湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

不思議空間

2013年05月31日 | ボルダリング
 早朝、坂練。そして午前中、壁練。



 4度目にしてようやく繋げられた。しかしまだまだ動きはぎこちない。ただ少しずつでも戻りつつあること、そして以前気づかなかったことに気づいたりするのはやはり嬉しい!



 以前食べて2度目はないなと思ったにもかかわらず、その後も何度か訪れているインスパイア店。最近スープの味が自分好みにかわったような気がする。いかんいかんと思いつつ、スープまで完食してしまう。豚もおいしいし、麺の量が本家より少ないのもいい。もちろん安心していい量では決してないのだけれども。トッピングのネギ豚の量が結構あったせいで、今日はすっごくきつかった。

抑制

2013年05月30日 | ラン
 わずかだけれども雨がまじる曇り空のなかラン。昨日は稲村ケ崎往復。今日は七里ヶ浜往復。再びランに力を入れはじめたわけではないのだけれども。

 一昨日左足人差し指の爪が剥がれた。ちょうどひと月前くらいに右足のやはり同じ爪が剥がれている。自転車と違って、ランニングってなんか体に負荷かかるスポーツだなぁと剥がれた爪を見ながら思う。

 今日は5'40/kmくらいのペース。すごく気持ち良く走れた。今の僕にはこれくらいがちょうど良さそうだ。去年あたりから自転車にしてもランにしてもしっかり抑制することがとても大事・・・、というより抑制しないともたないと感じているのだけれども、さらなる抑制が必要と切実に感じる今日この頃である。

そのあとが、

2013年05月25日 | ボルダリング
 アップ2本。そのあとチャレンジ。補給不足で少し力は足りない感じだけれども、体の動きは悪くなさそう。とれるか?

 今日は1回目でとれた。しかし、体が振られてしまって壁から引き剥がされてしまう。残念。2回目はどうだろう?今度もとれた。でもやはり抑えが効かずにまたしても引き剥がされる。この2回でなんだかだいぶ力使った感じだけれども、少しだけ休んで3回目。よし、今回もとれた。そして3回目はなんとか抑えも効いた。しかし、そのあとを体が覚えていなかった。核心さえクリアすればあとはスムーズにいくと疑いもしていなかっただけに、そのあとの動きが出てこないことはちょっとしたショックではあった。結局、戸惑い、うろたえているあいだに落下。

 ずっとサボっていたのだから仕方ないけれど、こりゃ元のレベルに戻るのには結構時間かかりそうだ。もともと全然うまくないのに。やはり頻度少なくても、短い時間でも続けないと駄目だな~


あとの晴れ

2013年05月25日 | ラン


 早い時間に七里ヶ浜往復。10km走ったのはすっごい久し振り。5時前に走り出したのに、土曜日ということもあってか走っている人は結構多め。ゆっくり走るつもりだったのだけれども、良いペースで走る女性ランナーを何人か抜いてしまったこともあり、ペースが乱れた。折り返してからは速めのペースに疲れてしまい、ペース落ちたのに結構きつい。女性だけでなく、今朝走っていた人ってみんなペースが速かった気がした。次回からは変に見栄はらないように、心拍数上限アラートを復活させたほうがいいなと走りながら思った。

 朝は肌寒いどんよりとした空。12時の今は明るい日差しが降り注いだりしている。少し損した気分になりつつ、窓越しに晴れた空を見やりながら自分の小ささを思ふ。

メインディッシュをさ、

2013年05月21日 | 自転車生活


 いつ以来?さすがにできなくなっていた。集中。そして、悔しくてどんどん本気に。でも駄目だった。次回は絶対にとる。とれるはずなのだから。



 微妙なバランス。大丈夫なのか?



 水がぶ飲み。前腕ぱんぱん。



 5月に入って2度目の坂練。ようやく花粉の季節が終わったと思ったら、半端だけれどもしつこい風邪をひいてしまい、5月半ばまでは自転車は通勤のみ、そしてランは一度もなし。山スキーのときもあまり体調良くなかったのだけれども、絶好の好天と体動かせなかっただけにもやもやがたまっていたので、行かずにいられなかったのだ。

 ちょうど3本上り終えたところで、しらさんが声をかけてくれた。何度もすれ違っていたのはわかっていたのだけれども、しらさんとはまったく気づかなかった。坂を上りながら、そして棚田や海を眺めながら歓談。この日はすごく空気の気持ち良い日で、下りながら久し振りにロードで風を切る心地良さを体の深いところで感じたりしていたのだけれども、さらに自転車の楽しさを味わえた気がした。ありがとうございました!



 20日振りの朝ラン。結構増量していたし、久し振りなのでどうかな?と思っていたけれど、思ったよりかは走れた。ただその日のうちにアキレス腱あたりに痛みが。そりゃ、そうだよな。しっかり走っていた時期だって、それなりにダメージ出ていたのだから。継続的に、段階を追って走り込んでいけば、ノーダメージで走れるようになるのだろうか。



 2度目の壁。とるつもりでいたし、とれると思っていたけれど、悔しいことにとれず。ホールドが悪くなったりしてるわけではないだけにホント悔しかった。短い時間しかなかったのに、しつこくやり過ぎて少し時間超過。急いで帰り支度をして、久し振りにブリヂストン号で踏んだ。追い風で良かった。次回こそ、と言いたいけれど、そんな簡単なものじゃないのかもしれないな。

 今年はもうレースはやめておこうと決めたときに考えていたこと。やっぱりレース出ておけばよかったとあとで思わないようにもうちょっとシャキッとしないと。あと体重!

