リベンジ必須! ~示唆に富んだ上半期最後の日~



 本日開催されたmasaさん主催の神奈川グランフォンド

 朝は富士山を望める晴天だったものの、われわれが走る山間部は徐々に雲に覆われ、秦野峠林道の日影山鞍部あたりで最初の雨が。その後も降ったりやんだりを繰り返しながら(というか降ってたまにやむという感じ)千石原で遂に本降りに。朝の呆然とするような信じがたい蒸し暑さはとうに消え去り、体を震わせるような雨に打たれながら残念ながらここでDNFが決まったのでした。

 今回のオフ会のリベンジは秋に開催予定とのこと。そのときはぜひ青空の下、最後まで走りきりたいですね。

 ところで今日はDNF以外にも僕にとってはちょっと痛いというか臭いというかつらい日でありました。上半期最後の自転車なのだからすっきりといきたかったんですが、何かの示唆のように結構ひどい目に・・・。とりあえず今日はそのひどい方面のことを書いて、楽しかったこと、すばらしかったことは明日以降に書きたいと思います。

 痛かったことは浅間山林道の下りでの転倒ですね。そんなにスピードを出していたわけではないのですが、日影の湿った砂利にタイヤを滑らせて結構派手に転倒してしまいました。ケガは右の太腿と右腕の擦過傷と打ち身程度とたいしたことないのですが、見た目は少し痛々しいです。幸いなことに僕はいままで自転車で大きなケガをしたことはないのですが、そんな僕からすると今日のケガは自転車で負った今までで一番ひどいケガです。正直なところ今日はちょっと嫌な予感がしていないでもなかったのでこの程度のケガで良かった気もしたのですが、当然気持ちは少し凹みました。でもこの転倒のせいで、あとの行程を注意深く走れたわけだから、これはこれで勉強代と考えることにしたほうが良さそうです。このとき傷口の洗浄と消毒の手助けをしてくれたtetsuさんikedaくん、本当に助かりました。ありがとうございました。

 でもって、つらかったのはこの転倒でリアの変速機の調子が悪くなってローギアが使えなくなったこと。今日は結局コンパクトではないフロントダブルのLEMONDで参加したので痛手は小さくなかった。ただ今日はもっとも軽いギアが39×21という方も参加されていたので、その方に勇気をもらってそんなに意気消沈することなく僕も頑張ろう!という気になれました。僕の場合はそれでも23Tが使えましたから。だましだましといった感じではあったけれども、このギアで千石原まで走れたのは少し自信になったかも。

 それから臭かったのは、表丹沢林道と荻山林道の分岐地点のゲートを越えたときに獣の糞を踏んでしまったこと。後続の到着をそこで待っているあいだ、なんか臭いなぁと思ってはいたのですが、まさか自分のクリートが糞まみれになっているとは・・・。昔から僕はウンコを踏みやすい傾向があったのだけれども、その才能が久々にこんなところで発揮されるなんて。転倒のあとのウンコ。はっきり言ってがっくしでした。今日はそういう日なのかよ!って思ってしまいました。
 そのときその分岐にいたのはSSTさんのご同僚のtakkunさんとancoさん。お二方ともブログはやられていません。というわけで、ブロガーが到着する前に!ということでシューズを脱ぎ、必死になってティッシュや木の枝を使ってクリートからウンコをこそげ落とす作業に没頭しました。でも結局、間に合わずブロガーの餌食に。あぁ・・・。

 なんかこう書くとみじめですね。悲しくなってきました。ウンコは後輪でも踏んでたし。でもケガをしたといっても、それは放っておけば治る程度のものだし、それでそのあと僕は注意深く走れたわけだからきっとあれはあれで必要な転倒だったのでしょう。それから変速の不具合だってエンドが曲がったわけではなさそうだったし、それによって重めのギアで勾配のきつい坂をやりすごす走り方について考えることができたわけだし。ウンコは消耗以外のなにものでもありませんが、これだって転んで顔から直撃とかもっとひどいことだって起こりえたわけです。それを考えればクリートと後輪くらい何だ!って思えないこともありません。とにかく、何か事が起こり、それが決して大事ではないときは、もっとひどいことだって起こり得たのだと考えることが何よりですね。そしてそこから何らかの教訓を得ること。

