足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新春相場の柱を考える

2012-12-26 07:31:44 | 株式

NY市場はクリスマスで休場。

本日は自民党の安倍政権が正式に発足する。

東京市場は円安を背景に上昇トレンドをたどっている。

気になるのはテクニカル指標の過熱感でだが、個々の銘柄ではそれがブレーキ役になりながら相場の上昇トレンドの足取りを確実なものにしている。理想的な相場展開である。

新年は外人買いが一段と盛り上がるだろう。

今回の相場の柱は円安を背景にした証券、自動車、不動産株である。

これまで野村ホールディングス(8604)、トヨタ自(7203)、三井不動産(8802)を中心に循環買いが継続してきた。このトレンドはクリスマス明けも変わらないだろう。この3銘柄にキャノン(7751)、ソフトバンク(9984)を加えると相場の全体のトレンドがつかめる。

年末、新春相場では安倍政権による円安誘導の政策がより鮮明になって、相場の物色範囲は一段と広がっていくだろう。

特に自動車株では富士重工業(7270)の動きに注目、新春の注目株の一つにしている。