湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

またしても

2008年02月27日 | 日常生活
 破壊してしまったブリヂストン号のメーターセンサー部。やはりセンサー部のみの購入ではなく、かっこいいと思っていたキャットアイのストラーダ・ケイデンスを購入。というわけで、今夜LeMondに付いていたメーターをブリヂストン号に移設し、新しく購入したものをLeMondに取り付けた。23時頃から作業をはじめ、メーターの取り外し、ついでだからとフレームの清掃、移設、取り付けなどなどをやっていたら2時間弱もかかってしまった。やはり僕はこういう作業の手際が悪いな。ぱっぱともっと早く済むと思ったのに。

 さて明日は休みなのだけれども、またしても左の歯茎が腫れてきて痛みも強くなったので負荷のかかる自転車は自粛するつもり。そろそろロードで少し長めの距離、もしくは山方面を走っておきたかったんだけどなぁ。残念。でも歯茎の病気は慢性化しやすいらしいし、ひどくなるとしっかりとしている歯まで駄目にしてしまうようなのでここはあまり無理をするのはやめておこう。あと、この程度なら大丈夫かなと今まで思っていたけれども、あまりに繰り返すので結局歯医者の予約を入れた。歯を駄目にしないために今のうちにきちんと診てもらっておこう。それになにより、歯や歯茎の具合が悪いとご飯が美味しく食べられなくて悲しいのだ。早くしっかり治るといいのだが。

 それから冬の課題の最後のひとつは、これで春へと持ち越し、あるいは中止になる。日程的にも無理になってしまったわけだけど、それよりも自分なりに魅力のあるコースを組めずにモチベーションが高まらなかったのが一番の理由である。あと寒さがなかなか緩まないというのも理由のひとつかなぁ。このコースは少しくらい寒い日でも構わないと書いたけれども、やっぱり寒いのはちとつらいかも。

 さて明日はどうしようかなぁ。図書館に予約を入れていた自転車小説『サクリファイス』がようやく届いたようなので取りに行ってきてそれを読むかなぁ。面白い小説だといいのだけど。でも、そんなの読んだら余計にむらむらと走りたくなったりして。まぁそれはそれでとても良いことなわけですが。。。

前三角

2008年02月26日 | 日常生活
 オーダー時の詳しい顛末はいつかまた別の機会に書きたいと思っているのだけれども、VOGUEでMTBのフレームをお願いするときにこだわった数少ないひとつがフレームの前三角の面積を大きくするということだった。

 登場した当初のMTBは今ほどそんなにスローピングがきつくなかった。それが少しずつスローピングがきつくなり、前三角の面積が小さくなっていってしまった。普通に乗って走るだけであればそれでも全然問題ないのだろうけれども、山道で自転車を担ぐことを考えるとそれはあまり好ましくないように思えた。急な下りでサドルを少し下げることはあるかもしれないけれども、だから支障のない範囲でなるべく前三角の面積を大きくして欲しいと僕はお願いした(細かい寸法は指定せず、用途とこちらの体型からほとんどおまかせでつくってもらったのだ)。

 実を言うと、オーダーのときは今のように頻繁に山道を走るとは思ってなかった。ただ、それまでの少ない山サイの経験から一応そんなお願いをしただけだった。でも最近のように山に出かける機会が増えてくると、あのときちゃんとお願いしておいて本当に良かったと思う。肩だけでなく、頭もすっぽり突っ込むことができるので、長い担ぎでもかなり楽をさせてもらっていると思うので。フルサスのMTBなんかだと、担ぐときはサドルに肩をかけたりするのだろうけれども、あれだとタイヤの位置が低く、岩にタイヤがあたったりして少しバランスを崩しやすいと思う。フルサスにはフルサスの良さ、機動力の高さがもちろんあるからどちらがいいなんてことはもちろん言えないわけだけど。

 MTBはMTBという車種のなかでさらに用途がいくつか細分化されていて、それによってフレームの形状などがかなり変わってくる。もちろん同じような用途のものでも、メーカーによってデザインは異なる。なので、もしこれからMTBの購入を考えている方は、自分がどんな使い方をしたいか、どんな楽しみ方をしたいかをしっかり考えてから購入したほうがいいと思う。あるいはもし家に古いMTBが眠っていたりする場合は、案外今のものよりそちらのほうが使い勝手が良いなんてこともあるかもしれない。

