オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

森のイスキヤ

2010-10-13 | Weblog
10月9日土曜日、岩木山の麓の木村秋則さんの林檎園で色付いたリンゴを観た後「森のイスキヤ」に向かった。生憎と雨が降り出した。

岩木山の麓、嶽温泉から湯段温泉へと一直線の下りの道が続く。途中にある湿原には春、水芭蕉が咲き雪解けの水が流れていた。今は萱や水芭蕉の茎が生い茂っていた。雨のなか水辺の散歩道から岩木山を撮る。桜の小木が早や色付いている。

                      

約束の時間より早いが、雨が強くなりそうなので「森のイスキヤ」を訪問。挨拶もそこそこに、周りの撮影をさせて頂く。十数年前「地球交響曲第二番」で写っていた白樺の木も大きくなった。建物正面の軒先にあった鐘も鐘楼が建った。

                       

宏さんが、カメラマンの杉田君に建物北側の階段を指して「4月、あそこに積もっていた凍った雪の雪掻きをやったんだ。昼飯をご馳走になり、何か手伝いをして行こうと云うことで始めたが、結構大変だったよ」等と言っていた。あれから五ヶ月半、こんな形で訪れることになるとは思っていなかった・・・。
そう云えば、カメラマンの杉田君は十年前「FUSION」誌の取材でも宏さんに同行していた。

外の撮影を終え、雨が強くなる前にと初女さんに入り口の立姿の写真をお願いした。玄関先で、禄な挨拶もしないままに立って貰った。何でも静に受け入れて下さる、初女さんらしい、たおやかな立ち振る舞いである。

                        

そして漸く、屋内に入った。これからインタビューとなる。が、その前に食事が出てきた。喜んで頂戴する。カメラマンの杉田が、訪問前に食事を済まそうと言ったが待たせた。こういうシーンも想定していた、これも撮影をしたかったのだ。(初女さんのスタッフから、事前に言って下さいと釘をさされてしまったが)

                                                     

一汁六菜、汁には南瓜が入っている。椎茸焼(これが美味い)、焼き魚(菊御浸し付き)、掻揚、白菜酢物、野菜煮物、香の物であった。初女さんがご飯をよそって下さる。カメラマンはすかさず撮りに動いた。因みに、デザートに新高梨と栗が供された。至福のひと時、等と言っている場合ではないが、至福であった。

食事を摂りながらポツリ・ポツリと話が動き出した・・・。(続きは、いずれまた)
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