黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

道端を歩くと植物園?

2013-09-19 | 日記・エッセイ・コラム

気持ちのいい朝です。

ちょっと家の周囲を散歩してきました。

ほんの200~300mの距離を。

田舎道はアスファルト舗装の一本道で毎日車で通る道。

左右の景色をゆっくりと見ることもなく取り過ぎる道。

今宵は「仲秋の名月」 夜空に煌々と満月が見られるようだ。

ふっと思い出した「秋を探そう」と。

何気なく歩いていては見落としてしまう秋を、見つけ出してみようと。

カメラを片手に歩いて見ることに。

草むらから始めました。

秋と言えば「曼珠沙華」(彼岸花)です。

そろそろかな? 案の状です。

この豪華で、強烈な赤が魅力です。

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秋の花では一番絵になる花。大好きです。

白も素敵です。優雅です。 品があります。

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少しばかりの畑と、果物の樹が植えてあるところ。

野菜の花を見つけました。

「オクラ」 こんなに綺麗な花です。

オクラの実、早く収穫しないと・・・固くなりますよ。

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もう終わりに近い「南瓜」の花

鮮やかな黄色がいいなぁ。

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ナスの花もありました。

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いい色していますね・・・・薄紫の花弁に黄色の芯

大きな葉に流れる葉脈がたくましい紫。

これなんかも、絵にするといいね。

少し歩くと・・・・可愛い真っ白な花が。

これって「ニラ」の花 かな?

茎を摘んでみると直ぐにわかりました。

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野辺の朝顔の花、枯れた紫陽花の茎に巻き付いて蔓を伸ばしていました。

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色変わりの朝顔も。

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清々しいですね。

どこから飛んできたのか・・・・この種。

今年の猛暑を乗り越えて、逞しく咲いています。

誰の手も借りずに大きくなった、そして見事に開花する。

一人くらい、誉めて、鑑賞してあげなければ可哀そうです。

もうすこし、歩きます。

農道の草むらに・・・小さな、小さな 花。

「ツユクサ」です。

陽が高く揚がるまでが見どころです。

この青空のような澄み切った「青」 

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水墨画の題材になる一つです。

葉の形が魅力ですし、蝶のような花弁、「青」と「黄色」の取り合わせ。

小粒ですが、力ある花です。

お墓の周囲に・・・・ある、ある。

整然と並んで、青空に向かって気持ちよく伸びていく。

彼岸花は、群れを成しているのが見どころですね。

こちらは、「赤」と「黄緑」の配色が強烈です。

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下ばかり見て歩けば、花壇の花より逞しい花ばかり、勢いもあるし、香りも。

人の手を借りないで育つ方が、花本来の個性が発揮されるのかもしれません。

今度は、目線を上に向けて・・・

秋と言えば・・・「柿」

いい感じですね。

路傍の柿なら、もうすぐ小鳥たちのデザートに?

嘴の跡が付かない前の姿は美しい。

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いろいろな種類がありました。

形は細長いの。

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丸いのも。

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どちらも葉が虫食いにあってました。

休耕田の中に植えられた柿の木。

この柿は、食べられることなく熟れた後、地に落ちる運命なのか?

すぐ隣に

「夏みかん」  まだ青くて固い実 もうすぐ色づいてきます。

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散歩で、道草を眺めながら・・・・道草食った。 結構楽しいもんです。

国道10号線を少し入った田舎道。

のどかで、静かで、自然の営みも、毎年同じように繰り返して。

秋を演出してくれる小さな、雑草や、野菜たちの姿でした。

どんなことでも、気が付けば新しい発見があるものです。


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。