オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

田舎蕎麦「孤峰」

2010-10-08 | Weblog

10/8(金) 今週は取材で出歩いているせいか、時間経過が早い。早や金曜日だが、取材の整理は勿論、お祭の準備・在京同窓会の用意etc手を付けたものの進んでいない。それに明日からは津軽での取材やイベント参加と落ち着く間がない。自業自得とはいえ・・・。

昨日、山形県東根市において田舎蕎麦専門店を開いた佐藤氏を取材。店の名は「孤峰」と云う。店名のとおり、我が信ずる蕎麦道を極める孤高たるべく励んでおられた。
                       

日本一腰の強い蕎麦(十割り蕎麦)を目指しているそうな。取材後食したが確かに硬い。一般的には蕎麦を啜るとか手繰ると表現されるが、ここの蕎麦は『噛む』蕎麦であった。メニューは、もりそば・板そばと、この二品をセットにした「合いもり」が中心。これに鴨せいろ、天ぷらがある。
                    

そばの長さは、もりが40cm・板そばが45cm、何れも正方形に奇麗に切って行く。一人前は、東京辺りの一般的な店の倍の量とか。板そばの太さは割り箸を割った大きさ程である。この一本の麺で90g(卵三個分)の重さを吊っても切れない。それだけ腰の強い蕎麦。
                       
                           もり蕎麦

十割り蕎麦でありながら千切れない、北海道浦白産のボタンそばの新そばの香りがたつ打ち立てを、手間暇かけた汁と吟味された器で頂戴できたのは幸せな気分であった。が、帰りの飛行機の時間が迫り、最後はあたふたと『孤峰』を辞去した。

 果樹の里

東根市は果樹の里としても良く知られている。ここのサクランボは余にも有名、最近では小学校の名前でも新聞紙上を賑わした。他には、ラ・フランス、葡萄・リンゴ等色々とある。
                       
孤峰の取材に先立ち、朝のうちに市内から山郷に向けてロケ。果樹園の写真を撮った。時期的にはリンゴとラ・フランスには少し早いようだ。早稲種は出ているが、最盛期には遠い。

                    

家人の友人が此処で半農の家に嫁いでいる。ここ数年は、其処に頼んでサクランボを調達しているが、美味い!とてもスーパーでは買う気にならない。難は、収穫量が少ないとのことで多量の入手ができない。

飛行機の窓から覗くと、果樹の畑が広がる様がよく判った。果樹の里であった。


今日の午後は、目の見えない人をアシストする活動がテーマの取材。ゆいの会「新聞リーディングサービス」の方と、盲人ランナーをサポートするウルトラマラソンの第一人者との対談取材となる。さて、どんな話が聞けるだろうか・・・。

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