この日曜日に、上越市の長谷川興業さんへ行ってきました。
Q1.0(キューワン)住宅を見に行くために。
技術本部長さんに、直々にご説明いただきました。
貴重なお時間をさいて頂き、誠にありがとうございました。
このQ1.0とは、Q値(熱損失係数)のことで
見学した建築中の住宅は、1.327 [W/㎡k]
1年間の暖房用灯油代のシュミレーションが、
44坪の住宅で、なんと 39,500円 !!
この新潟では、ちょっと考えられないくらい低額です。
断熱性能は、大雑把にいうと次世代省エネ基準の倍の性能です。
壁には、約200ミリの高性能グラスウール
天井には、約400ミリのセルロースファイバー
開口部は、木製サッシ+トリプルガラス
細かい納まりも、「ここまでやるのか~」っていうくらい
徹底した物。
私はずっと「すごいですね~」を連発してました。
これは、単に快適性のためだけに
性能を向上させているのではなく。
二酸化炭素の排出量を1/2にする目標があります。
昨今の高断熱高気密の住宅では、
結露やヒートショックを防ぐためにも
全館暖房があたり前です。
が、しかし 中途半端な高断熱・高気密では
逆に、暖房費が増えているのです。
暖房エネルギー、二酸化炭素を1/2にする。という
明確な目標の このQ1住宅の様な建物は
今後、地球環境を守っていくには
不可欠な物になっていく事でしょう。
いや、今後ではなく今すぐにでも始めなければ
いけないのかも知れません。
我々住宅を提供する側は、常に環境を考えた住宅を
お客様へ提案していく責任が、大いにあります。
また、いかなるローコスト住宅においても
このような 基本性能はシッカリと備えた仕様を
提供していきたいものです。
例えば、我々が 一軒 低性能な家を作ると
その家は、数十年間 二酸化炭素を垂れ流し続けるのです。
ものすごく 責任重大です。
一軒どころか その低性能住宅を量産している
ローコスト住宅メーカーもいますが・・・
いかがな物でしょうか?
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