小針の住宅です。耐力面材を張っています。
これは、MOISS(モイス)という商品。
通常の筋かいを入れ耐力壁とする工法とは異なり、耐力面材を使った場合
外周部の壁の中が空っぽですので、断熱材を切り込むことなく、隙間のない充填が可能です。
更に、この耐力面材 MOISS(モイス)がスゴイ!
耐力壁の強さを表す壁倍率が高く、地震に強いのはもちろん、
火災にも強く、これを外周部に張ると 外壁材の選択がフリーになります。
つまり、木の外壁やガルバリュウムの成形品など何を使っても、防火構造をクリア。
(普通は、石膏ボードを張るか、既製品の○○サイディングなど使わないとクリアできない。)
また、天然素材からできていて、調湿効果もバツグンなのです。
廃材などは、床下やゲタバコに入れると、調湿・消臭効果も期待できるほど。
さらに、透湿性があるので、壁外周部に張ってあるMOISSが壁の中の湿気を
外部に排出し壁内の結露を防ぎます。
また、無機質ですので シロアリの心配も不要。
最後に、気密性が合板や石膏ボードなどよりも100~1000倍も高いのが特徴。
当社も採用しているボード気密工法に使うには
もってこいの素材です。
ここまで、良い事づくめだと、さぞ高いのでは・・・
確かに、他の面材と比較すると、ちょっと高め。
しかし、メーカーさんや建材屋さんに、大変ご協力を頂き
当社では、標準採用が可能になっています。
ここ小針の住宅では、内装材にも 全てこのMOISSを採用。
内装用のMOISSには、更に珪藻土が配合されていて
調湿効果が更にアップしています。
床面積32坪のコンパクトな 小針の住宅でも、使用される
耐力壁と内装の壁や天井材は、全部で4トン以上。
この全てに、天然素材のMOISSを使うことになります。
採用する素材を吟味し、こだわりのある選択をすれば、
高性能で、健康で、快適性の高い住まいが可能になります。
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