報道によると、昨日発表された日本の平成２２年の人口動態統計において、合計特殊出生率（一人の女性が生涯に産む子どもの数に近い統計値）が、前年より若干改善して２年ぶりに上昇したとのことです。財務局においても、子育て支援については、整備が図られてきており、育児に関する休暇制度等をまとめたリーフレットが作成されたことは、皆さんの記憶に新しいところではないでしょうか。
しかしながら、これらの休暇制度等については、『そんな制度あったん？』というように、まだまだ認知度が低いように感じます。実際に制度を利用できる状況にならないと、じっくり読んでみないということも背景にあるのでしょうが、そもそも制度があること自体を知らなければ、検討対象にもなりませんので、折を見て繰り返し、周知を図っていくことが大事だと思います。
我が家においても、来春に上の娘が幼稚園に通い始めますので、遅出出勤を利用して、娘を幼稚園に送ってから出勤できないものか考えているところです。ただし、職場において周囲の方々のご理解とご協力が得られないと、円滑に進みませんので、管理職を含めて職場内での調整も重要になります。制度自体が、”絵に描いた餅”にならないように、利用しやすい環境整備が今後の課題だと思います。
（きんきの山）