 とまぁ今日はかなりどうでもいいひどいことがいくつかあったりしたのですが、一番残念だったのはやはり天候によるDNFですね。でも、これはまだまだチャンスがあります。それが秋になるのか、それともまた別の機会になるのかはわかりませんが、いずれにせよきっちり完走したいと思います。転倒もメカトラもウンコもなしで。晴れ渡った空の下、すっきりと。 

 なんだかすっきりしない方面のことばかり書いた今日のエントリー。でもこれはこんなことではへこたれないぜ!という僕の気持ちのあらわれでもあります。それに実際は苦しくともとっても楽しい1日であったわけだし。その苦しくとも楽しい1日についてはまた明日以降に書きますね。

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いよいよ明日

 どたばたしながらようやく準備完了。照明類を最後まですっかり忘れていたりもしたけれども、とりあえず準備完了。でもなんか他にも忘れているものがありそうな気も。ただすでに結構眠いので、明日の朝もう一度チェックすることにしよう。

 あと気になるのが今日1日あまりきちんとした食事をとっていないこと。夕飯もあると思っていた食材が部屋になかったこともあって、結局適当にすませてしまった。しっかり走る前の日は、本当はしっかり食べておいたほうが良いのだけど。燃料切れにならないように、明日はこまめな補給を心掛けることにしよう。

 それでは皆様おやすみなさい。ねむぅ~!
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ラーメンをテーマにしなくて良かった

 冬のあいだに増えた体重がようやくだんだんと減ってきた。春のあいだはほとんど63kg台だった体重が、先日久し振りに体重計にのってみたら61kg台だった。63kgだろうと61kgだろうと、いずれにせよ太っているというわけではないのだけれども、やはり軽量化は自転車乗りにとってはちょっぴり嬉しい。61kg未満というと、僕の場合はちょっと痩せすぎといった感じがしてしまうのだけれども、これくらいであれば喜べる。

 ところで、体重計にのってその目盛を見たときにふと思ったこと。それはブログをはじめるときにラーメンをテーマにしなくて良かったなぁということ。実はブログをはじめてみようと思ったとき、ほんの少しだけれどもラーメンをテーマにしようという気持ちがあったので。

 昔からラーメンは好きだったのだけれども、数年前のある時期やたらいろいろなラーメン屋に足を運んでいたことがあった。その頃は週に2~3回都内に出ていたので、近場だけでなく都内のラーメン屋、それからその経路にあるラーメン屋などにも足を運んだ。

 ただラーメン好きな人間なんてたくさんいるわけだし、僕はラーメンを食べるのは好きだけれどもこれといって薀蓄が語れるわけでもないし、それに自転車とラーメンのどちらが僕にとって深みがあって大切かといえばそれはもちろん自転車なわけだから、結局ラーメンブログ構想は日の目を見ることがなかったわけだけど・・・。

 体重計にのって目盛を見て思ったのは、もしあのときラーメンをテーマにしたブログをはじめていたら、絶対にこんな体重にはならなかったろうなということ。あの頃は今では絶対に完食できない二郎の大豚なんかも平気で食べていたし、多いときは1日に3杯くらいラーメンを食べていたこともあった。あんな生活を続けていたらたとえちょっとくらい自転車に乗っていても、体重面だけでなく、相当健康に害があったような気がする。

 あれだけ好きだったラーメンも今では週に1回食べるか食べないか。でも自転車にはほぼ毎日乗っている。ほんとラーメンをテーマにしないで良かった。

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決して口に出さない

 慢心せざるべからず。たとえば僕はここ最近ほとんどのお休みが晴れだったりするけれども、だからといって「俺は晴れ男だ!」なんて決して口に出しては言わない。そんなことを言ったら、その慢心ぶりのせいでお天気の神様に見放されてしまいそうな気がするから。

 慢心は何においても禁物である。あの娘は絶対に俺に気がある!なんて酔ってもいないのに自信満々に周囲に宣言していたにもかかわらず結局玉砕した友人だっていたし、ものすごく性的に自信を持っている人が実は相手にぼろ糞に言われていたなんていう実例もあったりする。えっとここでこんなことを書くとすごく申しわけないのだけれども(勘弁!)、僕には多分自転車の神様がついていると思う、いままで大事な自転車を盗まれたこともないし、といったことをブログで書いた数日後にものすごく大事にしていた自転車を盗まれてしまった友人もいる。とにかく、そういうことは心のなかでは思っていても口に出さないに限る。

