今日はおやすみなので、昨日の
masaさんの
ど快晴エントリーを参考に、もしかしたらまだ台風一過のおこぼれにあずかれるのでは?と期待して大観山、箱根峠あたりを走ってきました。
簡単な朝食を食べて部屋を出たのが7時半。予報では晴れマークがしっかりついていましたが、空は昨日とは比べようもない淡い淡い青色。そして雲も多かったりします。でも晴れマークちゃんとついていたから、これから雲がすぅーっと消えて青々とした秋の空が広がるのかなぁと無理矢理期待して厳しい向かい風のなか西にペダルをまわします。
そのように湘南大橋を越え、
三枚橋です。ここまでポジション調整のためサドルを上げ下げすること3回。3回目で違和感のないサドルの高さが決まりましたが、今日はなんかちょっと膝が痛いです。両膝の外側。僕はあまり膝痛めないほうではあるんですけど。
でも、三枚橋からは今日もしっかりTTです。本当は昨日のmasaさんと同じコースを走ろうと思ったのですが、とりあえず久し振りの箱根旧道をどれくらいで走れるか知っておきたかったのです。
ただ今日は(も)きつかったです。TTをするときはどんなときでも一生懸命なんですけど、それが裏目に出たのかしっかり両膝痛めちゃいました。旧道の急勾配部分は、少なくとも今日はLemondではいつも以上にギアが足りませんでした。旧道に入ってからも思いのほか向かい風が強くて、それで普段より足に負荷がかかったのかなぁと思いもしましたが、なんかこれは言いわけくさいですね。すみません。
とにかく、それでも頑張った今日のタイムは45分44秒。僕としては別に悪いタイムではないのですが、今日は実は自己ベスト更新を狙っていたのでやはり少し残念ではありました。まぁでも芦ノ湖に到着して自転車から降りて休憩すれば、そんな残念な気持ちなんてすぐにすっきりとはしちゃうんですけどね。
芦ノ湖での少しの休憩のあとは大観山へ。旧道で足使っちゃったし、それより何より無理させた膝が痛くて亀のような歩みです。足がない場合に関していえば、ひとりで走る分にはなるべく筋肉に負荷をかけないようにだましだまし走る自信のようなものがあるんですけど、膝が痛いのはちょっときついですね。
とりあえず、それでもなるべく膝に負担をかけないようにして大観山到着です。芦ノ湖到着の時点で完全に諦めましたが、この場所から本当に富士山って見れるんですか(笑)。大観山、僕は今年5回目ですけど、雲ひとつないすっきりとした富士山は一度も拝めていません。かなり惜しかったときはありましたが。
まぁまた来ればいいか!って言い続けて今年5回目(笑)
山頂はかなり寒かったのですぐに下山です。椿ラインの下りは大好きなんですが、今日は少し集中力が足りないのか、それとも体のキレが悪いのか、何度かヒヤッとする場面がありました。一度は狭い道、小さなRのカーブを曲がりきれず前からやってきた観光バスにあわやという感じだったので、本当にドキッとしました。
でもやっぱりここは気持ちいいっすね~!!!このあたりではまだ大型バスと遭遇してないので、膝の痛みから解放された嬉しさからノリノリです(笑)
毎度似たような写真になってばかりで恐縮ですが、こんな感じにすぅーっと吸い込まれていく下りがここはやっぱり楽しいです。
でも今日下りながら考えたのですが、下りの快適さでは今年の直江津ランのときに走った
関田峠のほうがやはり上だと思いました(そんなことを考えてるから危ない目に遭うのだという気がしないでもないですが)。関田峠下りながらも、椿ラインとどっちが快適だろうと考えたりしたのですが、路面状況・Rの大きさ、勾配などなどやはり関田峠のほうが上かなぁって今日感じました。
ただもちろんこの椿ラインだって負けていませんよ。近場にもかかわらず、まるで北海道の三国峠あたりの原生林を彷彿とさせるこのスケールの大きさ。はじめてここを走りに来たときはかなり感動した記憶があります。
さて椿ラインの下りの終盤で先ほど述べたように大型バスとあわやという一幕がありましたが、そこであらためて自分に「1に安全、2に完走」と言い聞かせて今度は熱海に向かいます。31日の親知らず抜歯後は少し安静にしていないといけなさそうですから、今日はもう1本走っておきましょう。膝もその休息のあいだにきっと良くなるだろうし。
しかし、下界は結構良い天気なんだけどなぁ・・・。
ところで神奈川と静岡の県境に「若いライダー諸君へ、ここよりお茶処、無茶はやめよう」みたいな標識がありましたけど、これってどうなんですかね?なんかしばらくあれこれと考えちゃいました。
で、上の写真はいきなり熱海峠の急勾配部分をようやく越えたあたりです。熱海峠まではかなり厳しいってmasaさんのエントリー読んで覚悟はしていたんですけど、その厳しさが思いのほか長く続いたので、ここでかなり膝も心もきちゃいました。それにここらは写真撮りたいという風景があまりなかったのもつらかったです(つらくて見えなかっただけかも)。僕は足つきとか気にしないんですけど、ついつい足をつくタイミングを失って結局急勾配の部分は超低速ですが足つきなしで上ることになっちゃいました。
そういえばこの急勾配の上りの途中に、「ゆらっくす熱海、ゆっくり走ろう」みたいな標識のようなものがやはりありました。う~ん、なんというかなんというかです。ちなみにこのときの僕のスピードは5.6km/h。えらいな、俺。ちゃんと注意通りに走っているじゃないかってちょっぴり思いました。
で、そんなこんなでようやく熱海峠です。十国峠っぽい看板がありますが、ここは熱海峠のようです。このあたりは小さなエリアにいくつか峠があってちょっと紛らわしいです。
しかしmasaさんの昨日のエントリーを見ると、ここからも富士山バッチリなんだよなぁ。う~む。
でも富士山は見えないものの、ここらからなかなか良い雰囲気になってきます。
コンディション的には緩斜面になったにもかかわらず13kmくらいでしか走れないのですが、それでもこういうところを走るとやはり気持ち的に励まされます。
気持ちいいですね~
こういう景色のなかを走ると、熱海峠までの急勾配よりかはつらくないのに足つきありありです。ザックやウェストバッグなしで走るときは僕はいつもカメラをサドルバッグに入れているので、写真撮るときは自転車から降りないといけないということもあるにせよ。
富士山が見えないのくらいなんだ!と思える景色です。
少し無理しても頑張って上って来た甲斐があります。
そうしてピークらしき場所を越えて、
箱根峠。ここまで来ればとりあえず膝のほうも安心です(^^
芦ノ湖からもやはり富士山は見えませんが、とりあえず今日はまだ走ったことなかった熱海峠~箱根峠を走れたので満足です。
そして再び旧道を走り、
江ノ島に着いたのが15時27分。ずっと向かい風に苦しめられていたかわりに、帰路はかなりの追い風でした。膝をかばいながらでも30km以上の巡航で走れたのは本当にありがたかったです(涙)
本日の走行距離153km。僕にとっては久々の長距離で実はかなり疲れました。とりあえず、ゆっくり体やすめて抜歯に備えようかと思います。