一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

猫と暮らすコートハウス 構造

2011年08月06日 | 猫と暮らすコートハウス


見附市の猫と暮らすコートハウスが上棟となりました。



構造は、地元見附のタツミさんのテックワン工法。

P8030819

小屋の構造は、登り梁に24㍉の厚い構造用合板を張り

大屋根構造の水平剛性を高めます。

P8030810

その上に通気層をとって、本来の屋根下地を作ります。

P8040830

P8040844

屋根にはポッカリ穴があいているのが見えます。

プライバシーの確保された中庭部分です。



また、小屋部分は、登り梁を拝ませる事で、束(小屋の柱)をなくしました。

P8040832

水平梁の上を猫さんの廊下、キャッツウォークとするためです。

そのへの字の小屋梁の少し下にある、水平の梁の間を

写真の様に板でつなぐ事で、猫さん自由に往き来できます。



間取りもユニークなのですが、それを構成する構造自体がとてもユニーク

これでも、もちろん長期優良住宅の認定はクリア。



ランキングの応援お願いします。クリックしてね。

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