湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

楽しさとともに反省もあり、反省とともに楽しさや進歩や成熟もあり

2011年01月30日 | MTB

お天気最高だった!そしてとても寒かった!!

 でも体を動かしはじめればやはりお山のなかは温かかった。ロードで舗装路を走るキンキンとした寒さはまったく感じられない。この時期のMTBは素晴らしいなと、この冬何度思ったことだろうか。 



 今日は仲間8人とお山のなかで遊んで来ました。うちひとりはランニングでお見送りに来てくれたyuki3110さん。てっきり自転車でお見送りに来てくれたのかと思っていたら、ランで来たとのこと。聞いてかなりびっくりしてしまいました。


yukiさんはその後、1本目の山道の終わりまでランで同行。ありがとうございました!



 いつも楽しいMTBだけれども、今日は反省点もいくつか。まずはわかりにくい分岐で後ろをしっかり確認しなかったこと。「ここ左で~す!」と声だしして、後ろでも「左です!」という声が聞こえたのでそのまま行ってしまったら4人目以降は少し距離が開いていたようで間違えて右に行ってしまっていた。携帯に電話して、正しいコースに復帰してもらったのだけれども、とくに人数が多めの今日のような日は、分岐ではしっかり止まってメンバーを確認しないといけないなと思った。えっと、無駄な労力を使わせてしまいすみませんでした。

 分岐を越えたあと、後ろの仲間がなかなか来ないので来た道を走って戻ったら、3番手を走っていたモリさんが倒れていた。普段ならシャッターチャンスとカメラを出すのだけれども、思いのほか痛そうでそんなことはすっかり忘れてしまった。とくに難しい場所ではなかったのだけれども、わずかな根っ子にはじかれて転倒したしまったようだった。以前僕も本当になんてことないギャップにはじかれて1~2mだけれども斜面を転落したことがあるのだけれども、そんな感じの転倒だったようだ。幸い大きなケガではなかったけれども、後ろと距離が開いてしまったときは早めに戻ったほうがいいと思ったのがふたつ目の反省。ここで戻っていなければ、後ろがさらに離れていると気づかなかったわけだし。

 でも今考えればやはり写真は撮っておくべきだったかな。いや、あの、その・・・(笑)



 2本目の山道は少し課題が多い。そしてだからこそ楽しかったりする。



 陽射しが射し込み、冷たい風が遮られた山のなかはとても穏やか。



 前回、転倒した場所を下りきるけんけん。今日はだいぶ慣れた感じでしたね!



 が、同じ場所で山道は久し振りのモリさんが転倒。バランスよく下ってきたので、これは全然問題ないと僕らも本人も感じていたのだけど、最後の最後でハンドルとられちゃいました。
 転倒の瞬間、左の膝を土に強く打っていた上に、すぐには起き上がれなかったのでかなりヒヤッとしたのだけれども、膝よりも1回目の転倒で痛めた左の肩、腕のあたりをさらに痛めてしまったらしかった。さらにブレーキレバーのピンのようなものが抜けて逆方向に開いてしまった。ディスクブレーキの知識がまったくない僕は一瞬、なんであんななっているのにワイヤーが切れてないんだ?なんてとんちんかんなことを思ったのだけれども、さすがにその疑問は心の中にとどめておいた。

 このあと僕らはとりあえず一度山から下りて、最寄のショップに向かったのだけれども、知らず知らず最近以前より「乗る」ことを重視してしまっているのかもしれないとやはりまた反省した。僕自身、以前より「乗る」ことへの欲が出ているのは間違いないのだけれども、山のなかで一番大事なのはもっと別のことのはずだ。もちろん乗れたほうが楽しいし、ある程度怖かったり痛い思いをしないと上達しないのも事実なんですけど、仲間が大きなケガとかしたらやっぱり嫌ですものね(^^;



 で、山を降りるときにさらに反省なんですけど、なるべく最短距離でショップに向かおうとしてはじめての山道を下っていったら(もちろんかなりゆっくり)、最後は少なくとも僕らの才能ではどんなに練習しても、どんなに良いMTBに乗っても下れないような崖のような斜面を自転車を担いで下るはめになってしまった。途中で後ろ(上)を振り返ったらかなり距離(というか高さ)が開き、腰をひいてMTBを担いだり手に持ったりする仲間の姿が・・・。そのあとは「すみません」を連発しながら、おいおいこんな場所に下りてきちゃったよという場所まで歩いて下ったのだった。いやいや、ホントすみませんでした。