 サスについていえば、僕はやはり究極はフルリジッドなのかなと最近思ったりする。MTBは自然のなかで楽しむもの。それなのに機材に頼り過ぎるのはいかがなものなのかと最近少し考えたりする。岩で遊ぶクライミングが、自然により優しく、そして素肌の感覚でより自然を楽しめるようにとフリー化が進んだように、MTBもそのうち今のようなサスが普通の状態から再びシンプルなリジッドに戻っていったりするかもしれない、なんてことをのんびりと山のなかを走っていてときどき考える。僕は今フロントサスのMTBに乗っているわけだけど、もしもう1台購入するならばリジッドかなぁ。でも1台しか持てないとするならば、今はやはりフロントサスになると思う。一度手に入れた快適さを失うのって、やっぱり気持ち的に抵抗が強いんだろうなぁ。二酸化炭素排出規制が進まないわけだ。

 あっ、一応言っておきますが、これはフルサスはいかん!ってなことではないので、フルサスに乗っている方、お気を悪くしないで下さいね。フルサスにはフルサスの良さ、楽しさがあるってことは充分僕も承知してますので。それに僕だって、サスの恩恵に預かっているわけですから。ただそれはそれとして、結構な落差のある下りを、あまりサスの恩恵を受けずに下りたときの感覚ってすごく良くありませんか?体の使い方だけでその衝撃の多くの部分を吸収できたときってすごく気持ち良いです。

 と、気づいたらなんかすっかり話が逸れちゃったな・・・


焼き肉ざんまい

2008年02月25日 | 日常生活
 今夜は友人と茅ヶ崎の焼き肉屋・ざんまいで、焼き肉ざんまい。

 このお店はボリュームのある盛りで有名なお店なのだけれども、本当に肉もサラダも驚きの盛りで心から満足してしまった。たとえば写真3段目のカシラとハラミなんて、これで1人前ですよ。カシラは確か550円、ハラミは690円だっけな?それで結構というか、充分美味いんです。なんちゅうか、とてもびっくりなヨロコビでした。

 この日注文したのは写真左上から上カルビ、レバーとホルモンとハツの3種盛り、ざんまい半サラダ(どこが“半”なのかわからない)、卵スープ、カシラ、ハラミ、クリームソーダ、杏仁豆腐。アルコールを飲まない友人と一緒だったのと、僕がものすごぉ~く眠かったこともあって、アルコールが一切なしだったこともあるけれど、これでお値段はひとり2000円ちょい。それで「あと1皿肉を頼んでいたら美味しさから気持ち悪さに変わったろうな」といった程度まで食べられる。素晴らしい。繁盛しているのも実によくわかる。

 帰りは友達の車で送ってもらったのだけど、その車のなかでかかっていたのが徳永英明がバラード系の名曲をたくさんカバーしたVOCALISTというアルバム。この年になると、邦楽のそういう曲って結構恥ずかしく感じたりもするのだけれども、この日は満腹と眠気で気が緩んだのか、気づいたら酔ってもいないのにまるで思い切り酔っ払っているかのように曲に合わせて絶叫している自分が。いや~、久し振りに聴く『異邦人』とか『なごり雪』とか『オリビアを聴きながら』とか『M』とかが実に良くて。。。冷静になってみると実にお恥ずかしいですが(本当に恥ずかしい)。

 『オリビアを聴きながら』と言えば、昔友人が付き合っていた彼女に振られたときの話を思い出す。まだ振られてそんなに時間がたっていない頃、落ち込んだ気持ちで風呂に入っていたら、隣の家に住む女の子がやはりお風呂のなかで『オリビアを聴きながら』を歌っていてやけにそれが心に染みてしまったという話だ。

 ♪出あった頃は こんな日が 
  来るとは思わずにいた
  making good things better
  いいえ すんだこと 時を重ねただけ
  疲れ果てた あなた 私の幻を愛したの

  夜更けの電話 あなたでしょ
  話すことなど 何もない
  making good things better
  愛は消えたのよ 二度とかけてこないで
  疲れ果てた あなた 私の幻を愛したの♪

 確かに振られて落ち込んでいるときにこんな曲を歌われたら結構こたえると思う。でも僕はその友達が傷心で家にやって来たとき、雰囲気が出るようにとプリプリの『M』を流したりしてしまったのだ。