 というわけで、僕は絶対に口に出さない。静かに心の中でその日の好天を願うばかりである。謙虚に胸の内でその日の好天を願うばかりなのである。
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自転車のことと自転車以外のことと

 自転車のことが書きたいからブログをはじめたのか、それともブログをやってみたいからその題材として自転車を選んだのか?僕の場合はどちらかというと後者で、ブログをやってみたいから自転車を選んだ。完全な身辺雑記的なものにすることも考えたのだけれども、それでは見てもらうとっかかりがあまりになさ過ぎるし、内容があまりに個人的なものになりすぎるような気がしたし、それより何よりそれだけでは続けられない気もした。だからそれならばということで、身辺雑記的なことだけでなくついでに少し離れていた趣味の自転車とあらためて深く関われたらと思ってこういうブログをはじめることにした。

 そんな感じでブログをはじめたので、当初は自転車のことに触れながらも個人的な感情を結構露出するようなエントリーが少なくなかったような気がする。あらためて以前のエントリーを読み返したわけではないけれども、そういったエントリーのいくつかを僕は今思い出すことができる。自転車とまったく関係ないところでのそのときの自分の苛立ちや怒りや困惑などが少なくとも自分にとっては生々しく感じられるようなエントリーのいくつかを僕は思い出すことができる。

 そういったネガティブな気持ちが見え隠れするエントリーが果たして良いものなのかどうかは僕はわからない。ただ僕としてはそれもありだと思っていた。自分にとっては生々しい内容でも、他人からみればそれは伝わるか伝わらないかわからない程度のものだと思うし、何よりも所詮は見知らぬ他人のことなのだ。だからもしかしたら少し嫌な気持ちにさせてしまうこともあるかもしれないけれども、ほとんどの場合はすぅーっと流すことができるものだろうから。でもそういったことを書くことによって、僕のいくばくかの落ち着かない感情が整理され、また読んだ方は見知らぬ僕にたいして良くも悪くも親近感を持つかもしれない。そちらのほうが意味的には大きいのではないかって僕はずっと思っていた。実際、僕が楽しみにしていて、親近感を覚えながら読んでいたブログってそういう感じのものが多かったりもしたので。

 ただ最近は嬉しいことに関しても、そうでないことに関しても、自分の生々しい感情が発露するエントリーが少しずつしづらくなってしまったような気がする。はじめてしばらくは本当にささやかだったアクセス数が今ではそれなりの数になってきているというのもその理由のひとつだし、ブログを通して知り合った方々とリアルなお付き合いをするようになったこともその理由のひとつなのだと思う。こういった言い方が妥当なのかどうかわからないけれども、“見知らぬ他人”にたいしては気安く言えたことが、知り合いにはなかなか言いづらかったりするから。

 だけれども僕としてはそのために自分のそのときの感情があまりに抑えられたエントリーが増えてしまうのはやはりつまらないよなぁと思っている。他の方がどう感じるかはわからないけれども、僕は良くも悪くも“その人”が伝わってくるブログのほうが面白く感じるから。少し話がずれるかもしれないけれども、僕がなるべく毎日エントリーをしようと思っていたのも、実はそんなことを考えていたからだったりする。毎日エントリーをすることになれば、どうしてもそのときどきの感情が出ざる得ないし、出なければ出ないでそれは“触れられない”という形によって結局のところ露わにならざる得ないわけだから。

 『湘南発、六畳一間の自転車生活』というこのブログのタイトルは、リアルに六畳一間に住んでいるからということももちろんあるのだけれども(微笑)、実は内容的にもとてもとてもささやかな個人的なことを綴ったものなんですよ、といった気持ちでつけた。えっと、他の方に伝わるかどうかは別にして、このタイトルを考えたのはそんな気持ちからだった。そんな初心を忘れずにやっていこうとふと思うことが多かったりする今日この頃だったりする。そんなわけで、微妙なエントリーがあったとしても、かる~く読み流してくださいね(^^;
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脈絡のない記憶、思い

