ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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ワーク・ライフ・バランス

2011-06-22 18:11:59 | 日記
 平成23年6月21日付朝日新聞朝刊に「大リーガーだってお父さん」という見出しの記事が掲載されていました。「アメリカ大リーグにおいて、選手が妻の出産に立ち会える『父親産休』制度が今季から導入された」という内容でした。アメリカでは妻の出産に立ち会う男性は90%以上とされており、妻の妊娠中に仕事を休んで定期健診に付き添う男性も少なくないそうです。そんなお国柄、大リーガーも当然に妻の出産に立ち会うものと思っていましたが、長期遠征や、重要な試合では戦線離脱が認められない等、様々な理由により立ち会うことが出来ない(休暇が認められない)ようです。
 
 
 そこで、選手会が当該制度を導入するよう大リーグに要求し、その権利を掴み取りました。『父親産休』制度を利用した選手の中には、出産立ち会い後チーム合流の翌日にホームランを放った選手もいるそうです。新たな家族の誕生を目の当たりにした事が選手の活力となったことは間違いないでしょう。
 
 さて、目線をアメリカから日本へ。最近では積極的に育児に参加する男性、あるいは参加したいと考えている男性が増えています(一部メディアではそんな男性を「イクメン」と呼んでいますね)。しかし、中には「仕事の都合でどうしても・・・」「自分が抜けると周りに迷惑がかかるのでは・・・」と考え、育児参加のための休暇取得に踏み切れない男性も多いはず。また、そうした理由で妻の出産に立ち会えない男性も多いはずです。
 
 仕事と家庭が両立できるよう財務省では「財務省特定事業主行動計画」及び「仕事と子育て応援プラン」を掲げています。これら計画等において「男性の育児参加のための特別休暇」や「配偶者出産休暇」を積極的に取得するよう目標を設定していますが、そのためにはまず休暇を取得しやすい環境の整備が求められています。全財務では2011年運動方針において、ワーク・ライフ・バランスの実現及び上記計画等の実効性確保を従来同様求めていくこととなりました。
 
 
 申し遅れました、私、先に行われました第59回定期大会にて中央執行委員に選任されました今泉と申します。誰もが安心して配偶者のため、そして子供のための休暇取得できる職場環境となるよう精一杯尽力して参りたいと思います。よろしくお願いします。
(大将)
コメント (1)
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