足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

下値抵抗観に期待

2018-03-06 06:46:13 | 投資戦略
週明けの日本株は売られアジア株が全般に下落したが、ヨーロッパではイタリア総選挙も終わりポピュリズム派が勝利した。米国株も4日間の連続安のあと、昨日は大幅高になった。ダウ採用の30銘柄のうちナイキが下落しただけであとは全面高。
NY株の動きは、硬直性相場から通常の相場の変動率に回帰する方向に進んできた。
先週のトランプ大統領の鉄鋼、アルミの関税引き上げ問題も、この日の相場を見る限り多分に共和党が選挙で勝利する地固めに一策でこれまでの異色名大統領の行動から出たものである。
米国では一連の景気指標の発表が続いているが景気回復の好調なデータが増えてきており、企業業績の好調を見直す前向きの見方も出てきている。
NYダウ平均は1月高値から先週末まで12.%下落した。この下落率では相場のノーマルな調整局面で、上昇トレンドに変化が出たとは断言できない。足元の景気は好調で相次いで好調な景気指標の発表が続く。1月を天井にしてトランプ相場の始動いらい始めての調整局面である。先行き相場トレンドの大きな変化は下値硬直性が消え、相場本来の上下リズムの相場が始まることである。

東京市場もNY株に連動して反発が予想される。任天堂(7974)の押し目買いから始めたい。