 ♪いつも一緒にいたかった 隣で笑ってたかった♪

 最低だ。でも、その友人とは今でも友達だ。ありがとう。。。


山道で充実の日曜の朝

2008年02月24日 | 自転車生活
 普段はひとりで走ることがほとんどですが、



 今朝はノアポンさんTETさんモリさんと僕の合わせて4人で山道を楽しんでまいりました。朝の冷え込みの厳しいなか、皆さん遠くからありがとうございました。



 裏道小道をくねくねと走ったあとは、未舗装の林道のような道を上って山道へアプローチ。



 そしてそこを上りきったところからが山道なのですが、今日は今まで一度も走ったことがない方面の探索に少しお付き合い頂きました。近くにある切通しまで足を伸ばしてみたかったのです。

 ただそこに至るまでに枝道に入り込んでしまったりして結構皆さんを消耗させてしまったのと、コースにいまひとつ自信が持てなかったので途中で退却。僕的にはすごく楽しかったのですが、他の方に無駄足を使わせてしまいました。すみませんでした。

 最初のコースに戻ってからは、 



 いつもスルーしていた少し脇道を入ったところにある展望台に行ってみました。少し富士山霞んでましたが、ここはすごく気持ち良かったです。風もあまり感じられず、体も温まっていたので、あやうくのんびりし過ぎそうになりました。 



 さて展望台からはこの冬のお気に入りの山道です。



 笹のトンネルなど変化の富んだ山道を楽しんだあとは、少し舗装路を走り、



 自転車から降りてほんの少しだけ歩いて、



 今度は別の展望台に上りました。




 ここからの景色も素晴らしく、本当に来て良かったと思いました。ひとりで来るのも僕は好きですが、たまには仲間とこういう景色を見るのもいいなぁと思いました。



 さて、その展望台からは本日の〆の短い山道。



 ここも短いながらもとても雰囲気の良いところです。

 さて、本当は今日は10時頃解散予定だったのですが、途中余計な寄り道をしてしまったせいで少し時間が押してしまいました。ですので、せっかくだからということで、



 小坪のゆうき食堂で海の幸も楽しんで行くことにしました。モリさんは時間的に余裕がなくゆうき食堂はパスでしたが、ノアポンさんとTETさんとで久々にゆうき食堂の新鮮でボリュームのある刺身定食を頂きました。

 というわけで、結果オーライでしたが、短い時間のわりに結構盛りだくさんにいろいろと楽しむことができました。皆さん、今日はお付き合い頂いてありがとうございました。山道はじめての方もいたんですが、どうでしたか?ちょっときつかったり、怖かったりしたところもあったと思いますが、楽しんでもらえてたら嬉しいです。また今日のようにコンディションの良いときにご一緒しましょう!

メーター壊れていた

2008年02月22日 | 日常生活
 通勤のためにブリヂストン号に乗って、前夜の牛乳パック前輪巻き込みアクシデントでメーターのセンサー部を破壊してしまっていたことに気づく。なんだかひじょーに残念。古いメーターだったけれども、まだまだ使い続けるつもりでいたのに。

 もちろんセンサー部だけ購入することもできるのだけど、これを機会に気になっていたキャットアイのストラーダ・ケイデンスを買ってしまおうかと少し考えている。ただストラーダはデザイン的にスレッドタイプのステムには合わないような気がするので、もし購入したならばストラーダはLeMondに取り付け、LeMondについているものをブリヂストン号に移設することになるのだと思う。

 しかし牛乳パックが破裂したとき、あぁ牛乳もったいない!って思ったけれども、牛乳だけじゃなかったんだな。悲しい。でもスピード出てるときだったりしたら転倒してケガしたりということもあったと思うので、この程度で良かったのだと思うことにしよう。

 本当は買い物袋をぶら下げて走るのをやめるのが一番なのだろうけれども、こればかりはどうにもならない気がする。ザックに入りきらないものは、買い物袋かエコ袋を利用せざる得ないので。。。


わたしは無実だ

2008年02月21日 | 日常生活
 一昨日しっかり体を動かしたせいか、便通がとても良くなった。そして体のだるさもほとんど消失した。自転車は本当に偉大だ。



 さて本日久し振りに関内の二郎。今日はやたらお腹がすいていたようで、いつもより楽に小豚野菜増しニンニク脂を完食。



 というわけで、二郎のあとは野毛の福田フライへふらふらと立ち寄り、



 串カツとあさりとうずらとワカサギの串揚げ&コーラ。いいのか、お前!?と結構葛藤だったが、誘惑を断ち切れなかった。



 しかしこういう自転車に乗って二郎や野毛の立ち呑み屋にやってくる人間ってどれくらいいるのだろうか?一度だけ立ち呑みのもつ屋さんでスポルティーフに乗ってやってきた人を見たことがあるけれども、見かけたのはその一度きりである。きっとそんなに多くはないのだろう。