 さらに山を降りてきてからはそこにいた人たちに「ちょっとトラブルがあって知らない道を下ってきたらここに出ちゃいまして。すみませんが、通らせてください」と恐縮しながら敷地の外に出させて頂いたのだった。僕的には結構面白かったんですけど、やっぱりあまり良くないことですよね。あんなに若い、年頃の女の子と口をきいたのは久し振りのことで、おじさんはさらにどきどきしてしまいましたよ。

 残念ながらショップでもブレーキレバーはなおらなかった。なかなかないトラブルなので、まぁ致し方ないですね。



 その後はちょうどお腹のすきはじめた時間だったので、みんなでゆうき食堂へ。少し並んだけれども、モリさんは驚くべきことに初ゆうき食堂らしいし、藤之助さんもけんけんも前回楽しみにしていて食べれなかった鬱積があったので、並んだ甲斐ありました。しかしゆうき食堂相変わらずすごい盛りだったなぁと書きつつ、モリさんと知り合ってから“盛り”とか“森”と打ち込もうとすると“モリ”と変換されてしまって困っているんですとどうでもいいことを告白してみたり・・・。森戸海岸って打つと「モリと海岸」とかになってひとりパソコンの前でちょっと照れてみたり・・・。おいおい。

 ゆうき食堂の外のベンチですっかり満腹に、そしてすっかり体を冷やしたあとは、渚橋近くの喫茶店に移動して自転車談義。いろいろ考えさせられる有意義な話が聞けました。今日はJoeさんのゲストということで、バイシクルクラブの編集長ともご一緒させて頂いたのですが、なるほどなぁ、それはひじょうにわかりやすいなぁと感じる話が聞けたりしました。MTB、自由な感覚の楽しい遊びだけれども、それだけに守っていかなくてはならないマナー(常識)や責任があると最近あらためて考えることが多いです。ここらの自然を楽しむ人、たとえば10年前と比較してもかなり増えていますからね。yukiさんも“ラン”という違った視点からいろいろ思うところがあったみたいです。あまり考えすぎたらつまらなくなってしまうかもしれないけれども、しっかり考えないと楽しさも進歩も成熟もないと思います。

 コーヒーのあとは集合場所に戻って再び自転車談義。せっかくあたたまった体がすっかりまた冷えてしまったけれども、楽しかったです!ここでモリさんはJoeさんに痛めた肩をテーピングしてもらっていました。Joeさんいると、何かトラブルあったときにすごく心強いですね。

 と、そんなこんなでいろいろありましたが、ご一緒して頂いた皆さんのおかげで今日も楽しい1日を過ごすことができました。JoeさんモリさんBABUさん藤之助さん、けんけん、バイシクルクラブの今坂編集長、yuki3110さん、ありがとうございました!

 そうそう、残念だったのはmasaさんが足首挫いて参加できなかったこと。久々一緒に走れるのを楽しみにしてたんだけどなぁ。具合良くなったらまたご一緒しましょう! 
 


 みんなと別れてからは、僕はもう1本山道を走ってから400ブルベ(豊橋→鎌倉)のゴールになっている稲村ガ崎へ。小雪舞うなか、16時45分に稲村ガ崎に到着したのだけれども、残念ながら仲間はすでにみんなゴールして撤収したあとでした。この時点でゴールしていないのはあと2人とのこと。僕はブルベは走ったことがないのだけれども、参加者もスタッフも本当にすごいなとこのときもなんとなく頭が下がる思いでした。



 いつまでも自転車を楽しんでいきたい。なぜかそんなことをあらためて感じた帰り道でした。

久々、仲間と山道周回

2011年01月15日 | MTB


 普段はほとんどひとり孤独に徘徊する山道を、今日は仲間と楽しんでまいりました。一緒に遊んでくれたのは、藤之助さん、けんけん、yuki3110さん、yuki3110さんのお友だちであるはじめましてのWさんの4人。寒波襲来のお寒い中、遠くの方も近くの方も、皆さんお付き合い頂きありがとうございました。

 それから集合場所へは2neさんがロードでお見送りに来てくれました。上下ともばっちりSSRジャージ&パンツで決めていたので見送りのあとどこか走りに出かけるのかと思ったら、なんとお見送りただそれだけのために来てくれたようでした。いやいや、ホントありがとうございました。2neさんもMTB乗るんですけど、今日は他に予定があったらしいんですね。次回はぜひ一緒に走り・・・、いや走ったり押したり担いだりして遊びましょう!

