一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

軒の水平ライン、縁側、耐震等級3

2017年06月09日 | 新発田の住宅

新発田の住宅が上棟となりました



深い庇が印象的。この庇の下はグルッとウッドデッキの縁側になります。

軒の水平ラインがとてもキレイ



建て方は、天気予報を見ながら雨降り前に前倒しで作業し、屋根の防水まで一気にすすめました。
気転を利かせてくれた大工さんの対応に感謝です

建て方はまず、
テックワン工法によるフレームの組立てです。
(部材の断面欠損が最小ですみます)



屋根面の水平構面を厚い構造用合板で固めます。
(何度も言いますが、ココ大事)



室内側となる部分に防湿気密フィルム



高性能グラスウールの敷き込み
(タップリ、キッチリ敷き込みます)



その上にようやく本当の屋根をかけます。




ココまで来れば、雨も安心

屋根形状は東屋と同じ棟が一点に交わる方形屋根。
つまり平面的にほぼ正方形の間取りとなります。



まだフレームだけの状態ですが、この状態でもすでに周辺環境にバッチリ似合った佇まい。
外壁の雨板を張ったら、この数十倍は・・・
想像しただけで・・・ にやけてしまいます



ご覧の通りの平屋です

警察や消防署、避難所などと同じ耐震等級3をクリアしています

だけど、開放感は抜群の家になります

も~楽しみでしかたありません



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ワイルドな素材、インダストリアルデザイン

2017年06月06日 | 見附のリノベーション

見附のリノベーション現場
工事はいよいよ後半戦、少しずつ仕上がってきました。

仕上げとは言え下地の様な仕上げ材。
超ワイルド 



天井は構造用合板、ハンコ付きをそのまま使用。
黒く塗られた鉄骨フレームとの相性抜群





ゲタバコだって、構造用合板。
この家では、これでいいのだ



お風呂の中なんて何とガルバリュウム鋼板
ここに船舶照明が付きます。



床板は超幅広のワイルドな木目のパイン



物件がもともと無骨な鉄骨倉庫なだけに、
これらのワイルドな素材がとても自然にマッチ

いまどきのインダストリアルデザインが
リアルに表現できています。

来月早々にオープンハウスが出来たらいいな~
と、考え中です。



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