湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

知らない山道で疲労困憊

2009年10月23日 | MTB
 本日は某所のトレイル探索。本当はここは去年の冬のあいだの課題だったのだけど、何度か訪れたものの結局捜していた道は見つけられなかったのだ。



 というわけで、まずは自宅近くのトレイル経由で目をつけていた場所へ。そして去年躊躇してしまった道へ入り込む。途中道がわからなくなって数秒挙動不審気味にうろちょろしたら、たまたま近くにいたおじさんが「お兄ちゃん、向こうだよ!」と教えてくれた。まぁ世間的に見たら、おじいさんとおじさんなんですけどね・・・。まぁ何はともあれ、以心伝心な親切なおじさんのおかげで迷走せずにすみました。ありがとうございました。

 そうしてトレイルに侵入したのだが、人の通りが少なそうなわりにはそんなに荒れてはいないものの、とにかく蜘蛛の巣がひどくて、走り押し担ぎながら辟易してしまった。最初の2~3回は「うわぁすごいな」とまだ余裕があったのだが、蜘蛛の巣のなかの大きな蜘蛛にもろに右目から突っ込んでいってからはまったく余裕がなくなった。思わず「うわぁ!!!!!」と大きな声を張り上げてしまった。



 虫嫌い、蜘蛛嫌いの方には申しわけないですが、これが僕が突っ込んでいってしまった蜘蛛。結構な大きさだったので、かなりぞくっとしてしまった。



 そして蜘蛛の巣に悩まされながらも、走れそうな枝道を見つけるとまめにそっちにも入っていってみたりしたので、だんだんと体力も消耗してきた。少し急だけれどもなかなかに面白い下りを下っていったら結局送電線の鉄塔で行き止まりなんてことも何回かあり、覚悟はしていたものの途中からかなりぐったりしてきてしまった。とくに今日は、帰りに久し振りにボルダリングをやろうといつもより大きくて重いザックを背負っていたので余計に消耗してしまった。まぁ、おかげでそれなりに収穫はあったのだけど。。。



 ただ、久し振りのボルダリングは断念。なんか気持ちがプツンと切れてしまった(笑)



 というわけで、さっさと家に戻ろうと思ったのだけれども、まだ昼食を食べていなかったので少しだけ寄り道して小坪のめしやっちゃんで海鮮丼。この前の日曜日はゆうき食堂もめしやっちゃんもかなりの行列だったけれども、今日は平日ということもあってどちらも待ち時間なしだった。



 昼食を終えたあとは、ちょっとだけきらきら光る海を眺めてから帰宅したのだけれども、気持ちに余裕がなかったからか、買って帰るつもりだったものを忘れてしまった。



 で、仕方なくひと休みしたあとに今度はロードに乗り換えて再び出動。そして湘南国際村、葉山国際CC経由で逗子の街に行き、必要なものを購入して無事帰宅。なんか久々な感のあるロードの走り心地が妙に気持ち良かったです。きつかったけど。



 そうそう、帰宅したらここ2週間くらいずっと「郵便事故にでもあったのでは」と心配していたものが到着していた。9月30日にイギリスから発送されていたのであまりにも遅すぎるとかなり不安だったので届いて本当に良かった。ちょっと馬鹿みたいだけど、到着を知ったときは一瞬だけどもっと深刻なあれこれを忘れて思い切り無邪気に喜んでしまった。「やった~!」って(多分声はあげてないと思うが、記憶が定かではない)。

 とまぁ、疲労困憊になりはしたものの、トレイル開拓できて、おいしい海鮮丼食べれて、ロードで久し振りに国際村と葉山国際を走れて、さらに「届かなかったらどうしよう」と不安に思っていたサドルが届いたのだからきっと良いお休みだったんだろうな。そうに違いない。

yukiさんトレイルデビュー、yuzitoおでこデビュー

2009年10月18日 | MTB


 今日はJoeさんの呼びかけにより、地元のトレイルライド。なんかこのJoeさん企画のトレイルライドが待ち遠しくなっている人って結構多い気がします。もちろん僕もそのひとりです。先日のようなちょっぴり孤独を感じながらひとりで走るトレイルも僕は好きだけれども、やっぱり笑い声を上げながら仲間と走るトレイルの楽しさは格別ですので。ところどころであがるみんなの笑い声を聞きながら、そして幸せそうな顔を見ながら、しみじみ本日もそう思った次第であります。