 今日走ったのは・・・、いや実際は走ったり押したり担いだり転んだりしているわけですが、いちいち面倒なので今後は走ったで統一させて頂きますがが、4つのエリアの山道を周回するコース。僕の基準では初心者にはちょっと難しめのコースです。今日の場合、Wさんがまったくの未経験者(でもコンポはXTR!)、けんけんが多分数回目、そしてyuki3110さんも回数だけでいえばまだ初級者といっていい感じ。なので、ケガなく楽しんでもらえるかちょっと心配だったのですが、そこはみんな大人、無理なく自分が危険だと感じたところはしっかり押したり担いだりして、無事最後まで山道を楽しむことができました。いくつかの場所では、怖がっているのに「大丈夫、大丈夫!」とけしかけたりしたのですが、しっかり自分で判断されてました。山のなかで遊ぶのに一番大事なことだと思いました(笑)

 ただケガはなかったけれども、Wさんのチェーントラブルにはちと焦りました。チェーンホイールとサスのステー(っていうのかな?)に上下のチェーンがしっかり食い込んでいて、一時はDNFか!?という雰囲気にもなりましたが、けんけんがコネクトピンを、そして僕がチェーン切りつきの携帯工具をたまたま持っていて、コマをつめてなんとか最後まで走りきることができました。僕はどちらかと言うとトラブルが少ないほうで、今までは替えチューブや空気入れさえも持たずに走ってしまっていたことも多かったのだけど(今シーズンからサドルバッグをつけて、普段から必要最小限のものは携帯するようになった)、やっぱりいくつかの工具や部品は必要だなと今日は思いました。誰かがノアポンさんがいれば・・・と言っていたけれども、ホント「見習えノアポンさん」ですね。

 トラブルが少ないなんて言っておきながら、僕もこのあとちょっとしたチェーントラブルに見舞われました。後ろからけんけんが「あ、それまずいです」って声をかけてくれたのに、「あ、これは戻りますよ」なんて言ってそのままペダルをまわしたら戻るどころかしっかりスプロケを飛び越えてスポークに食い込んでしまいました。人の言うことはしっかり聞かなくては駄目だと反省しました。



 Wさんはこういった場所はまったくの未経験ということで、最初はかなり苦労していました。でも終盤は足攣りそうと言いながら、かなり慣れた感じでバイクをコントロールしていました。



 けんけんは、かなりチャレンジ精神旺盛でした。ここはちょっときついかなぁと思うところでも、とりあえずチャレンジしてみるあの姿勢は見習うべきところがありました。毎回毎回けんけんらしいコメントがつくのでまたそれが楽しくて(笑)。チャレンジしたらしたで結構いい感じでこなしてました。上りも下りも今日でだいぶコツみたいなのを掴んだのではないかと思いました。



 yuki3110さんは、いやぁ大成長でしたね。もともとセンスあったと思いますけど、去年乗れなかったところ、苦労したところでも余裕を感じましたよ。まぁ乗れない場所ももちろんあったけど、MTB乗る頻度多くないのにあれだけ乗れるってのはすごいよなぁ。Joeさんのスクールの成果とかもあるんだろうなと思いました。



 あと藤之助さんは、もうベテランの走りというか、ホームの僕が嫉妬しちゃうようなライドをみんなに披露してました。ホームじゃないだからもう少し苦労してくれても良かったんですが、いやいや流石の走りでございました。


ここはみんな押した場所。こうした押しも楽しいのです。


この上りはちょっと慣れが必要な気がします。ホント、あとちょいでしたね。


あと1歩!次回はきっと大丈夫。


きつい段差を前に一瞬息がとまったのがこちらにも伝わってきた。でもきれいにいっちゃいましたねぇ。お見事!


あと少し。ちょっとしたトラブルはあったけれども、ケガがなく最後まで楽しめて良かった。


あやうく昼食難民になりかけたけど、なんとか無事こちらに吸収。Wさん、イカの刺身とフライご馳走様でした!