なんでだ、ホントに、全然鳴りやまねぇ・・・

2013年05月09日 | 山・山スキーなど
 余韻が。



 それまで一度もスキーをしたことがなかった。するつもりもなかった。でもどうせはじめるのであればと、山登りにも使える山スキー用の道具とウェアを大枚はたいて一気に揃えた。

 はじめてのスキー。当然ゲレンデ。まったく滑れない。ここまでどうにもならないかと愕然。大枚無駄にしたかと焦る。

 2回目も初回とほとんど変わらず。しかし3回目のゲレンデで変化が。午後には下手糞ながらも上級者用のコブ斜面を降りられるようになっていた。新しい世界へのひかりを見た気がした。




 はじめての山スキーは伊吹山。もちろん入門者向けの山だ。しかし、横殴りの吹雪で撤退。さらにゲレンデと違う不整地の斜面を滑る難しさを体感。山スキーが決して簡単なものではないと思い知らされる。




 2度目は美濃の野伏岳。天気は快晴。しかしやはり頂上には達せず。しかし晴れた日の山スキーの圧倒的な気持ち良さを知る!




 はじめてしっかり頂上を踏むことができたのが、3度目の巻機山。天気も展望も良好。ラーメンを食べながら頂上から眺めた上越の山々が最高だった。そして・・・、ゲレンデのように滑りやすい残雪期のザラメ雪に、今でも胸が震える山スキー滑走の醍醐味をはじめて味わう。

 なかなか山行回数は増えなかったけれども、その後も時々山スキーに出かけた。




 はじめてふかふかのパウダーを味わったのは四阿山。滑りはじめはうまくバランスがとれずに転倒ばかりだった。しかし、転倒の連続のなかで何かを掴んだ!そこからは広大なゆるい斜面の滑りを思う存分楽しむことができた。




 4月上旬の谷川岳は散々だった。ザラメになる前の重い雪。僕の技術じゃ全然うまく滑れなかった。狭い熊穴沢は雪崩のデブリでいっぱいだった。何度か転倒しながらデブリをやり過ごして、パンパンの足でなんとか麓まで降りてきた。それはそれで結構な充実感だった。




 少しやばかったのが、はじめてのテレマークで出かけた1月の安達太良山。ゲレンデトップからそう遠くない山ということで甘く見ていたが、ほとんど視界のない天候と、アイスバーンになった山頂付近に緊張を強いられる。谷のなかは逆に深雪。そしてこれが全然うまく滑れない。さらにコースミスして狭い沢に降りてしまう。登りかえすためにスキーを脱ぐと腰あたりまで雪に沈んで、シールを付けて再びスキーを履くだけで消耗。そこから尾根に戻るまでは、ほんとに大変だった。

 今までの外遊びでもっとも追い込まれた状況になったのが、GW明けに出かけた白馬岳。途中から急に天気が崩れた。強い風が吹き出し、視界がまったくなくなった。GW明けの平日ということで、周囲には誰一人いない。ただ引き返すという決断もできず、強風にあおられながらコースではない急斜面を直線的に稜線を目指した。神経を集中させてもう引き返せない急斜面を登った。そしてほとんど倒れ込むように尾根を通る夏道に到達。しかし、そこから山小屋まではまだだいぶあった。岩に囲まれた風を避けられる場所でしばらく体をやすめたあと再び歩き出し、ようやく山小屋に到着したときはかなりぎりぎりな状態だった。しっかり訓練や経験を積んだ山屋さんだったら問題なかったのだろうけれども、僕のような人間には本当にきつい行程だった。ストーブの焚かれた乾燥室に1時間以上もへたり込んでしまった。

 翌日は天地も昼夜もわからないような猛烈な吹雪。1日ぼんやりと山小屋で過ごした。

 そして3日目。すべてが吹き飛んだ快晴。早朝、小屋から白馬岳を目指した。頂上から見渡す大パノラマ。今まで見たこともないような風景。頑張った。頂上付近は氷化していてとてもではないが僕のスキー技術では無理。途中までスキーを担いでアイゼンを履いて降りてきた。そして氷の斜面が途切れたとこから、スキー。これが素晴らしかった。新雪の快適斜面。こんなにもスキー上手かったかと錯覚するような滑りで、2日前に苦労した登りをあっという間に滑り降りた。

 全然頻繁ではなかったけれども、それからも時々山スキーに出かけた。






 根子岳




 北ア・焼岳




 北ア・白馬岳~柳股谷源頭~雪倉岳東面~蓮華温泉




 三田原山~火打山(山頂は踏めず)