 ほんの数日前のことだけれども、ショックだけれどもショックに感じてはいけない、だけれどもやはりちょっとショックな事実をふとしたことで知ってしまった。それは胸が少し痛くなるようなことであり、同時に胸がほんのりと温かくなるようなことでもあったのだけれども、とにかくそのことを知った瞬間はちょっぴり凹んだ。でもそれを知ったのがちょうど“いつもの山道”を皆勤した日の夜だったこともあって、思ったよりもそのとき感じた気持ちに心がぐらぐらと揺れることなく、そのまますんなりと眠ることができた。少しきつかったけれども、1週間のあいだ何かに憑かれたように“いつもの山道”に通っておいて良かったなぁと心地良い睡魔にひきこまれながらそのとき少し思った。そして過去のそのことも、結局のところ今となっては一週間分のちょっとした体の疲れに勝るものではなくなっているのだなぁと思ったりした。

 翌日丹沢の林道を何本か走りながら、頭の中では学生時代の頃から今に至るまでのどうでもいい記憶がやたら行ったり来たりしていた。前夜知って少し凹んだこととはまったく関係ないのだけれども、なぜか頭のなかではそれくらいの期間の記憶が脈絡なく現れては消えていった。もっともそれもヤビツへの道に合流してTTモードになるまでのことだったのだけれども、丹沢の山のなかの林道を走りながらのその記憶の洗い流し(のようなもの)はなかなか悪くなかった。そして山のなかを自転車で走っているのがすごく気持ち良く感じた。黙々と自転車に乗りながら、すっと自分のなかに入り込んでいるような時間って僕は結構好きだ。

 さて今夜は3ヶ月振りくらいに鎌倉の焼き鳥屋に顔をだした。ここに来ると必ず注文する絶品のバラをはじめ、結構いろいろな種類の串物と鳥のたたきなどをビールを飲みながら食べた。この焼き鳥屋は20歳前から通っている僕のお気に入りの店なので、それはまぁいろいろな思い出がある。でもそれはそれ、焼き鳥は焼き鳥である。この日も頬をゆるませて美味しく焼き鳥を食べ、最後に“あがり”と呼ばれる熱々の鶏がらのスープをふぅふぅ言いながら飲み、店を出た。

 帰りは江ノ電ではなく、JRで藤沢駅まで戻った。そして藤沢駅から歩いて部屋まで戻った。歩きながら今度は自転車のことを考えた。今年は4月に僕にとっては肉体的にも精神的にもかなり過酷だった房総オフがあった。走り終えてしばらくはなかなかロードに乗ろうという気持ちになれないほど疲弊したのだけれども、あれはあれで貴重な体験だった。それから次の5月にはW屋さん主催の丹沢MTB耐久ツーリングに参加させてもらった。あれもとても過酷だったけれども、自分にとっては“はじめての体験”ばかりですべてのコースを走り終えたあとの充実感はちょっと簡単にことばでは言いあらせないほどだった。そして上半期の最後の日には、masaさんが企画する神奈川グランフォンド『僕らの丹沢・箱根200km』を走ることになっている。

 このコースは僕にとっては本当に魅力的で、プランナーのmasaさんが言うように走り終えたあとは心地良い充実感と達成感に浸りながらさらに神奈川を好きになれそうな気がする。ただそれも好天に恵まれてこそのこと。この企画が持ち上がった頃はもし今回が駄目だったら、無理せず気持ち良く走れる秋まで延期してもいいかなと僕は思っていた。でも今は上半期最後の自転車としてこのすばらしいコースを走れたらどんなにすばらしいだろうかと思っている。だって区切りの良い日に、こんなコースを走れるなんてホントすばらしいじゃないですか!

 というわけで、今とても強い気持ちで30日の好天を祈念している。そして2007年上半期の自転車を、ぜひともこの神奈川グランフォンド『僕らの丹沢・箱根200km』で〆たいと思っているのである。
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今週はロードで



 今朝は護摩屋敷の水場の湧水で淹れたコーヒーとココナッツのタルト(でいいのかな?)2個の朝食。ココナッツのタルトは、昨夜疲れとアルコールの酔いと体の火照りでベッドの上で身悶えしているときに中華街に行ってきたという友人がふらっと届けに来てくれた。すごくびっくりしたのだけれども、嬉しい訪問だった。おかげで美味しいコーヒーとタルトを頂くことができました。丹沢の自然の恵と友人の好意に朝から感謝であります。

