「石上のゼロエネハウス」が着工しました。
しばらくぶりのブログ更新なので
ダイジェストで進捗状況をご紹介。
とてもお天気良い日に地鎮祭をおこないました。
地盤は柱状改良工事でしっかり補強しました。
そして、現在基礎工事中です。
根入れが深いので、不要な残土がいっぱい出ます。
「石上のゼロエネハウス」は、ハイスペックな省エネ性能である事が「住宅のゼロエネルギー化推進事業」で認められた住宅なのですが、それとは別に「長期優良住宅」の認定も取得していますので、省エネ性能以外に耐震性や劣化対策などのレベルも一定レベル以上である事が認められています。
「当社は○○工法だから、地震に強い」や、「○○断熱だから快適」だとか、「○○材を使っているから長持ち」などなど営業トークやパンフレットではありがちなセリフですが、それがどの程度のレベルなのか一般の方には比較検討ができません。
さらに 快適に長く住まえる住宅に大切な「耐震性」「省エネ性」「耐久性」「維持・更新の容易性」など多岐にわたる項目をムラなくどの程度のレベルなのか確認する事は、一般の方ではまず不可能です。
話上手な営業マンの説得力や、きれいなパンフレット、違う条件のもと比較された数値などを、そのまま信じるしかありません。
しかしながら、国が設けた長期優良住宅の認定を取得してもらえば、一定レベル(けっして高いレベルではないんです。)を、クリアしているかどうかの一つの指針になるはずです。
申請費など(20~25万円くらいかな)少々かかりますが、これから一生住む事になる自分の住宅のスペックをハッキリさせる事は、とても意味のある事だと思います。
ところが、最近 大手のハウスメーカー数社からも、一級建築士のなりすましや、構造計算や認定書の偽装などなどたくさん発覚しています。 (ダレモ、シンジラレナイ)
資格のない建築士が設計したり、認定が取れない様なつくりで建てられた住宅は、その後 誰が責任をとる事になるのでしょう? 結局は、建て主さんが一番つらい思いをしなければなりません。
今では、様々な工法や材料があり、何が良くて何が悪いか判断に悩む方々も多いかと思います。
現段階では、とにかく今ある基準、長期優良住宅の認定・フラット35の適合・各種補助金の要件などといった公の基準などをうまく使って、ご自身の住宅の安全性や快適性などをシッカリ確保しておく必要がありそうです。