最後にお約束の写真。藤之助さんも僕も実はしっかり転倒しているのですが、写真がないのです。他の人のブログに期待しましょう。

 今日一緒に遊んでくれた皆さん、ありがとうございました!
 お見送りに来てくれた2neさん、お仕事や体の不調でご一緒できなかった方たち、次回はぜひ一緒に楽しみましょう!

かなりやばい

2011年01月11日 | MTB


 さて今日はしっかりMTB。といっても半日ですけど、半日しっかりMTB乗ると結構疲れるのですよ。

 9時少し前に走りはじめて、4つのエリアの山道を楽しませて頂きました。ご馳走様でした。

 途中気になった枝道に入っていったら、だんだん視界が悪くなり、そしていきなり倒木があらわれた。うわっと思って倒木をよけたら薮に隠れていたコンクリートの標柱の頭に前輪が激突。その際左膝をハンドルに強打してしまった。僕には危ないところは無理をして乗らないという超絶テクがあるので、今までそんなに痛い目には遇ってはいないのだけれども、今回は残念なことに今までで3番目くらいの痛さだった。別にそんなことをする必要はなかったのだけれども、人気がまったくない荒れた枝道のなかだったこともあり、腹立ち紛れに「いってぇ!」と大声で叫んだ。そしたら少しだけ痛みが楽になった気がした。

 今日はついていなかったのか、このあとも上りでハンドルを持つ手がふらついて左膝を同じように強打。それから判断を誤って「いける」と思った場所で2回ほど転倒。着ていたユニクロのフリースが泥だらけになってしまった。そろそろ洗濯しようと思っていたし(それにユニクロだし)、どちらもたいしたことのない転倒だったのでいいのだけど。

 2つ目のエリアでいくつかの枝道を探索していたら結構疲れが出てきた。でも予定通りすべてのコースを走った。3つ目のエリアでは課題だった激坂上りを1回でクリア。駄目かなと思いつつ挑んだらあっさりクリアしてしまったので、嬉しいとうよりなんだかびっくりしてしまった。あまりにあっさりだったので、逆に手ごたえがなかったので、次回はまた失敗するんじゃないかと思う。




この上りで1回目の転倒。ここは2度目でなんとかクリア。


どんどん道がなくなっていく。





 予定のコースを走り終えたあとはまたしても鎌倉でラーメン。こってりのほうが好きな僕だけれども、このお店のラーメンは大好きなのである。

 今日も結構疲れたのだけれども、帰宅後は放心とまではいかず。なんでかな、体が慣れてきたのかなと少し不思議に思ったのだけれども、GARMINのデータを見て納得。獲得標高が前回前々回の山道探索のときの半分くらいの662mだったので。サイコンの走行距離も30kmくらいだからまぁこれくらいの疲れ方で妥当なのだろう。

 今日はとても寒い日だったけれども、山のなかはcraftの長袖インナーとユニクロのフリースの2枚で充分ポカポカだった。

 帰宅後は年末に録画してあった、東野圭吾の小説を映画化した「秘密」を見たのだけど、小説を読み終えたときと同様心が引き裂かれるような気持ちになってしまった。東野圭吾だと僕はこの「秘密」と「白夜行」がかなりやばい小説だと思うのだけど、「秘密」は男性にとってはかなりやばいみたいですが、女性にとってはそうやばくない小説みたいですね。あと東野圭吾だと、「怪笑小説」という短編集のなかの「超たぬき理論」というのがかなり好きです。ちなみに「ふぞろい」の裏番組でやっていた「ガリレオ」はちらっと見たのですがどうも今ひとつで(本は普通に面白かった)、個人的な軍配は「ふぞろい」にあがってしまいました。「容疑者Xの献身」も本が期待ほどではなかったので録画しなかったのだけど、見た人からかなり良かったと聞いて録画しておけば良かったと少し後悔しているところであります。DVD借りる気まではしないので。ま、どうでもいいことですけど。。。

悪くないじゃないか

2011年01月10日 | MTB


 乗れないはずだった3連休だけれども、10日の夕方に少しだけMTBで遊ぶことができた。向かったのはやはりまだ通ったことのない道。時間があまりなかったので適当な地点で引き返して、押して上ったことはあるけれどもまだ下ったことのない道のダウンヒルを楽しんで帰宅した。山のなかにいたのは1時間にも満たなかったけれども、気持ち的にはすごくリフレッシュできたみたいだった。少し疲れ気味だったので、いつもよりさらにゆっくり行動したのが良かったのかもしれない。