 さて先週は通勤を含めてMTBにばかり乗っていたので、今週はロード中心に乗るつもり。30日にLemondとブリヂストン号のどちらで参加するかも決めないといけないし、通勤を利用して力をなるべく込めない体に優しい走りに慣れてもおきたいし。と言ってもあのコースを楽に走り切るなんてのはさすがに不可能だとは思うんですけどね。おそらく秦野峠の勾配のきついアップで脚にきてしまって、それ以降はだましだまし走ることになるのだろうと思います。いや、下手したら秦野峠手前のジャブと表現されていた中山峠ですでに脚にきてしまう可能性も。実際去年の走り納めのときは、直に秦野峠に向かったにもかかわらずすでにここで脚にきてましたから(汗)

 30日、Lemondで走るか、それともブリヂストン号で走るかは本当に悩ましいところ。フロントトリプルのブリヂストン号のほうがペダリングが楽なのは当たり前なのだけれども、自転車そのものの軽さや乗り心地の良さではLemondが勝るし。かと言って、コンパクトではないフロントダブルのLemondであのコースを完走できるかというとやはりちょっと自信がなかったりもするし。ホントどうしようかなぁ。悩む、悩む。

 その他、補給についてとか持ち物などについて、今週はロードでゆっくり走りながら考えてみることにしよう。って、それももちろん天気次第なんですけどね(^^;。梅雨入りしたものの、ここまでかなり自転車満喫させてもらっているので、30日が晴れてさえくれれば他の日はしっかり雨が降ってくれてもそれでも全然構わないかな。そろそろしっかとした雨が降らないと夏場が心配ですしね。
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ロードで足慣らし&ちょっとだけ下見

 休日である今日も5時頃起床。少し前の週間天気予報では土曜は雨になっていたから、それでいまのうちにと頑張って毎朝いつもの山道に通ったのだけれども、ありがたいことに雨やんでました。ただ路面はちょうど今の今まで雨が降っていたかのように湿っている。う~んとちょっと悩んだのだけれども、今日はロードで走るつもりだったので二度寝を決めちゃいました。ロードで走るのであればもう少し路面が乾いていたほうが嬉しい気がしたので。

 で、二度寝のあと出走したのが8時ちょい過ぎ。今日はLEMONDで丹沢の林道を何本か走るつもりです。来週の土曜日にはものすごく楽しみだけれども、同時にかなり緊張なロードで走るイベントがあるので、足慣らしの意味で少しロードで林道を走っておきたかったのです。

 そうしてまず向かったのが日向林道。ここはここ最近何度か走っている林道なのですが、林道に入るまでのアップがえらくきついです。10%の坂をまず上り、途中には16%の坂なんてのも登場します。ただ林道に入ってしまえば勾配は緩やかになって、気持ちの良い森の中をすごく快適に走れます。そして途中から仁ヶ久保林道に入るのですが、ここで景色がすごく開放的になるのが魅力的です。空が近くなって、いかにも高いところまで上ってきた感じがします。実際はそんな高いところではないんですが。

 ところで、そんな景色の写真が今日はないのは、デジカメを忘れてしまったから。携帯のカメラを使おうかとも思ったのですが、まぁたまには写真を撮ることなんて考えずに走るのもいいかと思い、今日は写真なしということにしちゃいました。

 さて仁ヶ久保林道を抜けて次に向かったのが浅間山林道。ここは6月30日のオフ会で走る最初の林道ですね。今日はここから荻山林道までを走れればと思っています。ついでに日向林道に向かう途中で集合場所の伊勢原駅も確認しておきました(^^

 ちょうど今月のはじめに同じコースを走ったときはこの時点で結構脚にきていたんですが、今日は30日のオフ会を想定してなるべく脚に負担がかからないような走りを心掛けたので結構快調に走れています。ちょっときついなと思ったときは、0.5kmとか1kmとか気持ちスピードを落とすようにしたのですが、それだけで全然負担が軽くなります。当日はたくさんの人と一緒に走ることになると思うのですが、きついなと思ったら周りは気にせずすぐにスピードを落として自分のペースで走ろうと思いました。

 とそんな感じの落ち着いたペースで走っていたのですが、蓑毛からヤビツに向かっているときに僕と同じやはりLEMONDのロードに乗った人に抜かれたのをきっかけについついTTモードに。その人はすごく速そうな人で、フォームもペダリングもとてもきれいだったので少し後ろにつかせてもらって走りを参考にさせてもらおうと思ったのです。

