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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

小さな秋見つけた!

2016-11-02 | 日記・エッセイ・コラム

 もう11月

本格的な秋の気配を感じるでしょ。

ちょっと今朝は冷え込んだ。秋というより「冬」を思わせる…

この冬は 長期予報によると厳しい寒さになるとか

年寄りにはちょっと苦手な冬になるのかも

そろそろ灯油の準備なんて…ああ、嫌だね。

 

午後から日差しが出て少し穏やかで動くとすぐに汗ばむくらい。

ちょっと隣町までの往復の際に、普段より気を付けて「景色」に目を

配って走った…。 

今川をみやこ町方面に走っていると、緑の中、白く 光って 揺れているのは

「すすき」 これが なかなかの景色です。 綺麗だなぁ~

かなり走っても その景色は変わらない…見事なものです。

写真に撮りたいんだが…

でも、車の量が多くて、道路の脇で停車する箇所がなかなかない。

運転しながらでは、ちょっと危険

 そうだ 帰り道 反対側なら なんとか止められそうな と、

走りながら格好の場所探し?

 

帰り道、気を付けていれば・・・また 「秋を見つけましたよ」

黄色い小さな 珍しい花を見つけました。

車を脇道に乗り入れ 田んぼの近くまで 歩いて…

その花は、田んぼの畔に沿って…咲き乱れていました。

 

 何て花だろう? その場では分からなかった…

 帰って調べてみたら

 「ヌマツルギク」 キク科の帰化植物で、原産地は北アメリカで多年草。

 繁殖力旺盛…帰化植物はどれもすごいですよね。

 この花は特に 近年、畔道に咲いているそうですが、 今日初めて見ました。

 太陽の光を浴びて 凄く綺麗ですよ。

 野の草、外来種にお馴染の「セイタカアワダチソウ」はもう うんざりするほどですが

 これは、なかなか見栄えがしますね。

 

 そして、気が付いたのが、刈り取った後の稲の切り株が、また芽を出して綺麗なこと。

 青々とした1枚と、

 すぐ隣は刈り入れが終わり 切り株だけが寂しく残っている1枚 

 秋を通過して「冬」の気配を感じさせますが

 どちらもいい絵になっています。

    

 まったく 「見方」ひとつで 景色も違ってくるもの。

 

 この田んぼを振り返ってみると ここにも「すすき」があった。

  山の黒と 息もぴったり?  油絵のモチーフにいいね。

 

次は 小さな橋の上で止まって 「すすき」を撮りました。

 (田舎道って こんなこともできるんだ) 川面に揺れた すすきが 動画だね。

 しばらく眺めていた・・・ 車も 来なかった。

 

 

 続いて、国道の脇から1枚 ガードレールを跨いで 狭いところから パチリ

 風に揺れる ススキの波が 銀色に輝き 見事なものです。

 どこか、ゆっくりと眺められる展望台? でもあれば これはこれで素敵ですよ。

  なんか 水彩で1枚 描きたくなりましたね。

 

 

  どうです、普段何とも感じなくて過ごしている 景色が

 「気を付けて見る」ことで、立派な景色に変身していく。

  だから 「感じるんですね」

  今は、秋の季節感を味わっている これも 「季節」からのプレゼントと 言ってもいいのでしょうか。

  

 こんな時は 重なるもんです。

 近くの友が、秋を運んできてくれました。

    「柿」に「蟹」

 どちらも秋の色と 秋の味覚が  もう季節感 100%

 いや、季節感で 満腹かな?

 送り主のセンスを感じます。 

 奥さんは芸術家、絵を描いていらっしゃるので色使いは心得ている?

  

  「ワタリガニ」 ご丁寧にちゃんと既に蒸し揚げたものを。

 そして 柿は 自宅の樹からの恵み物を…運んでくれました。

 まず 柿を口に…ほんのりとした甘み、カリッとした歯ごたえ

  

 その日の夕餉は、真っ赤な蟹の姿が、食卓の主役

 蟹の身も しっかりとしていて 味も良く 感激・感激

 この際、行儀は考えずに…手で千切っては食べる 最も美味い食べ方で。

 これが ほんとの 「か~に してね」ですぞ。

 肴が美味ければ、当然のこと いつもよりは 進みます。

 今宵は 燗を付けて日本酒で…もう言うことありません。

日本人って幸せですよね、「四季」があることでどんなに生活が楽しくなるか

 決して、「小さな秋」では ありませんでした。

 

 

コメント (1)
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。