 日が傾き、木々のあいだに強い西日が射し込みはじめていた。1日の終わりの、最後の強い光のなかで少しでも自転車を楽しめたことに感謝した。


図書館の前にとまっていたVOGUE。

 TBSで再放送していた「ふぞろいの林檎たちpart3」を3連休中に何話か見た。再放送するなんて知らなかったので最初ほうの回は録画していなかったのだけれども、見はじめたらこれが実に懐かしいというか面白いというかで、ついつい一気に3話くらい見てしまった。ふぞろいのpart3は、山田太一も確かどこかで書いていたはずだけれども、リアルタイムで見たときは演出が今ひとつで個人的には残念な評価だった。でもあらためて見てみたら全然悪くなかった。大げさで気になるところがないわけでもないけれども、そんなには気にならなかった。

 ドラマってそういうものだと思うのだけれども、「ふぞろい」を見ていたら自分のなかのいろんな感情をつつかれた。でもそのつつき方は強くもなく、そして弱くもなかった。とても山田太一らしいつつき方のような気がした。

MTB、良い運動になりますね

2011年01月06日 | MTB


 またMTB。本当は早朝から出かけたかったのだけれども、昨夜DVDで映画を観て夜更かししてしまったので8時40分頃の出発となった。

 今日の目的は、通ったことのない道も含めて、ある地域の山道をなるべく無駄なくきれいに結ぶことだった。そのためには乗れる下りを担いで上り、乗れない下りを担いで降りるのも仕方ないと思っていたのだけれども、かなり疲れが出ていた終盤の階段担ぎでは、覚悟していたとはいえ「もしかしたら僕はとてもアホなことをしているのかもしれない」と自分の行動を省みてしまった。その連続する階段の道は以前も通ったこともあって、MTBでは2度と行かないと決めていたのだけれども、アプローチがはじめての道だったのでつい禁を破ってしまったのだ。あぁぁぁぁ。

 まぁそんなこともあったけれども、今日もいくつかのはじめての道を探索できたし、今まで一方からしか通ったことのない道を反対側から通ってみて面白さの比較みたいなことができたりもしたのでよしとしよう。それに僕は一応山歩きだって好きなわけだから。ま、山歩きではMTBはただのお荷物になっちゃいますけどね。

 探索中は二郎のラーメンが食べたくて仕方なかった。でも山から下りてきた時点で藤沢に向かう体力はもうなかった。なので仕方なく小坪に向かったのだけれども、ゆうき食堂は閉まっていて、めしやっちゃんは満席。すっかり人気店になっているめしやっちゃんではあるけれども、なぜかこのときは「満席」ということにひどくむかっ腹がたって、結局鎌倉のラーメン屋で味噌メンマラーメンの昼食になった。

 先日同様、帰宅後はしばし放心。そして30分くらいうとうと。はじめての下りということもありハンドルやブレーキをやたら強く握るからか、上半身が今でもほてって動きもぎこちない。もちろん担ぎや押しでは上半身だけでなく下半身も使っている。いい運動になりました、はい。




水仙の咲く山道


ロードでもたまに通る無人販売所。




疲れた~


テレマークスキー、再挑戦できるかな

2011年01月05日 | 山・山スキーなど
 少し体調を崩して自転車を控えていた去年の11月から12月にかけて、MTB以外にこの冬楽しみたいなぁと思っていたのがテレマークスキーである。

 僕はスキーをはじめたのも遅いし、まったくの自己流の滑りなので技術的にはお恥ずかしいような滑り方しかできないのだけれども、実践重視でゲレンデや雪山に何度か通ううちに、過酷な条件の場所でなければ、滑り止めのシールをつけて雪山を登り、山頂や稜線からスキーで滑降してくる(なんとか下りてくる)山スキーをとりあえずは楽しむことができるようになった。ただ踵が完全に自由なテレマークスキーは、ゲレンデでは不器用なターンをこなせるようにはなったもののゲレンデを離れた場所ではまったくうまく滑れるようにならなかった。ものすごく条件の良い場所ではなんとかターンできるのだけれども、ちょっとでも雪質が悪かったりしたらもうまったくのお手上げだった。

