ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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この春、一歩だけ踏み出してみませんか?

2011-03-06 20:32:50 | 日記

九州では、12日(土)に九州新幹線が全線開通します。開通を前に、主要ターミナル駅のひとつである博多駅の新駅ビルが完成し、3日(木)にグランド・オープンを迎えました。初日の来場者数は22万人に達したようです。来週末、新幹線が開通すれば、鹿児島中央~新大阪間が最速3時間45分で結ばれることとなるため、観光関連業界を中心に、青森と同様、当地でも期待が大きく膨らんでいるところです。本件について、参考までに、財務省のパブリック・フォルダーの“地方課”→“地方経済トピック”の№38を併せてご覧いただければ幸甚に存じます。この「地方経済トピック」は各財務局(沖縄総合事務局を含む。)が週替わりで作成し、掲載しているもので、各局の御苦労のあとが伺われるレポートばかりですので、この場をお借りして“宣伝”させていただきます。

さて、春闘期を迎え、さらには期末評価の時期でもあり、私たちの運動も、取組みの強化を求められているところです。青森や九州の盛り上がりに負けないように(?)、各課題について一人ひとりに認識を新たにしていただくことが期待されるところです。「どうせ何をやっても変わらないんでしょ? 変わるっていう保障でもあるの?」などと斜に構えずに、つまるところ自分自身の処遇(=人生設計)に関わる課題なのですから、皆様の中央本部への御協力を、あらためてお願いしたいと存じます。

そこで、まずは第一歩として、今月の期末面談の際に、勇気を出して自身の評語を確認されてはいかがでしょうか?かつての勤務評定の時代には、自身が上司からどういう評価を受けているのか全く分かりませんでした。しかし、現行制度の下では、少なくとも全体評語の確認ができます。ですから、評語を踏まえたうえで、評価内容に関する上司の判断理由を確認することで、上司との双方向関係を構築することができます。また、評価の昇任・昇格への反映のシステムも明らかとなっていますから、各期の評語を記録し、勤勉手当の支給率や昇給号俸数等と比較し、もし矛盾する点があれば、上司あるいは人事課にモノ申すこともできるわけです。こうしたシステムを使わない手はありません。

現行制度の運営については、各管理職にとっても、未だ手探り状態という面は否めないと思います。ですから、組合員一人ひとりが、「評語を確認し、それを記録し、何かあれば声を上げる」という行為を積み重ねていけば、管理職としても会議等で繰り返し認識の統一を図っていかなければならなくなりますから、局内全体、ひいては全国ベースでの評価の判断基準の平準化につながっていくのではないかと思います。

まずは、一歩、踏み出していただく。同じ一歩でも、多くの方が同様に踏み出せば、重要な、意義のある一歩になる。“何かが変わる”のではなく、“自ら変える”。そんな春にしてみませんか?

【追伸】冒頭、新幹線関連の明るい話題を“マクラ”に使わせていただきましたが、その明るさを吹き飛ばすような事件が福岡市内で勃発しました。5日(土)、地元の有力企業である九州電力の会長の自宅の車庫で爆発物が発火し、また、西部ガス(関東の東京ガスに相当)の社長の自宅に手榴弾のようなものが投げ込まれたのです。いずれも、某建設会社への威嚇を目的とした暴力団絡みの事件と考えられています。全く、困ったものです(Sigh・・・)。

【お詫び】4日(金)、5日(土)と“アルコール”の攻撃に脳細胞が敗れてしまい、ブロクの更新が遅れてしまったことを深くお詫びいたします。

【ふく福】