NY株は反発した。ただナスダック指数はアップルの大幅安でマイナス。
調査会社ICDがタブレットの分野でグール陣営がアップルからシエアを奪っていると発表した。
機関投資家、ヘッジジファンドの組み入れのトップ銘柄だけに、運用者のセンチメントには打撃を与える。
フィスカル・クリフ(財政の崖)問題は民主、共和両党が水面下で話合いを進めており、問題の焦点が絞られている感じである。
金融株が軒並み高になったがシティ・グループの大幅な人員整理が好感された。
海外の投資家の関心事は自民党政権が誕生して20年間におよぶデフレの解消のために、日銀に思い切った緩和策を求めることを期待している。
東京市場では個人投資家の関心が新興市場でのIPO(新規公開)ラッシュに向かう。
本日はトップを切ってIBJ(6071)が公開する。婚活ビジネスにインターネットを利用したベンチャー企業であるが、社名のIBJは日本興業銀行の英語の略称から取った。創業者2人が興銀に在籍していた。この分野はいままでヤフーなども挑戦したが、IBJが初めてビジネスとして成功した。
リアルとインターネットの結合で成長している。SNSの技術がここにも浸透してきた。
公開株式数が27万6000株と少ないのも人気を呼ぶだろう。