ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

様々な支援への感謝

2016-06-21 18:02:56 | 主張
28年4月に熊本地震があり、多くの方が被災し、多くのものを失うなど、大きな被害を受けました。熊本は水害はあっても、地震はないと皆思っていたため、精神的に非常にショックです。私も1週間風呂に入れず、避難所生活、避難所運営に携わり、やっと生活できるよう自宅の片付けを終えた時は、精根尽き果ててました。
現在、少しずつ復旧も進んできていますが、爪痕は大きく、危険個所もそのままで、特に被害の大きかった益城など手つかずのところもまだ多いです。
復旧に当たっては、当局職員も被災市町村などに応援にいきましたが、他の局からも多くの方に応援いただきました。
中央本部からも委員長に来熊いただき、震災を受け職員と意見交換などの場を設けていただきました。
全国の仲間の方々から、励ましや、多大なるカンパ、北九地本の委員長などボランティア活動への協力など心温まる支援も頂いています。なお、カンパは被災した組合員に広く行き渡るよう生活再建、復旧のため大切に使わせていただきます。
このように、全国の仲間の方々からの支援には本当にとても感謝しており、頑張らないとと大きな元気をもらえました。
これから、災害立会など本格化し、また人的な面でのご協力も色々とお力をお借りすることなるかと思いますが、ご協力いただけると幸いです。
我々も一刻も早い地域の復興のため一層色々な面で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いたします。
南九松

熊本県を中心とする九州地震へのボランティア活動報告

2016-06-21 06:47:48 | 日記
北九州地区本部委員長の中濱です。
熊本県を中心とする九州地震では、全国の皆様には、北九州地区を含めて九州全域を対象としたカンパ行動へ取り組んでいただくなど、大変ご心配をおかけしました。
幸い、北九州地区では被害が殆どなく、そのため、北九州地区本部もカンパ行動などの支援活動に参加するなど、元気に活動していることをご報告するとともに、ご心配して下さった皆様に御礼申し上げます。
また、今回、この九州地震に対する連合の救援ボランティア第7陣で活動する機会を得ましたので、そのときの様子を簡単に報告させていただきます。
○第7陣のボランティア活動期間:6月13日(月)~17日(金)
○ベースキャンプ地:熊本県北部の山鹿市
 ※旅館を借り切っており、朝と晩には暖かい食事、お昼は弁当が支給され、食事、お風呂、睡眠といった環境は非常に整えられていました。
○規模:ボランティア作業員総勢57名と事務局スタッフを加え70名近く
 ※全体で13の作業班が編成(基本的に4人で1つの班を構成)され、各班の作業現場はニーズに応じて毎日変わる。私は第7班に所属。
○現地入りした当日の夜、熊本県南部(八代市付近)で震度5の地震が観測され、ベースキャンプ地では揺れは殆ど感じられなかったものの、いまだ予断を許さない状況にあることを始めに再認識させられました。
○活動概要
①倒壊家屋から崩れ落ちた大量の瓦と倒れたブロック塀が道路を塞いでいたため、それらの撤去作業(益城町)
②個人宅の壊れたブロック塀の取壊しと、大量のブロック塀の残骸撤去作業(益城町)
③取り壊しが決定したアパートからの荷物の搬出作業(熊本市東部)
④3階建ての建物内部の整理作業(熊本市東部)
 ※壁の一部と天井の大部分が剥がれ落ち、大物のタンス類はすべて倒れ、部屋中に荷物と砕けたガラスが散乱し、天井裏の断熱材は部屋中にぶら下がっている有様でした。
○活動を終えて
 連合救援ボランティア第7陣の解団式で、連合本部の安永副事務局長や連合熊本の上田会長から、ボランティア活動に対する感謝や労いのお言葉をいただくとともに、この一週間肌で感じた経験を職場、地域、家庭の中でしっかりと伝えてほしいとのご挨拶をいただきました。
 この一週間の活動を通じて、被災地の復旧・復興にはまだまだ長い時間がかかることや、継続した支援活動の必要性を強く感じました。貴重な体験をしっかりと伝えることが、参加した者に課せられた重要な使命であると感じています。
 組合は、権限に基づく活動組織ではなく、人の連帯・団結が行動力の源であり、助け合いの精神を根底に宿している組織です。今後も、互いに協力し合い、組合活動を展開していきたいと思っています。
○最後に
 今回の連合救援ボランティアへの参加手続きをとっていただいた全財務及び国公連合の労働組合と、一週間の不在で迷惑をかけるにも関わらず快く送り出してくれた職場の方々に感謝申し上げます。有り難うございました。