 ところでSSR新年会のときに私の二郎訪問に関係してちょっとした疑惑がもちあがっているという話を耳にした。その内容は、yuzitoは二郎のあとよからぬ店に立ち寄って摂取したエネルギーを放出してるに違いないというというものだった。まったくなんという言いがかり。そんなことがあるわけないじゃないですか。普通レーパンでそんなところに行きますか?そんなお店の前に自転車とめておけますか?そんなところに行く前にニンニク食べますか?



 というわけで、その点については私はまったくの無実である。



 でもそのかわりに(そのかわりってどういうことだという気もするが・・・)、今日はアパートまであとほんの数メートルというところで、帰りに寄ったスーパーの買い物袋を前輪に巻き込んで牛乳パックを引き裂いてしまい、路上を白い液体で汚してしまった。こんなことははじめてのことだったので、かなり焦ってしまった。買った他のものも当然牛乳まみれ。自転車も当然。そして私自身も無論。そんなわけで、直後は写真など撮る余裕などまったくなく、後始末におわれた。で、ようやくひと段落ついて現場に戻ってみたら、こぼれた牛乳を猫がペロペロなめていた。良かった、無駄にならなくて。

 と、なんの話かわからなくなってしまったが、とにかく私は無実なのである。皆さん、信じてください。信じてくれ~

冬の課題A MTBとともに三浦半島縦走

2008年02月20日 | 自転車生活
 去年あたりから楽しくなってきたMTBによる地元の里山探訪。乗ることにはそんなにこだわらず、若い頃はあまり目を向けることがなかった身近な自然をMTBと徘徊するのがこの冬は本当に楽しい。地図をながめて、身近なこんな場所にこんな道があったんだとまず驚く。そして期待と不安の入り交じった気持ちでその場所を訪ねてみる。快適に乗れて楽しめることもあるけれども、ほとんど乗ることができないで自転車ではかからない負荷を体にかけて疲弊して帰ってくることももちろんある。それでも、そういうのがすごく楽しくて嬉しい。

 そんなことを繰り返しながら、そして地図を見ながら考えはじめたこと。それがそんな地元の里山の道をつないでMTBとともに三浦半島を縦走できないかということだった。丸一日MTBとともに山のなかを歩き走り、最後に海を眺めて三浦半島の自然の素晴らしさを思う存分体感することができないかということだった。

 2月19日火曜日、そんなプランを具体化した。発熱のあとで体調はいまひとつだったけれども、乾いた晴天が続いたあとの平日のお休みということで少し無理してでもどうしても出かけたかった。泥道は避けたかったし、ハイカーの方たちが増える休日もやはり絶対に避けたいと思っていたので、このチャンスはなんとしても逃したくなかった。

 というわけで、山域(というのは身近な低山にしては大げさなのだけど)で数えて全5ステージの三浦半島縦走をこの日行なうことにしたのだった。



 6時頃には部屋をでる予定が、寝坊のせいで7時40分の出走。前日の予報では少し寒さが緩むということだったのだが、朝はやはり寒い。山道には霜がはっているところもあった。



 さて1時間弱のアプローチのあと、第1ステージのいつもの山道へ。ここはまぁ何度も走っていることもあって気楽だったのだけれども、病み上がりのせいかあまり馴染みの道を走っているという感じがしない。バランスも明らかにおかしく、普段まったく問題なく走っている場所で何度かひやっとした。う~ん、こんな調子で完走できるだろうか?と少し不安になった。



 繋ぎの舗装路の距離を少しでも減らすために、途中からはいつも走っているコースを離れる。といっても、ここもこの冬は何度か走っているので迷ったりする不安はない。

 1時間強で第1ステージを終えたあとは1kmくらい舗装路を走り、



 第2ステージへ。ここはこの冬のお気に入り。テクニカルなところはほとんどないけれども、



 雰囲気がとても良くて走っているのがものすごく楽しい。ここらからようやく体が馴染みはじめたような気がした。

 第2ステージのあとは、繋ぎのアプローチとしては今回もっとも長い距離(それでも4kmくらい?)を走って第3ステージへ。



 ダートの林道のような道を走ってまずはピークに上り、そこからコースを少し戻って、



 再び山道へ。この山道は途中までは何度か走ったことがあるのだけれども、後半部分は今までまったく入っていったことのない道。それはこれ以降の第4ステージ、第5ステージも同じなのだけれども、ここは今までかなり苦労させられている山域なので少し不安を感じていた。ここを訪れたときに走っているコースも、なかなか難度が高く、転倒も多分一番多くしてるところなので。