 北ア・白馬岳~柳股谷源頭~雪倉岳北面~朝日岳~蓮華温泉~金山沢




 北ア・針ノ木岳

 いつもわくわくさせてくれる。ときにすごくどきどきさせてくれる。うまくできなくても、ただそんなふうに遊ばせてもらっているだけで幸せな気持ちなれたり、問答無用の充実感が得られたりする。そしてそれは、ホントに、いつまでたっても全然鳴りやまねぇ!ものだったりするのだ。それは山スキーだけでなく、他の外遊びも同じだったりするのだけど。

残雪にはじける

2013年05月07日 | 山・山スキーなど
 久し振りに大きな自然のなかで遊びたくって、スキーを持って尾瀬の至仏山に向かった。久々のスキー山行にもかかわらず、今回はそれなりに滑れるアルペンタイプの山スキーではなく、細板革ブーツのテレマーク。まともには滑れないと思うけれど、さすがに20年近く前に買ったプラブーツを使うのは怖かった。斜滑降と横滑りを駆使して、とりあえず無事に残雪期の山を楽しめたらよしとしよう。

 登山口の鳩待峠に到着したのが、ちょうど日付の変わった0時。無事たどり着けてほっとした。車から出て頭上をみやると、こぼれんばかりに星が輝く。すごいとかきれいとかいうことより、最初に感じたのは懐かしさだ。どんなに空気の澄んだ冬の夜でも、日常のなかでは決して見ることのできない星空。そんな種類の特別の星空を、今までどれくらい見てきただろう。 

 5時間くらいしっかり眠り、準備をして6時少し前に歩き出す。例年に比べると雪は少ないらしいけれど、峠からすぐにスキーを履くことができる。ブナの森のなかをゆっくり標高を稼ぐ。少し前に降雪があったからか、この時期にしては雪が汚れていなくてとてもきれいだ。しばらく登っていったところで、目指す至仏山方面の景色が開けた。あまりの素晴らしさに心が躍る。すごい。そしてなんて快適そうな斜面なんだ。

 シラビソの樹林帯を抜ける前に、ゴアの雨具を羽織る。さすがに風が冷たい。そこからは明瞭な尾根を辿る。申し分のない天気で、コースミスの心配はまったくない。途中小至仏山のトラバースがどうかな?と思っていたけれど、雪質的にも斜度的にもまったく問題なかった。そしてそこから程なくして山頂に到着。写真を撮りながらかなりのんびり登ってきたけれど、それでも3時間かからずに到着することができた。

 山頂で少し休んでからいよいよ滑降開始なのだけれども、革のブーツが結構やばいことになりはじめているので、当初考えていたムジナ沢ではなく、登山口に近いワル沢に滑り込むことにする。とはいえ、久々のスキーなうえに、ゲレンデでさえも不恰好にしか滑れない細板革ブーツのテレマークということでボーゲンや斜滑降ですらおぼつかない。大丈夫か?

 いや、これがもう全然大丈夫ではなかった。ゆるい斜度と優しい雪質じゃなかったらやばかったと思う。ただ全然うまく滑れなくても、やはり僕はこういう遊びが好きなのだ。優位だからとか、うまくできるからとかでなく、ただ好きだというそういう気持ちって結構嬉しいものだ。スキーに、そして雰囲気に慣れはじめてからは少しずつテレマークターンにもチャレンジしていった。その分たくさん転倒もしたけれど、転倒もまた楽しである。とくに気持ち良かったのが、少し足を伸ばしたオヤマ沢上部。ほとんどシュプールのないきれいな斜面を滑るのは爽快以外の何ものでもなかった。

 オヤマ沢から再びワル沢に滑り込んで少しして広大な斜面は終了。あとは樹林帯を沢が流れ込む川に向かって高度を下げる。樹林帯ということもあって、ここは少し難儀。それでもコンパクトなコースということもあり、大きな苦労はなく雪に隠れた川に降りてくることができた。ここからは2度スノーブリッジを渡って20分ほどで鳩待峠。シールを貼るためにスキーを脱ぐと、すでにあやしくなっていたブーツのソールが今にも剥がれそうだ。スキーだから大丈夫だろうと山頂を目指したけれど、ツボ足だったら絶対に撤退だったな。

 スキーを履く前に、雪野原のなかでおにぎりやパンを補給。雪のある時期の定番になっている蒟蒻畑が相変わらずすごくうまい。来て良かった!

 補給後、出発地点の鳩待峠を目指して歩き出す。一か所スキーでは厳しい斜面があったのだけれども、ツボ足ではブーツが持ちそうもないので、横向きに階段登行でなんとか登り切った。そして鳩待峠に着いてスキーを脱いで、駐車場に戻る途中で左のソールが完全に剥がれた。いやぁ、ぎりぎりだった。なんとかもって良かった。決して誉められたことじゃないけれど、しっかり山頂を踏んで無事戻ってこれたのだから御の字だ。

 帰りは、近くに行ったら寄ってみたいと思っていた焼肉あおぞらでがっつりランチ。うん、うまい!その後は温泉でゆっくり汗を流してから帰宅。

 はじめて訪れた至仏山のスキーツーリングは想像以上に快適だった。モチベーションがあれば、新しい機材でまた来年訪れたい。次回はしっかり滑る!