足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米バロンズ誌が日本のネット株論

2006-08-07 18:21:12 | 株式

今週の米バロンズ誌がめずらしく日本のインターネット株について論じている。

日本のブロードバンド普及は世界でも目を見張るぐらいのスピードで伸びてきた。しかし1日で一番、個人の利用率が高くなる午後9~11時の時間帯の利用率は伸び悩んできた。2004年は+40%であったのが、2005年には+10%に落ちたと政府の統計が示しているという。それでもネツト広告は2004年が1800億円、2005年は2800億円と成長し、その勢いは止まらず時間の問題で新聞、TVに次ぐ第3の地位を獲得するとみる。

関連株としてサイバーエージェント(4751・マ)とオプト(2389・JQ)に注目する。前社は自社のサイトの開発に努め広告の80%は自前のサイト上である。一方、オプトはヤフーや電通との連りを強め代理店に特化する。株価の年初来のパフォーマンスはサイバーエージェントが-41.5%、オプトは-43.7%とほぼ同じである。投資という視点からは短期的にはサイバーエージェント,長期的にはオプトと判断している。