 さて、今日そんな楽しいMTBの世界を満喫させてもらったのは、masaさんvalさんseiyaさんモリさん、僕、そして本日トレイルデビューのyukiさん

 新しい仲間の参加はいつもワクワクするものですが、毎回誰かをデビューさせてそのワクワク感を我々に与えてくれるJoeさんの勧誘力にはいつもながら本当に脱帽です。走りながら「こんなにMTB乗る人が増えるなんてね~」ってにこにこ顔でご本人はおっしゃっていたけれども、SSRで本当にこんなMTB乗る人が増えるなんて思ってもいなかったですよ。



 脱帽といえば、今日デビューのyukiさんの危なげない走りもそのひとつでした。今日は今までよりも少しテクニカルな場所も走ったのですが、そういうところもとてもスムーズに走って行きます。そうしたなかには、最初の頃僕が押して通っていたところも含まれていたりもするわけで、そんな場所を初回からあまり大きなモーションもなく、ヒョイと通っていく姿を見せられて内心なんとなく複雑な気持ちになったりも。1本目のトレイルの最後の部分なんて結構怖いところだと思うんだけどな・・・。いやいや、ホントお見事でした!



 と誉めたあとに申しわけないですけど、2本目のトレイルでyukiさんしっかり我々の期待に応えてくれました。やっぱりこうでなくっちゃ(笑)

 でも、ホントここ以外は今日がトレイルデビューとは全然思えない走りでした。



 テクニックについては、でも他の皆も回を重ねるごとに確実に上達してますね。masaさん、モリさんも夏に来たときは腰がひけて下れなかった場所を今日はスムーズに下っていたし、seiyaさんもvalさんも相変わらずほとんど危なげなかったです。今日はトレイルのコンディションが良かったこともあって、少し難しいところも積極的にチャレンジできたのも良かったのだと思います。一度クリアできたら、それが自信に繋り、恐怖心が軽減されて、次はもっと落ち着いて、もっと上手く下れると思うので。テクニックに関しては僕は結構頭打ち感が強いので、もっと練習しないと駄目だな。地の利を生かして頑張ろう!



 もっとも難しいところも積極的にチャレンジといっても、各人無理はしません。「行けるかな」と思っても、やばそうだったら無理はせず途中で自転車から降りる。そういうのが普通にできる雰囲気とペースは素晴らしいと思う。



 そして視界にハイカーが入ったら、すっと足をついてハイカーが通り過ぎるのを待つ。こういうのを当たり前に出来るのもホント素晴らしいと思う。



 皆さん、今日も素晴らしい1日をありがとうございました!



 で、トレイルを走り終えたあとは、鎌倉でラーメン。つけ麺ではあるものの、何気に先日の山サイのあとに食べたラーメンと酷似している気がしないでもないのは気のせいだろうか?って、水曜日にラーメン食べたばっかりだったらつけ麺にしたんですけどね。今日はとにかくあと一歩でハンガーノックという状態だったこともあって、水曜日よりもさらに美味く感じました。なにせ朝6時頃に朝食を食べてから水と1本のジュースだけで13時頃まで走ってたんだからそれはお腹すきますよね。まぁ空腹という調味料が効いただけでなく、実際美味しいラーメン屋さんではあるんですが。

 ちなみにJoeさんとyukiさんは所用のために昼食は食べずに離脱したのだけれども、お腹大丈夫だったのかな?



 さてラーメンのあとは昼食を食べた5人で江ノ島のおやじ出会い公園(通称おでこ、略称ODK)を目指します。ここからが激しくきつかった。すごい向かい風のなかをモリさんが鬼曳き。あとからGARMINのデータみたらここが一番心拍高かったです。勾配30%の上りがあったトレイルより心拍数高いってどういうことよ(涙)

 おでこでのんびりするためにコンビニで買い物したあとはあとわずかの距離を僕が先頭で走りますが、橋を渡り島内に入って「ようやく到着~」と段差を越えておでこに入ろうとしたら、モリさんから「yuzitoさん、どこ行くの?」という声が。え、ここがおやじ出会い公園ですよね、と一瞬心のなかで思った次の瞬間に、「おでこはもっと奥だよ」といった言葉が・・・。いや~、恥ずかしかったですね。江ノ島のすっごく近くに住んでたのに、おでこを勘違いしてたなんて。SNSで「おでこ異常なし」という定番の日記を僕も書いたことあったし、このブログでも「おでこに寄りました」とか書いてたけど、全然違う場所だったとは。つまり異常なし以前の問題だったというわけですね。う~ん、このように何の疑問もなく勘違いしていることって結構多いんだろうなとついつい日々の自分の生活についてまで考えてしまいましたよ。

