黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

人生何が縁に繋がるか…

2020-10-21 | 日記
 驚いた!
 こんな奇遇が起こるなんて…

 昨日の火曜日 恒例の「火曜いきいきサロン」という地域の
コミュニティセンターで講演をしてきました。

コロナ禍の時節でしたが、皆さんしっかりマスク、部屋の喚起
会場の席は1テーブルに1人、その後ろは2人と並び 交互に
「三蜜」対策も万全。

講演終了後に、ランチタイムに初めて参加された方たちから
「お呼びがかかり」ご一緒させてもらいました。

 その参加者の中の一人が、私の高校時代の同級生のお姉さん。
いろいろ昔の話が出てきて・・・
現在、小倉で画家として活躍中との話・・・おやおやと弾んで~
機会があれば、お会いしたいなぁ~が、
 偶然にも、今日から北九州市門司区のギャラリー「オリーブの木」
で個展が始まるのだと・・・

 今朝、思い出して、先方の都合を聞こうと 電話を掛ける。
電話口から「女性ならではの、高い声が飛び込んできた」

 こちらの事情を話すと…覚えてくれていたよう~
 (時々、姉から あなたのこと聞いていたわよ) だって…。

と、途中ですが、今から、私、会場に行くバスに乗らなければならないから
との言。 
了解、またね・・・と電話を切った。 が、
個展は、25日までとか、予定のカレンダーを見つめ

「うっ、今日しかない」

電話? まだ 携帯お番号も聞いてはいない・・・

今度は、「ギャラリー オリーブの木」に電話し、彼女に繋いでもらい
 今日は終日会場にいるとのことなので、
 「じゃ、今から、行きます!」と、
あわただしく支度をして列車に乗る。

門司駅に到着  改札を出て~海岸側の通路を歩き、下りエスカレーター
         
  文字駅の看板を後ろに

 
 きれいなタイルの道をまっすぐ
交差点左には昔風のしゃれた赤レンガの建物
そこを左に曲がって 並木道を真っ直ぐ   

 そう、5分程度か… 
「ギャラリー オリーブの木

 今日が初日なのか・・・ すでにお客さんが入口からはみ出していた。
 いや、それほど大きくない場所で、
う~ん、会場としてはちょっと
 狭い感じだなぁ~。

 またまた微妙な・・・昨日お話をいただいた、本人のお姉さんが
また、ここでも偶然が重なったのだ…。

 彼女(本田さん)は、すぐに分かってくれた・・・
 でも、僕は、一瞬、頭の中を駆け巡り、昔の彼女の面影を必死に・・・
 いや、正直、変わっているのだ・・・
 でも、彼女が僕を理解してくれてているのだから~。

  昭和35年以来なんだもんね…指で数える? いや、計算してみると
 60年以上も前なんだ!  変わらない方がおかしいですよ。

 狭い会場、次々に、仲間や御贔屓の方たちが挨拶~
 こりゃ、 ゆっくりできないわぁ~・・・

 大急ぎで作品をカメラに収めました・・・これでゆっくり鑑賞とね。

会場で、作品展の案内状を
 その表紙絵がこれ。

 この絵は、最後にウズベキスタンを訪れたとき、今まで歩いた国が
 自分自身の内面で繋がりを感じた作品だと、本人は言う。

       「繋がる」油彩


  立ち話をしながら・・・えいやっ! て シャッターを次々に。
   説明は省きます~  
  あなたの イメージを 膨らませて下さい、「心象」ですよ。

    感性で、鑑賞して下さい。

         

         

         

         

         

         

         

         

          
     
 これっ! 絶対に、 カッパドキアのイメージだね。
  
 それでは、ここで 中東イスラムの匂いを少し嗅いでみてください。

         「アヤソフィア」
 

        
            大聖堂の中 
       
        
          繊細で緻密なモザイク画

        
          アヤソフィアのミフラープ
 

  これがかの 「カッパドキアだ!」

 4世紀ごろから、多くのキリスト教徒が住むようになりました。
しかし。、9世紀の頃から強まったイスラム教の圧迫から逃れるために、
岩を削った洞窟に教会や、聖堂、修道院を造り、ひっそりと信仰を深めて
いたと言われています。
    

        

        



  彼女、本田絃代 現在小倉で活躍中。

まだまだ穏やかだったころのイスラム国を訪れたときの心象風景を油彩、
グワッシユ・オブジェで表現した作品展です。

トルコやモロッコ、カタール、ウズベキスタン、チュニジアなどを訪れ、
モスク内外のタイルの繊細な装飾の記憶を手掛かりにイメージを膨らませて内なるものを抽象的に表現。トクニトルコのカッパドキアの林立する奇岩群の面白さから、今回の作品「妖精の煙突」は、ここから始まる。

        
 帰り道の風は~ほんに気分が清々しい…甘い香りが…
    青春って、やっぱり振り返って 思い出がなければダメだな。

    彼女は、ずっ~と、この道を持続できる力がある
     エネルギーとは、年齢には関係がなさそうだ・・・

    「好きこそものの 上手なれ」 だが、なんといっても

    踏ん張れる、何か?  それがキーワードなんだろうね。

  後期高齢者 諸君!  元気なうちは?   頑張ろう!

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。