 そのテレマークスキーにこの冬またチャレンジしてみたいなと去年の暮れ頃から少しずつ思うようになった。そんなわけで2010年も残るはあと数日という日に久々に東京の登山ショップに出かけてテレマーク用のプラブーツを物色したのだけれども、僕が考えていたブーツはどうしても2つとも足の形に合わなかった。インソールを変えてみたり、靴下を厚手のものから薄手のものまでいろいろ履き替えながら時間をかけて試してみたのだけれども、違和感は最後まで消えず、店員さんに申しわけない気持ちになりながら、そしてそれ以上にプラブーツを購入できなかったことに落胆して鎌倉まで戻ってきたのだった。それまで使っていた革靴だと安定性に欠けて、やはり滑降が難しいのだ。

 もっとも、昔のテレマーカーはみんな革靴で滑っていたわけだし、もう少し頭を使って根気よくしっかり練習すれば僕だって革靴でそこそこ滑れるようになるだろうと、以前練習してもなかなかうまくならなかったことは棚にあげて、革靴で再チャレンジしてみようと気持ちがまたふつふつと生まれてきた。それにうまく滑れなくても、スキーを履いて雪山に出かけるのはただそれだけでわくわくする楽しいことなのだ。

 というわけで、そんなに出かけられないと思うけれど、この冬はテレマークスキーも何度かは楽しめればと思っている。自転車に乗っている分昔より体力はあるだろうし(そう信じたい)、MTBでのバランス感覚も少しは役に立つだろう(そう信じたい)。目をつむれば、雪山特有の濃い青空の下、華麗にテレマークターンを決める自分の姿がまぶたの裏に浮かぶ今日この頃である。

 ま、実際は転倒ばかりで雪まみれになるんだろうけど・・・


この革靴で再チャレンジ。


針の木岳を目指してシールで登る。このときは学生時代の自転車仲間との山スキーだった。


同じく山スキーで北アルプス・柳又谷源頭を滑る。このときは白馬岳~雪倉岳~朝日岳~蓮華温泉~金山沢を巡る2泊3日の充実の単独スキーツアーだった。ちなみに顔のモザイクは鼻水が流れ落ちた鼻の下がひどいことになっているからです。

2011年 元旦

2011年01月01日 | MTB
 7時少し前に起床し、7時半頃にMTBで走りだす。今朝の冷え込みもかなりのもので、普段は充分過ぎるくらいに体の温まる階段を担ぎ終えてもまだ耳や指先は冷たいままだった。しかしなかなか温まらなかった体の末端も不思議なことに山のなかに入ったらすぐにあたたかくなった。

 山のなかはなにもかもが気持ち良かった。木々に射し込む朝の光。きんきんに冷えた静かな空気。木の葉越しに広がる青い空。展望台から眺めた海と富士山。今年も、それからこれからもずっとよろしくお願いしますと心のなかで挨拶をした。

 途中、目下の課題である激坂上りにチャレンジ。初回は8回くらいチャレンジしてなんとか上りきれたのが1回。でも上りきった直後に足をついてしまったので、完全な成功はゼロ。二度目は、3回のうち1回だけ上りきれたけれどもやはり最後は足つき。そして今日は最初の1回が途中で失敗。次が上りきったあとに足つき。そして3回目は最後までしっかり足つきなしでペダリングして上りきれた。しかしその成功に気をよくしてチャレンジした4回目はやはり最後足つき。まぁ焦らずスキルアップしていこう。少しずつでも前に進めればそれで充分だ。

 この激坂上り以外はさくっと楽しんで、帰宅後に家族とおせちとお雑煮というつもりだったのだけれども、途中に寄った2つの展望台で散歩に来ていた方と挨拶をしたり話をしたりしたせいで伝えてあった時間より少し帰宅が遅れてしまった。

 MTBを楽しみながら自転車に関する今年の抱負について考えたのだけれども、行きついた答えは結局いつも通り、これからも末永く健康に自転車を楽しめたらいいなということだった。

 2011年が皆さんにとって良い1年でありますように。健康で楽しく自転車に乗れますように。

 2011年もどうぞよろしくお願い致します。


今年もお世話になります!


日陰には霜が残っていた。


でも季節外れな感もあるこんな場所も。


気持ち良いです。


おまけ。旅行に出かける姉夫婦が預けていった子猫。写真撮るだけでひと苦労。とっても可愛い(笑) 


今年もよろしく!