湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

振れ取り

2022年06月25日 | 自転車生活
  LeMondの前輪の振れ取り。

 半年くらい前、自転車小屋に入ったら、 自転車3台が横倒しになっていた。ミノウラのスタンドのポールがずれて倒れ、さらに1台巻き込んだようだった。そのときチェックして気づいた振れだった。

  LeMondで履いているのは、もう15年以上前に購入したシマノのWH-R550という入門用ホイール。これを機会に交換ということも考え、ZONDAあたりを検討もしたのだけれど、最近はほとんどロードには乗ってないし、将来的にはグラベルにロード用ホイールを履かせるのもありじゃないかと思っていたこともあり、結局見送ることにした。



 ずっと放置していたのに、ようやく重い腰をあげたのは、これからの時期は未舗装路を自転車で走る機会はそんなに多くなさそうだからだ。ロードの出番も少し出てくるかなと。

 振れ取り台を出すのも久し振りだし、スポーク本数の少ない完組ホイールの振れ取りはもっと久し振りだ。でもはじめたら、思ったより短い時間で気にならない程度にはなった。スポークの馴染みがいま一つな感じだったので、少し走ったらまた調整が必要そうだけれども、ひとまず良かった。

 ところでカブの後輪だけれど、2度目のパンク修理のあと、3回計50kmほど走ってみて、今回は空気の抜けがなさそうでこちらもひと安心。今回の振れ取りでも感じたけれど、自転車と比較して、バイクのタイヤを外すことのなんと面倒なことよ。かといって、日常の足としてカブは必要不可欠になってしまっているので、こちらともうまく付き合うしかないな。

1時間コースの山ラン2回

2022年06月24日 | 山ラン
 運動量が減り、体力の衰えを感じる今日この頃。久し振りに1時間以上走った。距離は10kmに満たないけれど。。。

 体力もそうだけれども、地足の衰えを最近顕著に感じている。少し頑張ると反動がしっかりくるので、少しずつ少しずつ体を慣らしていかなくては駄目そうだ。そう考えてペースは本当にゆっくり。かといって、ものすごく楽に走っているわけでもない。焦らず続けていく以外ないな。



 どんよりとした曇り空。気持ちのいい展望はなし。



 自転車では遠慮したいぬかるんだ山道。



 このトンネルのおかげで、人の多い街中を走る時間を短くできている。急な坂を上らないといけないので、以前は通っていなかったのだけど、最近はこちらを通るコースのほうがお気に入り。



 翌々日はさらにどんより。というか、早朝はまったく展望がなかった。



 そして2日間雨降っていなかったので、少しぬかるみはましになったのではと思っていたのに、前回よりもひどくなっていてちょっと驚いた。同じ場所、前回はなかった水たまりができていた。夜のあいだに雨が降ったのか?それ以外考えられないけれど。



 走りにくいコンディションのせい、ばかりではないのだろうけれども、タイムは前回よりさらに5分遅かった。秋の終わり頃には、もう少し気持ち良く体が動くようになっていることを期待したい。

一条恵観山荘ポタ

2022年06月20日 | 自転車生活
 朝食と洗濯のあと、奥様のリクエストにて一条恵観山荘へ。よく前を通っているし、存在も知っていたけれど、ずっと読み方がわからなかった。いちじょう・えかん・さんそう、と読むことを今回はじめて知った。後陽成天皇(1571-1617)の第九皇子が一条恵観で、1959年にその茶室を京都から移築したとのこと。まぁ僕が知っているわけないわな(汗)





 滑川の上流が、庭の一部のようになっているのが素敵だった。



 セキレイが涼み、目をこらすと川底がえぐれ流れが急になっている場所に、おそらく同種の大小の魚が集まっていた。





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 ゆずティー。どら焼き。コーヒー。



 山荘までの足はこちら。



 橋から見下ろすとカルガモの親子が。



 こんな家族でいるところを見るのははじめて。



 そして、こちらが奥様の足。まったく自転車などへの興味のない方で、1年振りくらいの乗車なのであった。



 朝食前には自分の足で稲村ケ崎まで。どよーんとしていて、富士山は見えず。

2022年06月19日 | 山ラン


 職場に向かう途中でカブのリアタイヤがパンク。だましだまし職場まで走り、後日必要な道具を持って行って2時間半かけてチューブ交換。そして帰宅。

 その翌日。乗ろうと思ったらリアタイヤがぺしゃんこ。かなり時間かけて探したにもかかわらず、原因らしきものをタイヤに見つけることができなかったのだ。くそぉ。残念だけれども、再度修理することとなったのだった。

 さすがに2度目は作業がスムーズ。パンク7回という神奈川グランフォンドの教訓があるので、再びかなりしつこく異物を探してみたのだが、やはり発見することができなかった。そして疑ったのが、



 リム内部の錆。おそらくタイヤレバーで傷つけたのだろう。結構大きく盛り上がっていて、ギザギザ感からしてもチューブが引っかかって穴が開いてもおかしくないような気がする。場所的にも可能性はありそうだ。実際どうなのかはわからないけれど、とりあえず粗めの耐水ペーパーで削って、錆止めとして潤滑油を薄く塗ってから、パッチを貼って修理したチューブを再び入れた。今度は空気抜けないといいのだけれども。



 パンク修理のあとは、短い山ラン。



 最近は走っても、短い距離のロードばかりだったので、山は久し振りだった。そんなこともあり、間違えてロード用のシューズで走り出してしまったのだけど、想像以上にぬかるんでいて、下りはかなり注意を要した。



