黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

北九州でフジタに逢える

2013-09-03 | 日記・エッセイ・コラム

雨が降り続いている・・・・

午後2時過ぎに、電話が鳴った ♪♪

「今から北九州美術館に行きませんか?」

近くの友達からであった。

即座にOK!

行こうと思ってた・・・「レオナール・フジタとパリ」

支度もそこそこに、家内と一緒に車に(同乗させてもらいました)

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美術館から遠望・・・雨の為、絶景? でも、いい雰囲気の高台風景です。

エスカレーターに乗り、正面入り口へ。

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大きなポスターの入場口、 幸いかな、雨の為、館内は人もすくなく静か。

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入場券を買い、作品リストを持って、会場へ。

鑑賞するにはもってこいの条件です。

「藤田嗣治」についての説明はいらないでしょう。

美術愛好家なら・・・。

何と言っても、彼の絵の特徴は、やわらかい、押せばへこむような皮膚を通して

画のもっとも重大な条件である「質」を描くことにフジタは女性の肌の表現に適した

乳白色の絵画下地に、細かい墨の輪郭線を描くスタイルを確立させた。

なんと、それはベビーパウダー・・・・だった、可能性が・・・。

西洋の伝統と、日本的な感性を融合させ、その名声は世界的なものに。

特に、繊細な墨線、あれは、日本画で使う「面相筆」の線です。

油の絵筆では表現できないもの。 だから、基本は日本画家だよ。

しかし、日本人から・・・やがて、フランスの国籍を。 悔しいね。

でも、いつまでも日本人の画家として愛されている。

それがフジタの魅力でもあるか・・・・。

こんな素敵な作品を鑑賞できれば、文句なしだね。

「裸婦」 

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ロジータ・ド・ガネイ伯爵夫人の肖像

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「横たわる裸婦」

1900年代、パリは芸術の都、世界中から画家や詩人、音楽家、モデルたちが

集まり、幻術談義を繰り広げていた・・・。

そんな中に飛び込んだフジタは、ピカソ、モジリアニ・・・多くの画家と交流をし

自らの芸術を探求した。

もちろん、恋もし、結婚もし、別れも・・・芸術家は 奔放でもある。

いや、普通の人間の感覚ではないですよね。

「いい絵を描くには、恋も、愛も、真剣でなくては?」 かな?。

並みの感覚では、無理ですね・・・・だから巨匠なんだよ。

こんな生き方できたら、いいなぁ~・・・独り言。

作品数は、122点、1枚、1枚 食い入るように眺め、その素晴らしさに酔った。

また、彼の交友した画家たち。

ピカソ、ルソー、モディリアーニ、キスリング等の作品は傑作ばかり。

パンフレットにある。 うたい文句・・・

「北九州でフジタに逢える、至福の時」は大正解でした。

出口、心地よい疲れと、充実感が 本物に出会うのが一番!

芸術の秋に相応しい企画展でした。

先月の「草間彌生」も素晴らしかった・・・

再び、11月には、大分美術館企画の「シャガール」に逢える。

実り多い芸術の秋になりそう。

ウキウキ、ワクワクだね。

岡本太郎も吠えた・・・「芸術は爆発だ!」


気分を変えるのも・・・いいもんだ。

2013-09-03 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は大忙しでした。

姉のマンションにダイニングテーブル・セットが入る。

そのことに併せて、いろいろな雑事のご用命?を受けた。

かねてより、希望していたテーブル。

歳を重ねると、椅子に座ったり、立ったりする動作が「キツイ」と。

今迄のがローテーブルだったので、椅子も低く、立ち上がる時に・・

テーブルに腕を支えて立ち上がる。

良く言う、「どっこいしょ!」ですよ。

少し高めだと、それが解消されて、楽になる。

独り生活は、安全、安心の環境作りも大切ですね。

その他、掛け軸の架け替え、風呂の換気扇掃除、ベランダの鉢の土

・・・・高いとこ、重いもの、メカに関すること。

 どうしても、私の出番となります。

片付けも終わり、新しいテーブルも鎮座いたし、落ち着きました。

従って、以前のローテーブル(炬燵式)は我が家に置くことに。

持ち帰り、早速組立て、ご覧のとおりに。

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こうして据え付けるとなかなかのもんです。

ただ、足の長い方には・・・窮屈感があるかも? 

木製のテーブルで材質もしっかりしているのでリビングに重みもできました。

ちょうど、その前日に、季節の衣替え・・・のひとつ、椅子のカバーを秋冬用に

替えようと、注文してた品物が届いたところでした。

グッドタイミングに部屋の模様替えとなりました。

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椅子は、長年のお付き合いで、30年以上のものです。

これからは、少し、ソフトで、弾力のあるものをとネットで追いかけて・・・

ここでもラッキー・・格好のコブラン織のカバーを、お安くゲットできました。

やっぱり新しいものは気分がいいですね。

そんな夕餉には、刺身用で食していいほどの「ホタテ」をソテーしました。

先ずは、ホタテに軽く塩・胡椒して、小麦粉を振り、オリーブオイルに、ニンニク

鷹の爪で香りを出し、両面焦げ目をつけ、中はジューシーに。

付け合せには、アスパラ、人参、オクラ、エリンギ、パプリカ(赤、黄色)

、ピーマンをこれも焦げ目が付く程度にソテーします。

皿に盛り付け、ソースは、ホタテの残り汁に、白ワイン、水、砂糖、醤油、

バルサミコ酢を合わせて、煮詰めたものを。

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もう1品、サラダは、レタスを千切り、プチトマト、ハム、チーズ、茹で卵、パイン

を盛り合わせて、こちらはさっぱりと触感を味わう。

白ワインが喉を通過する・・・最高です。

これがいけなかった・・・・また、飲み過ぎて・・・ブログが1日 遅れてしまった。

まぁいいか、秋の宵は、酔いが早い? 

いい気分でした。


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。