棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

春の雪・色・光

2010-04-17 09:24:57 | 山郷の暮し
寒さに目が覚め、あわててストーブをつける。カーテンの隙間からは、白々とした光が射し込んでいる。
「今朝はお天道様を拝めるのかナーー」と開けば、寒々とした銀世界。 
6時頃でマイナス3度。雪積は10cmはある。
サクラもチビクマも「トウチャン!!サンポ!!」とはならず、おしっこを済ませたらサッサッと帰ってきてしまった。
光にようやく温かみが加わった8時頃に散歩にでる。
美しい。真冬の雪景色とは異なった光や色。なんといっても真っ白な下に、緑色や暖かな色が隠されている。
真冬の茶色や黒白のベースとはぜんぜん違う光と色だ。
この自然の妙味を、しっかりと脳裏に焼き付けねば・・・
サクラの花に冠った雪が、桜色に染まり、品のいい桜餅みたいだ。
灰色の空も次第に紺碧の空間が広がってきた。
今朝は、昨日までの寒い春と違って、今まで気がつかなかった光の美しさに見入っている。
私の写真技術では表現できないのが残念
 

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本