足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ソニーの出番が来る

2016-08-24 06:35:06 | 投資戦略
昨日の世界の株価は日本を除き堅調。特にヨーロッパ株の上昇が目立った。
NY株は金曜日のジャクソンホールでのイエレン議長の講演に集中する。米景気指標はこの日も好調な数字が目立った。新築住宅が好調。今回の景気復調のリード役だ。
ヨーロッパの製造業指数の回復が目立った。
株式相場の反騰から取り残されたのは日本だ。昨日も東京市場は回復基調の世界株価の圏外に置かれた。特に円相場の100円前後の動きが気になる。
9月20日~21日の日銀政策会合が焦点になってきた。米連銀の政策には関係なく、黒田総裁の意外性のある政策発動を期待する声が内外で高まる。

昨日の日経平均はマイナスで終わったが、医薬品株が堅調。現在の東京市場で唯一つ先行きの業績について問題のないセクターである。
人気株の小野薬品(4528)、そーせいG(4565)が久しぶりに気を吐いた。テクニカル指標をみると小野薬品が対25日線に対して-13.6%、そ-せいG(4565)+4.4%、ペプチドリーム(4587)は-6.4%、塩野義製薬(4507)-8.6%、日本新薬(4516)-5.4%と調整は進んでいる。日本株が反騰する場合のリード役として期待でききるセクターである。

ソニー(6758)に外人投資家の間での人気が高まる。10月に新製品PSVRが発売される。既存のPS4と接続して楽しめる仮想現実の新兵器だ。7月の任天堂のポケモンGoの発売で任天堂の拡張現実の人気が世界を席巻した。次はソニーの出番という期待観が強い。しばらく人気から圏外にあったソニーの新製品への期待観が盛り返してきた。