棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

4-関西のオバハン・パワー・本願寺前にて

2010-05-22 06:22:08 | 山郷の暮し
3日ほど前から夏日ですが、先週などは遅霜注意報があり、京都でも上着が必要でした。なんとも不安定な天候がつづいています。
関西オバハン・パワーの続きです。

朝 本願寺の長い築塀と、色とりどりのサツキを映す掘割が伸びる美しい歩道を行くと、石橋の唐橋に見事な造りの「さぎ」がある。
あまりのリアルさに見いってしまた。と、首を振ったから「アレ! ほんものだ」とあわてて写真を撮っても少しも動じない。
よくまーここまで飼いならしたものだと思っていると、通りかけのオバチャンが突然話し出した。

本当は正しい関西弁で書きたいのですが、印象にのこった程度でごめんなさい。
この子なーー、あそこのボロボロになった寿司屋のオバーチャンが餌付けしたンネン。そやけどなーー寿司屋こけてしもーて、みんなどこかへ・・・
それからなー、この子ズーーと待ってんねん。わてらにはよーーなつかんわ。
だいたいなーー秋刀魚やりたくても高こうてよーーやらへん・・
加茂川に帰ればいいのに・・へたに餌付けしてもあかんわなーー」
とまーーそないなことを、機関銃のごとくしべっていきました。
そうそう、あのオバチャンのスタイルは全身ピンク色の衣装でした。(今から思うと、あのオバチャンこそ撮影すべきだった)
いやーー関西のオバチャンのエネルギーーはちかいますねー。
くどいようですが、関西オバハン・パワーーに敬服しているのです。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本