 でもその人、ほんとに速かったですね。勾配の緩いところは頑張ってついていったのですが、少し勾配がきつくなるとものすごく身軽なダンシングで距離をあけられてしまう。緩斜面でなんとかまた距離を縮めるものの余裕が全然違います。その人は他のサイクリストや登山者にあうたびに「こんちは!」ってしっかり挨拶しながら上っていたんですけど、全然普通にことばを発しているわけです。でも僕はその人のペースだと「こん、ハァーハァー、ち・・・、は、ゼーゼー」みたいな感じなわけです。これは全然駄目だぁ!と思わざる得なかったのですが、案の定菜の花台を越えて左にまわりこむ少し傾斜のきつい部分で完全に離され、視界から消えていってしまいました。ひぃ~!

 そこからは僕はもうヘロヘロです。馬鹿なことするんじゃなかったと思いましたが、でもやはり速い人の走りは参考になりますよね。あれくらい軽く上れないといいタイムは出せないんだなぁとあらためて感じさせられました。

 峠に着いたら、後ろから追走してしまったことを詫び、どれくらいのタイムで走られたのか訊いてみようと思っていたのだけれども、ようやく僕が峠に着いたときにはすでにその人の姿はなかった・・・。残念。というわけで、この場を借りてお詫び。それまでマイペースで走っていたくせに、抜かれた直後から変な感じに追走してすみませんでしたm(_ _)m。

 ヤビツでは自転車から降りずにとりあえず護摩屋敷の水場へ。そしてそこから菩提峠に上りかえした。さぁてそこからは表丹沢林道を経由していよいよ僕がまだ走ったことのない荻山林道ですね。

 昨日の雨のせいで表丹沢林道には回避しようがないほど巨大な水溜りができていました。自転車を担いで濡れずに通り過ぎることが不可能だったので、えいやとそのまま突っ込んだのだけれどもこれはちょっと緊張でした。水溜りの水は透明度がまったくなく、石でもあったら乗り上げて転倒なんてことになりかねないと思ったので。幸いそんなことはなく無事に通り過ぎることができましたが、これはロードでやることじゃないよなぁとちょっと思ったりも。その水溜り、結構深かったので。

 そして、ようやく荻山林道なのですが、今日はこのために来たといっても過言ではありませんでした。masaさんエントリーを見る限り、かなりわかりにくそうな林道のように思えたので、もし可能であれば事前に走っておきたいなぁと思っていたのです。

 で、この荻山林道ですが、はっきり言ってかなりディープな林道だと思います。MTBやランドナーならいざ知らず、ロードで下っていることにものすごく違和感を感じました。勾配もやたら急で、にもかかわらず道が狭く路面も悪くガードレールもないので、ブレーキングには細心の注意が必要です。昨日の雨で今日は路面がかなり湿っていたこともあって、僕はブラケットを持ってのブレーキングでは下れませんでした。しっかりドロップ部分を持ってのブレーキングでないと無理でした。さらにそんなふうに下っていても最後の急勾配部分ではお尻をサドルの後方に持っていかないと怖かった・・・。MTBで急な斜面を下るとき以外は普通はこんなことしないんですけど。いやぁ、とにかくすごい林道でした。かなりインパクトあります、この荻山林道!しかしmasaさんはよくこんなところにロードでふらふら入っていったよな。僕だったら絶対に躊躇してしまうと思います。

 荻山林道を抜けてからは、表丹沢の麓を横断するような形で藤棚のampmまで。そこからは普段のヤビツ往復と同様金目川沿いを下り、R134に出て帰ってきました。これで距離にして104km。走っているときはつらく感じることもあったけれども、帰ってきてみれば思ったよりか余裕が残っているように感じました。

 そんなわけで調子にのって夜にブリヂストン号で久々に関内まで二郎のラーメンを食べに行ったのですが、ここで脚にきちゃいました。久々の二郎のラーメンの量の多さにうっぷという感じにヘロヘロになり、さらに帰りは脚がなくてヘロヘロに。帰宅して途中で買ってきた酎ハイを1本飲んだら気が遠くなったのだけれども、やたら身体が火照っていてうまく眠ることができず、ベッドの上で身悶え。まったく何やってんだかって感じですね。

 結局本日の走行距離は約150km。自分的には結構走ったつもりなんですけど、30日は山岳地帯を中心にさらにもう100km近くも走らないといけないんですよね。頑張らねば


