ビットコイン投資が簡便になる

シカゴのCMEグループがビットコインを取引所に上場することを決めた。
先週はバフェットが価格変動について一方通行になり易い相場の性格を問題にしたところだが、世界最大の商品取引所で売買され、取引ルールも透明化、一般の投資家も安心して参加できるようになる。現物取引のほか先物も始まり、取引ルールも他の上場商品と同じように整備される。このニュースが伝わり相場が急騰、日本国内での相場は5.53％上昇し71万7800円と新高値になった。
バフェットの見方は、現在のような様々な取引所のまま放置してこくと、いずれ不祥事が発生する可能性があると判断していたが、この種の不安は軽減されてきた。

現在の仮想通貨の市場規模は1720億ドル（19兆円超）と大きくなり、政策当局も現在のまま放置しておけないとみた。個人投資家の間でも人気が高まっている。
取引所は2016年11月から、ビットコイン業者間の相場を集計して発表してきたが、取引所が公表する相場が正式な価格になる。
CME CF Bitcoin Real Time Index(BRTI)が公表され、現在の外国為替相場のように取引の利便性が増すとともに、世の中での流通性が大幅に改善する。
仮想通貨としては全体の54％がビットコインである。
シカゴのCMEグループでは取引のプラットフォームを準備し、これからは取引額が急増するだろう。海外旅行者間でも使用量が大きくふえる。
相場の動きには関心を持ちたい。多少でも投資して値上がりを楽しもう。