オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

義肢装具

2016-05-31 | Weblog

5/31(火) 昨夕、神楽坂の居酒屋にて某私立大学の教授とお会いし、懇談&ヒヤリングのような場を持った。先月に取材した沖縄・金武町の佐喜眞義肢さんの取材の延長のようなことであった。相変わらずしぶとく取材を重ねるHOROさんのセッチングであった。

大学の先生はHさんと仰られる方で、一歳の時にポリオ(小児麻痺)に罹り以来右足が麻痺をした状態がつづいている。重くて壊れやすい下肢装具に悩まされつづけてきたそうだ。それが、三年前に沖縄を訪れた際に、偶然にも((株))佐喜眞義肢のことを知人から教えて貰ったそうだ。そして佐喜眞 保さんに会うことで、自分ンにマッチした下肢装具に辿りつくことが叶った。。「日進月歩の時代にどうして進化が無いのか」と、佐喜眞さんに問うたそうだ。

そのことをお聞きするため、昨夜の場となった。簡潔に云うと、先生のこれまでの装具に対する不満の歴史と留学したドイツでの先進的な仕組み、佐喜眞さんとの出会いで如何に歩行が楽になったか。更に、義肢装具業界或いは医療分野の進化の遅さ、業界的利益構造が、新しいもの革新的なものの出現・普及を阻害しているか、そんなことが話題となった。

先生が麻痺した足、装具を装着した状況を見せてくれた。右足には全く筋力がないそうだ。右足は8cm短いので足先に履く靴も佐喜眞さんと出会う前は大きくて不細工なものだったとか。それが、「今では普通の靴が履けるんですよ。靴屋で足の大きさを訊かれて・・・計ってもらって初めて知りました」と話した。

                              

軽量合金?装具とCBプレイス応用器具?の組み合わせか。これまでの装具と違い、真直ぐに歩けて、軽量化と装具改良によって筋力のない足が曲り、階段が苦にならなくなった。そんな喜びを聞くことができた。これからの課題は、この装具を如何に広めるかですよ!と。これが今夜の主テーマか。
― この話を聞きながら思ったのは、進行性ポリオで年々体が弱っているJOUJIMA女史に対応できないかと云うことだった。佐喜眞さんにお会いして聞いてみるか・・・・―

そして、ウチナンチュ―の人付き合いの良さ、人と人の広がりの大らかさ、そんな話題で盛り上がった。「沖縄で会いましょう」が結びの言葉となった。先般の佐喜眞さんを交えた某大学のドクターとの場と同じように。

先生と別れ、ワインBARでHIROさんと暫しの歓談。さっきまでのこと、そして古賀武夫伝記のことなど。それから、人形町に戻ろうかとも思ったが、既に時刻は22時を過ぎていた。メトロを乗り継いで帰宅すると23時になっていた。駅前のスーパーで、弁当用の魚を買って帰った。

 

今朝の目覚めは5時半。そこから弁当タイムに向かった。昨夜に買った「ワラサ(鰤のチビ)」と、「鶏唐揚げ」「破竹煮」である。

ワラサの切り身が三枚あるので、塩焼き、ソテー・フライの三種にした。どの調理がマッチするかだが、結果は塩焼きは×(脂身がないので旨味なし)、他は何れも良し。破竹のタケノコは、従姉が送ってきたものだ。これは鶏肉を細切りにして一緒に煮た。鶏唐揚げとワラサのフライ、揚げ物ついでに、オクラ天麩羅・グリンピースと小エビの天麩羅を少々。変わり卵焼き、以上であった。

                            

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする