新しい現場がスタートします。
まずは「地ナワ」
建築する位置をナワで示します。
敷地は、前後で約1mほどの高低差があります。
道路側前面より敷地の奥の方が低くなっています
敷地の奥が高くなっているパターンはよくありますが、今回はその逆パターン。
ちょっと珍しい立地条件です。
さて、どんな間取りが考えられるでしょう・・・
この個性を活かさない手はありませんね。
当然、すでに設計が終わってます。
詳細は、またの機会にご紹介させて頂きますが
高さを抑えた大屋根の家になりました。
2階建てには見えない低さ
実際に、道路地盤面からの高さは1.5階建て位しかありません。
軒を低く抑えて、安定感のあるプロポーション。
さりげなく、自然に、やさしく、ひっそり佇んでいる感じがイイ。
間取りは、構造計算が難しいスキップフロア(風)+大屋根構造ですが
今回も耐震等級MAXの3をクリア
ちょっと難しい話ですが・・・
グレー本でいういわゆる「大屋根を有する建築物」として構造計算してあります。
1、2階の屋根をつなげる大屋根構造は、モデル化さえ適正であれば、
力学モデルで一体の建築として考え、許容応力度計算すればOK。
普通に下屋のある2階建てと、ほぼ
(いや、やっぱり・・・ 厳密に言うと力の流れ方は違います。)
また、この付近はとても自然豊かな地域で
造園屋さんも多数ある山手通りの好立地。
道路反対側の南面には、こんな森が・・・
トトロが住んでそうです。
毎日こんな景色が見られれば、もうそれで十分
この土地に決めた時点で、住まいづくりの半分以上が成功したも同然ですね。
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