 で、怖れていた通り、ここでかなり消耗。勾配のきついアップダウンが連続する尾根道はほとんど乗ることができずに押しや担ぎの連続だった。そんな感じで2つピークを越えた。

 展望のあまり良くない2つ目のピークからの下りは、



 ようやく楽しめる道になってひと安心。



 ここは本当に気持ちの良いダウンヒルが楽しめたので、途中のコースを検討して再び訪れたいと思った。もう少し乗れるルートが多分あると思うので・・・



 さてお次の第4ステージはコース上の最高地点を目指すもの。ここは何度か訪れたことがあるのだけれども、今回のルートははじめて。いや、正確にいえば高校2年のときに一度だけ友達に誘われてランドナーで訪れたことがあるはずなのだけれども、僕はそれがきっかけでこういったいわゆる“山サイ”にしばらく興味を失ったのだ。とにかくものすごく疲れたので。

 と詳細はまったく覚えていないのだけれども、そんなきつかった印象があったこのルートなのだけれども、想像していたよりもすごく楽にピークに到達することができた。多分当時はこういった小さな自然を楽しむ能力に欠けていたのだと思う。

 晴れた日には360度の素晴らしい眺めが楽しめる展望台は強風のために閉鎖されていた。正直この日の風はそんなにたいしたことがなかったのだけれども、もしかしたら冬のあいだはずっと閉鎖しているのかもしれない。先日別のルートで訪ねたときもやはり同様に閉鎖されていたので。

 このピークで少し長めの休憩をとったあと、いま上って来た道を少し下り、



 分岐から別方向へ向かう道へ。

 この道の途中で標識のない分岐がまたあったのだけれども、地図でどの道なのかいまひとつ判別できず、どちらに向かうか少し悩む。標識通りに進めば間違いないのだろうけれども、面白そうなのは標識のないほう。それで少し悩んでいたら、ちょうど良いタイミングで単独行のハイカーがやってきた。それでそのルートに訊ねてみると、どうやらその人は海のほうから歩いてきたらしい。でも僕はこの時点ではまだ海へは出たくない。ただやはりその道の途中にも分岐があって、そちらへ行けば多分もっと内陸側へ出るだろうとのこと。「でも結構すごそうな道ですよ」とそのハイカーは言ったのだけれども、このときは気持ちに余裕があったのでその道を行ってみることにした。



 そうしたらこれがアタリ。快適ダウンヒルが待っていた。こういうのは本当に嬉しい。途中担ぎでの階段下りもあったけれども、乗れるところがとても面白かったので全然苦ではなかった。



 と、そんな良い気持ちで下ってきたら池というか流れの淀んだ川が道を遮っていて一瞬焦る。水に足を入れなくても石伝いに渡れたので良かったけど。



 そして里に降りてきたのだけれども、そこがどこなのかが全然わからない。たまたま散歩に来ていた人に「ここはどこですか?」と訊いたら、以前ヘラブナ釣り場だった○△池というところだと教えてくれた。考えていたところとは少し離れたところだったけれども、こちらのほうが次の最終第5ステージへのアプローチは短くなりそうなので結果オーライ!それに地図では繋がっていない道だったようなので、コース開拓もできて良かった!



 さて、そんなこんなで最後の第5ステージ。ここは最初のピークまで舗装路で上れてしまうようです。しかしそのピークまでの道のきついこと。おう、これは結構な激坂ではないかと一度自転車から降りて写真を撮ったあとにあらわれたのが、



 この道。写真ではわかりにくいかもしれないけれども、かなりの勾配だった。普段は足つきなしとか全然気にしないのだけど、ここは気合入れて勾配が緩くなったところにある展望台まで頑張った。ここで足ついたら“負け”だと思ったので。でもロードだったら上りきれなかった思う。今度機会があったらロードで来てみよう。誰かを道連れに。
 ちなみに、ここまででかなり体力をつかっていたので、この上りは本当にきつかったです。



 さて、そのピークからは尾根道伝いにもう2つピークを越えて、



 少しずつフィナーレに近づいていく。



 ここを下れば海だ!



