オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

郷里での長閑な日々

2015-12-14 | Weblog

12/14(月) 先週、木曜日の昼前に高知空港に着いた。東京を発つ時の好天から一転し、高知は雨であった。妹夫妻の出迎えを受け、実家へと向かう。途中でランチを摂ることにしたが、安芸市内に入るまで何を食べるかが決まらない。尤も時間も早かった。

安芸市内に在る何時も立ち寄る魚屋「寺尾」に寄り、夕食用に刺身などを買う。馴染の花店「一圓」で、仏壇や墓に飾る花を買い車を出した。妹が、「畑山の土佐次郎を食べさす店が、期間限定でやっている」と、土佐次郎の幟が立った店を指差した。昼はそれにしようぜと、一致した。

土佐次郎は地鶏と鶏卵用の鶏を掛けあわせて生まれた鶏らしい。小形の鶏で、一世種のみを土佐次郎として呼ぶそうだ。肉・卵とも、お値段の方は宜しい。卵は食べたことがあるが、肉の方は記憶にない。どんなものかと、楽しみにした。小さな店で、暫く外で待った。五人掛け程のカウンターに席を取り、親子丼(1000円)りと、唐揚げ(800円)をオーダーした。

                       

さて、どんなものかと興味深々であった。こっちは親子丼については、少々年季が入っているのだ。茶碗一杯ぐらいのご飯を、丼に入れて飯を押した。その上に親子を載せた。味噌汁と御しんこが盆に載って出てきた。半熟気味の卵、鶏肉は小さい。鶏が小さい所為か?これじゃ、肉の旨味が分らん・・・。肉は柔らかい、が旨味までは・・・・。卵の味は・・・、よかった。

この日、夜半から風雨が強くなった。台風並みの風が朝方まで吹き荒れた。翌日の天気予報は雨から曇りだったが、午前中から晴れてきた。川を見に行くと、昨日とは打って変わって増水していた。

                        

この日は午前・午後と、母親の介護認定やディサービスのことなどで社協の担当者などの話を聞き、今後の方針などを決めた。我儘な母親のことなので、世話が焼ける(私にではない、関係の向きにだ)。俺もこの親の血を引いているはずだ。道理で、我儘・自分勝手、人の話を聞かない、これも遺伝子の為せる技か?

土曜日、これまで放っておいた茄子・トマトなどを抜き、車庫横の小さな畑を耕した。ピーマンは真っ赤になり、色つきピーマンだ。遅ればせながら畑に少量の「絹サヤ」などを植えた。川向こうの蜜柑畑に植えたサツマイモは、ハクビシンの襲撃で全滅だった。それを考えると、家の直ぐそばの畑は心配がない。

                         

日曜日、恒例の「なかやま自然薯祭り」が、廃校跡の集落センターで開かれた。毎年この時期、12月の第二週・日曜日に行われている。老人会の主催でスタートしてから、もう二十回以上を数えるそうだ。会場に向かう橋の欄干に、前日から幟が立っていた。

                         

この山間の田舎集落に、これだけの人が来るのはこの祭りの時だけだ。ローカルTVでも、その様子が流れたはずだ。小さな会場だが、1500人程の来場があったようだ。祭りの名前どおり、自然薯の収穫時期に行われるが、この栽培自然薯が結構なお値段なんだ。でも、美味い。知り合いが届けてくれた自然薯を摺り下して、三日もつづけて喰ってしまった。

 

と云うことで、今日の帰郷編はここまで。今しがた、郷里の仲間MATUMOTO君から電話が入った。「NOGUCHIがタイから、今朝成田に着いた。今夜付き合え」とのことだ。家族そろって10人程で来ているそうだが。NOGUCHIがタイに渡って四十余年、彼の地の女を娶り国籍も取っている。数年ぶりの帰国のはずだが・・・。

そんなことで、帰京早々の出陣となった。NOGUHIは何時に来るのやら?すっかりタイ時間のはずだからな・・・・・。

 

 

 

 

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