久々の二郎。小豚、野菜・にんにく・脂。この3分の2で充分だったな・・・。
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“いつもの山道”皆勤

 何をそんなに張り切ってと我ながら思わないでもないのだけれども、こうなったらまともな雨が降るまでは!ってな感じで今朝も“いつもの山道”へ。アップしなかったけれども実は月曜も僕はこのコースを走っているので、今週は月曜から金曜まで5日連続で“いつもの山道”を走ったというわけです。これはもう今週に限っては、“いつもの山道”皆勤賞を自分にあげてもいいでしょう。ちなみに先週の土曜日から数えれば、この7日間の走行回数は6回。さすがにこんなに高頻度に・・・というかあらためて調べてみたら去年の走行回数はなんと5回だけだったので(少し前のエントリーで年に最低10回は“いつもの山道”を走っているなんて書いてしまったけれどもまったくの嘘でした)、この7日間ですでに去年の走行回数をオーバーしたと・・・。う~ん、すごい。えらくはないけど、すごい。

 ただMTBでのこういう走りは山道のコンディションさえ良ければ僕にとってはものすごくハードルが低いです。ロードで走りに出かけるときは楽しみだけでなくたいていプレッシャーも感じたりしてしまうのですが、MTBでの里山ライドの場合はそういうプレッシャーがほとんどありません。たとえば1時間ランニングをしろと言われたらすごく大変そうに感じて「冗談じゃないよ!」って気になってしまうけれども、1時間半サッカーやろうぜと言われれば、(もちろん大変だとは思うのだけれども)ボールを追いかけながらいつの間にか1時間ランニングするのと同じような距離が走れてしまうといったそういう感じがあるのだと思います。まぁもちろんロードにはロードの楽しみ、そして価値ある苦しみがあるわけだから、どちらがいいなんてことはまったく言えないんですけど。

 今回こんな感じにMTBでの出動を続けて思ったこと。それは、いろいろな自転車の楽しみ方を知っておいて良かったなということ。ロードに乗るのがなんとなく億劫に感じてしまっているときでも、まぁこういう走りであれば楽しめる。なんにせよ僕は自転車は好きなわけだから、自転車の逃げ道が自転車であるということはそれはやはりありがたいなと思った。そういった意味では、そのときはそんなに熱心にならなかったけれども、一度でも昔こういう場所を走る経験をしておいて本当に良かったと思った。 



 今現在、外はしっかりした結構な雨が降っている。なんにせよ、しっかりとした梅雨になる前に気持ちがやわらぐようなこういう自然のなかの走りをたくさん楽しむことができて良かった。ほんとに良かった。
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連日ですが・・・

 昨夜は職場の仲間3人で大船のイタリア食堂で夕食。駅から少し歩いたところにあるそのお店は、ロケーション的な問題なのかそれとも平日の夜だからかかなり寂しい客入りだったのだけれども、お店の雰囲気も店員さんの接客態度も出てくる料理もどれもが好感触で、すごく幸福な気持ちになることができた。ピザ生地にのせて食べた牛筋のビール煮とかいろいろ野菜のマリネとかカリッと焼いた牛の第二胃袋とベーコンのサラダとか自家製ソーセージ入りクリームソースとほうれん草のフェットチーネとかゴルゴンゾーラチーズと林檎のリゾットとかほんとにどれも美味しくてすっかり大満足。これは是非ともまた足を運ばねばと思ったのだった。

 で、一夜明けた今朝は5時少し前に起きて慌しくバナナ1本を口に放り込んで、えっと・・・またMTBで出動。もう皆さん飽き飽きしてるかもしれませんが、本人はまるでラジオ体操皆勤賞を目指す小学生のような気持ちになっていたりするので。天気予報を見るととりあえず明日の朝まではドライな路面を楽しめそうなので、なんとか明日も・・・。いや、どうなるかはわかりませんが。しかしついこのあいだまでは、自転車からすっかり気持ちが離れているなんて言っていたくせにね。やっぱり僕は相当テキトーなのだと思います。



 でもこういうところを走ることによって、気持ちのなかの強ばっていた何かが柔らかくなっていったということもきっとあるんだろうと思う。



 今朝は雪の残る富士山がうっすらと見えていた。



 今日もすばらしい朝をありがとう!
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