 で、7時間強山の中を悪戦苦闘しながら楽しんで、ようやく三浦の海水に触れた。このときはやはりかなりの達成感があった。とにかく当初望んでいた通り、三浦半島の自然をまる1日かけて思う存分満喫できました!ありがとう、三浦半島!!



 海水に触れたあとは、空腹を満たすために横須賀の岩松へ。実は途中から疲労と空腹で、穴子のそそりたつ岩松のこの海鮮丼が食べたくて仕方なかったのだ。走る前はお刺身を考えていたのだけれども、実際体が求めたのはこちらだった。



 そして大盛の海鮮丼に満足したあとは暗くなった道を走って江ノ島まで。

 ところで昼間走っているときはMTBに余計なものは何もつけてないですけど、暗くなってからはちゃんと照明類はつけてます。山道を走るときは邪魔というか少し気になるので、外してザックに入れてあるのです。外観的にもなるべくシンプルなほうが好きなので。

 体は疲れたけれども、転倒やケガもなく、大満足の1日でした!

これで課題2つ、終了

2008年02月19日 | 自転車生活
 本日は、以前“この冬走っておきたいコース3つ”というエントリーのなかで書いたAコースを走って・・・というか、走ったり押したり担いだりしてきました。

 さて、普段ならここからああだこうだとあれこれ書くところなのですが、今僕はすっかり疲れてしまっていてそんな気力がありません。というわけで、今日はこのままビールを呑みながらお土産で買ってきた横須賀コロッケを食べて寝てしまおうかと思います。えっと、一応病みあがりでもありますしね。

 それから疲れてはいますが、体のなかの悪しきものは一応吹き飛ばすことができたような気がします。走りはじめはどこまで持つか不安でしたが、少しずつゆっくりとですが体が馴染んでいったような気がしました。ただ残念ながら便秘のほうは解消されませんでした。









 さて、それではコロッケとビールを頂くことにしよう。正直、もう待てん!

 本日の走行距離 97.19km(もちろんメーターに反映されている分のみ)

なんとなく1週間

2008年02月18日 | 日常生活
 体調を崩してなんとなく1週間がたってしまった。自転車乗りたいモードが高まっているときだっただけに、この体の不調はとても残念だった。

 明日はまたお休みだけれども、正直体はまだ本調子ではない。でも、明日はもういい加減自転車に乗るつもりだ(通勤以外でね)。あまり強い負荷をかけるのは心配だけれども、自転車とかお日様とか海とか森の木々とかから滋養を頂いて、体内の悪しきものを吹き飛ばしてこようと思う。実際のところ僕は、「病気に弱い、自分に甘い」タイプなので、そんなふうに気合を入れてみるのもきっと必要なんだろうと思う。

 というわけで、今夜はこれから明日の準備。そして準備を終えたら(たいした準備ではないのですぐに終わるはず)、素早く風呂に入ってさっさと寝ようと思う。
 
 明日走ることによって密かに期待していること。それは体を動かすことによって腸の蠕動運動が活発化され、ここ数日悩まされている硬いものが排出されること。若い頃は便秘になんてまったく縁がなかったのにな。いつでもどこでも対応可能なように、ご不浄用の紙もちゃんと準備しておくことにしよう。

 あ、それから忘れそうになりましたが、おやすみ中にご訪問頂いた皆様ありがとうございました。おやすみ中も結構アクセスがあって少し恐縮しました。感謝です。

アブナクナイ

2008年02月17日 | 日常生活
 本調子!とはなかなかいかないけれども、だんだんと体調も良くなってきたのでそろそろブログを復活させようとこの日お休みしていた日にち分のエントリーを一気に書いてしまおうと思いたつ。そしてわけのわからない勢いによって2時間強で書き上げたのは良いのだが、勢いが去りテンションが元に戻ったらなんとなくそんなふうにエントリーをするのはいかがなものか?と躊躇する気持ちになってしまった。偏執的、異常者的な行動に思われるのではないか、アブナイ奴だと思われるのではないかと畏れたのだ。

 そんなわけで、寒い静かな部屋に流れるチェット・ベイカーのヴォーカルを聴きながら、書いたものをアップするかしばし悩む。で、そんなふうに悩んでいたら突如として首筋に寒気を感じる。こ、これはまずい。やはり勢いで無理したのが良くなかったのだと体温計で熱を測ると37度ちょっとの微熱。せっかく熱が下がったというのにこれでは次のやすみがまた危ういではないかととりあえず悩むのはやめにして、机から離れたのだった。