ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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定期大会お疲れ様でした

2016-06-13 10:00:00 | 日記
前回の投稿は8月でした。
カープ狂の私は、当然ブログネタとしてカープの話題を取り上げました。
自分の得意分野ですので、意外と書くのに苦労しなかったのですが、あれから約10か月…

ブログ更新の当番が近くなってきたこともあって、「何書こうかなあ」と考えていたところ、私の更新日が中央本部定期大会開催後の月曜日となっていましたので、代議員の私はあっさりテーマが決定。

ということで、前置きが長くなりましたが、定期大会へご参加の皆さま、中央本部の役員の皆さま、本当にお疲れ様でした。

特に、当地本出身の中森さん、3年間の長きにわたって書記長という重職を務められ、本当に大変だったと思います。
退任の挨拶では、T委員長とのエピソードにも触れられましたが、最後の1年間はご本人にとっても色々な意味で良い経験をされたのではないかと思います。
広島(?)に戻っても、是非その経験を活かし、組合活動へも引き続きご協力いただければ幸いです。

さて、今回の定期大会では、これまでの運営等と変わった点がありましたので、大会へ参加されなかった方のためにも、この場で少しふれておきたいと思います。
① 来賓を全く呼ばなかったこと
② 来賓の挨拶等で使っていた時間を、慶応大学の井出英策教授の講演にあてたこと
③ 第1号議案の「運動方針」と「経過と総括」が左右対称の見開きとなった
④ 熊本地震に関する特別決議について、若手中心の起草委員会を設置したこと

特に②については、委員長・書記長会議の飲み会の場で、T委員長が「ぜひ実現したいんだよねえ」と言われていたことが実現してしまったので、その実行力に対し頭が下がるばかりです。
なお、慶応大学の井出教授の講演は、執行部の皆さんが「是非に」とお勧めされていただけあって、目から鱗の内容でした。
井出教授の経歴や詳しい内容は、出席された代議員やオブの皆さんにお聞きいただくか、ネット等の情報(マイナビニュースがお勧めです)をご覧いただければと思いますが、今の日本の格差社会について、財政学者のご立場で社会の在り方から問題提起された内容で、ほかの皆さんにも聞いてほしいなあという内容でした。(ご都合さえ合えば当地本へもお呼びしたい位です)

また、熊本地震の特別決議については、若手代議員・中執の6名で定期大会の合間を縫って大会中に起草をされたということで、本当にお疲れ様でした。
これを書いている日曜日も、大きな余震が続けて発生しており、被災地の皆さんは気の休まることがないと思いますが、今回の特別決議をふまえ、組合としても被災地に寄り添って何ができるのかを各自で考えていくことが重要だと思います。

長くなりましたのでこの辺で終わりたいと思いますが、大会に参加するたびに、「組合活動は何なのか」ということを考えさせられます。

井出教授の講演の中で、「社会で困っている人を助けるという発想ではなく、社会で必要なものはみんなで負担し、みんなで受益する。そうすれば増税への信認が獲得され、結果として財政再建ができる」という話を聞き、組合活動もまさにそうあるべきだなあと感じました。

「みんなで考え、みんなで決めて、みんなでやる」

運動の原点に立ち返って、今後の組合活動に取り組んでいきたいです。

カープ狂M