 先日同僚と話をしていて、運の話になった。運が悪いと思ったことがあるかという話だったのだけど、あらためて考えてみると運が悪いと思ったことはほとんどないことに気付いた。思い通りにならないこと、残念なことは多々あれど、それは結局自分の行いの結果であり、運が悪いわけじゃない。そう考えると、いろいろなことがこの程度で済んでいるのは、むしろ運がいいくらいにも思えたりもした。でもパンクして思った。パンクって結構運だよなぁと。

 もちろん、空気圧とか、走り方とか、選ぶラインが悪かったとかもあるけれど、神奈川グランフォンドの7回のパンクのあとの修理後の、さらなるパンクのあとに発見したタイヤのゴムにめり込んだ極小の鉄片のことを思い出すと、やはり運の要素が大きいような気がする。

 さて、今回はどうだろう?他に原因があって、三度修理が必要になるのか?それともこれにて今回は終了となるのか?もしまた空気抜けるようだったら、もうタイヤも交換するしかないな。自分の運が試される。

2回目のお試しウロウロライド

2022年06月11日 | レネゲードS2
 安心して乗れるようになったかの検証のために、近場を少しウロウロ。



 走ったことのありそうな道、なさそうな道。記憶は定かではないけれど、20%越えるような短い坂を上ったり、下ったり。













 最後のこちらの細い道は、土の道に見えるけれど、実は舗装路。いったい何のための道なのだ???

 高めの空気圧で30km弱走ってみたけれど、シーラントの吹き出しはなし。絶対かはわからないが、多分、おそらく大丈夫だと思う。良かった。

 サドル位置、高さの微調整をし、上向きだったステムを反対にした。まだ「これだ」というポジションとまではいかないのだけど、だいぶマシになった。試行錯誤は続く。

お試しポタ

2022年06月10日 | レネゲードS2
 3月の話。今まで訪れたことのなかったエリアの結構ディープな山道の散策中に、後ろのタイヤからシーラントが吹き出した。同じ日、少し前に前後輪でかなりしつこく、臭いのきついウンコを踏んでいた。山道探索は楽しかったのに、続けて訪れたアクシデントに意気消沈。

 シーラントの勢いからすると、少し大きめのパンクだったようだけれど、数分のちに穴は塞がった。本当はもう少しうろうろしたかったが、仕方なく臭う自転車をこいで家に戻った。

 その日はそれで済んだのだけれど、その後、走っている最中に急にシーラントが吹き出すこと数回。これはしっかりタイヤチェックして、裏側からパッチを貼らなきゃ駄目だなと思い時間がたっていたのだけど、



 ようやく修理。チューブの修理と違い、パンク箇所がわかりにくかったのだけど、おそらくここだと思われる場所に、カブのパンク修理のときに購入したバイクの用パッチを貼りつけた。



 さて、無事穴を塞ぐことはできたろうか?問題なく走れるだろうか?と近くのお山へ。実際のところ、ちょこっと走ったくらいじゃわからないのだけど、久々ということもあり、少し乗ってみたくて。



 ちょこっとだけど、久々の土の道。楽しいー



 がしかし、別にわざわざ通らなくていい細い道を遊び心で通過した際、石にリムをガリッとやってしまった。パンク修理後のお試しで走りに出たのに、いったい何をやっているのだ。幸いタイヤの保持には問題ないようだけど・・・



 その後、少し海方面を走ってから帰宅。10kmも走っていないので、これで大丈夫とは言い切れないので、今度もう少し走ってみて検証するとしよう。

水芭蕉の尾瀬

2022年06月02日 | 山・山スキーなど
 若い頃、時々あったように、その日の夕方に決めて出かけた。一度も見たことがないので、いつか見ていたいと言っていた水芭蕉。そういえば僕も見たことないはずだった。少し前まであいにくな予報だったはずのここら湘南の天気。ふと予報を見ると午前中は晴れになっている。そしてなんとなく尾瀬の天気を調べてみると、やはり午前中は晴れ。どうする?と訊くと、「行く」と奥様。急いで支度をはじめた。

 赤城高原のサービスエリアで仮眠をして、空が明るくなり出してから鳩待峠へのバスが出る尾瀬戸倉へ向かった。

 6月に入り、登山道の雪はほとんど溶けたようだ。そこかしこに雪は残ってはいたけれど、雪で危険な場所はまったくなかった。



 鳩待峠から尾瀬ヶ原へ下り、はじめての水芭蕉。





 以前一度だけ来たときはGW、山スキーでだったので、雪のない湿原を見るのははじめて。



 さすが、尾瀬。規模の大きい湿原って途中で飽きがくるのでは、と思っていたのだけど、これなら飽きそうになんてまったくないぞ。




湿原の沼を泳ぐサンショウウオ

 と思っていたのだけれども、終盤は強行軍の疲労も相まって飽きた。いや、とっても素晴らしかったんですけどね。学生の頃にケニアのマサイマラ国立公園のサバンナツアーに参加したときも、2日目には飽きがきたものな。ライオンは寝てばかりだったし。いや、あちらももちろん素晴らしかったのですが。

 でも気持ち良い空の下、この時期の尾瀬ヶ原を歩けて良かった!



 帰路は懐かしの坤六峠経由で。1年のときの強化合宿男子班で、雨のなか上らされた峠。自転車の乗り方も下手だし、長丁場の峠の走り方にも全然無知で、とにかく疲れ果てた。そういえば、その日体調がいまひとつだった3年生の先輩は、吐きながら上っていたような。。。

 6月初旬の晴れた峠道は、明るい薄緑の新緑が素晴らしく、道の隣を流れる川もきれいで、いつか自転車で再訪したいと思わせる道だった。いつか、あるかな?二の舞にならないように体力つけなくては、だな。