ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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宮城県より

2011-03-28 22:29:38 | 日記

みなさんこんばんわ!

あれから半月以上が経過しましたが、本当に長かったようなあっという間だったような…よく分からない気分です。私は津波被害が大きかった名取市に住んでいたこともあり、多くの方々から心配いただきましたが、家族や親せき含め皆無事でした。津波も近くまで来ていたので、地震後に家族の無事を確認したときは本当に安心しました。心配していただいたみなさんありがとうございました!

職場の現状を少し紹介させていただきますと、東北管内の職員は全員無事で同居の家族も皆無事でした。ただ、実家が沿岸部の職員もおり、そのような職員の中には家族や親戚が未だ行方不明だったり、実家が全壊してしまった職員もおります。仙台の本局庁舎はガス以外は全て復旧しておりますが、暖房が使えず少し寒いながらも厚着をしながら(スーツでなく私服や作業着の職員がほとんどです)全職員が一丸となって災害対応をしながら業務にあたっています。財務局としての業務はもちろんのこと、被災地への人的支援ということで、希望職員が公務扱いで平日から休日まで被災地にボランティアへ行ったりもしております。また、金融庁や各財務局より様々な支援物資をいただき、各職員が必要な物資を支給いただき本当に助かっております。私も子供のおむつや離乳食から乾電池等の生活用品まで様々な物資をいただき本当に助かっております。支援いただいた皆様には本当に感謝しております。

現在ひとつ気がかりなのが、一部の部門において本省庁からの短期間での指示が矢つぎばやに来たり、同じような報告依頼が別々の部門からきたりして、一部の本局の担当部門が消化不良気味になっていることです。、また、本当に被災者のためになるのか疑問となるような指示もあるようです。今後は、被災地の近くにいる出先機関として、被災者が何を求めていて財務局としてそれぞれの部門でどのような形でそれを拾えるかを財務局なりに考え、それを本省庁にしっかりと伝えながら災害対応にあたっていく必要があると個人的には感じております。また組合としては、心身ともにかなり疲労している組合員もいるようなので、そのような組合員のフォローをしっかりとしていく必要もあると考えております。

いずれにせよ、今後も東北地本としては、中央本部との連携を密にしながら災害対応や組合活動にあたらせていただきますので、引続き皆様のご協力もどうぞよろしくお願いいたします。以上(スガシン)