、山フキの芽はわずかだが残っていた。
散歩道には野カンゾウ(この辺ではコケコッコという)の新緑の芽がちょうどいい頃だが、私はあまり好きではない山菜だ。
ナズナももうじき採りごろになるだろう。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本