 おでこでは太陽の光りを浴びながらしばらく雑談。山のなかでたっぷり遊び、最後は海を見ながらのんびり。本当にここらは恵まれていると思います。

 湘南の自然、そして一緒に走った仲間のおかげでとても充実した休日を過ごせたことを心より感謝。そして、あらためて自転車って素晴らしいと個人的に思った1日でした。

恒例になりつつある秋の山サイ

2009年10月17日 | MTB
 一昨日の水曜日は快晴という天気予報を信じて、今年で4年目と恒例になりつつある秋の山サイに行ってきました。残念ながら実際のお天気は快晴とはいかず、期待していた雪化粧した富士山や南アルプスの展望は楽しめませんでしたし、紅葉にもまだもう少し早いといった感じでしが、人の少ない山域ということもあって今年も静かな山サイを楽しむことができました。ただ人が少ない、というかほとんど人がいないので、雲に陽射しが遮られて森の中が暗くなると、なんだか少し心細くなったりもします。もっとも、そういったひりひりした心細さがまた良かったりもするんですけどね。

 さて冒頭で述べたとおり、本コースを走る?のは今年で4年目、GWに走ったときを含めれば今回で5回目です。はじめて走ったときは、標識なども少なく、2万5千分の1の地図を何度も出しながら走ったのですが、最初走ったときより格段に標識が整備され、さらにコースもだいたい覚えてしまったので、今回は簡単な地図すら持って行きませんでした(ホントは良くないことですが)。ただ道に迷う心配はなくなったものの、走ってみると「え?ここって、こんなんだったっけ?」と思うところもいくつかあり・・・

 というわけで、以下は自分のための簡単なメモ。

 全コースの所要時間は6時間10分くらいとだいたいいつも通り。ただそんなにはのんびりしていない。平日だと帰りの通勤ラッシュを避けるためについつい淡々と先を急いでしまう。今回の場合は始発輪行で出走が8時10くらい。帰りの猿橋駅着が14時20分。ビール呑みながらのんびり自転車をばらして、鎌倉駅に着いたのが17時40分くらい。走行距離は60.5km。

 シングルトラックがはじまって少ししてのつづら折りは毎度ながらかなり難しい。お尻はほとんどサドルの後にひいた状態のまま。体、とくにハンドルを支える腕にかなりの負担がかかる。勾配のきついタイトターンでは何度か自転車から降りて押した。また押しはしなかったけれども、体にストレスがかかったり、ザックのストラップを締めなおすための足つきも多数あり。とはいえ、乗車率は以前より高くはなった気も。押したのは5回くらいだっけな。もう少しあったかな。まぁ回数ではなくその距離のほうが問題だったりもしますが。とにかく、ここは走るたびに記憶以上に「難しい」と感じる場所。しっかり覚えておこう。

 シングルトラック後半部のトラバースは2回だった。てっきり1回だと勘違いしていた。それから1回目のトラバースの上りはかなりの激坂。思ったよりも長かったので次回は覚悟していこう。それからここらは保水力の高い土壌ということもあって、微妙に路面がふかふか。ところどころあらわれる上り返しとあいまって後半結構足に来る。

 最後の峠から猿橋駅まではだいたい50分ほど。ほとんど下りのため、楽なはずなのだけれどもいつもそれなりに消耗する。毎回なぜか向かい風気味?なのと、何箇所かある上り返しがそこそこきついから。ロードで走ったらきっとまた違うのだろうけれども。。。

 それから用意した食料は、薄皮あんぱん5個とコンビニおにぎり4つと水1リットル強(以上を消費)。それからカロリーメイトと王滝で余ったパワーバー2本。燃費の悪い自分が山のなかに入るときはもう少し多めのほうが良いと思うのだけれども、ここに関しては経験上これくらいで持つだろうということでこれだけにした。何かあって一晩山のなかで過ごさざる得なくなっても食料的にはぎりぎりこれでなんとかなるとは思う。ただ別の問題として寒さに耐えられるかがあるけれど・・・。僕は本当に寒さに弱いのだ。やっぱりひとりである程度の山に行くときはツェルトは持っていったほうがいいのかも。   



 走りはじめの駅から最高地点まではおよそ1300mほどの上り。あまり車の通らない静かで走りやすい道なのだけど、やっぱりきつい。。。 



 押しや担ぎもまじえながらの上り。



 ここらあたりの特徴的な稜線。快晴ではないけれど、これはこれで雰囲気があっていい感じです。



 ただ迫力ある展望がないのはやはり残念。年内、もう1回来るか?



 そしていよいよシングルトラックの下りのはじまり。最初だけ「イヤッホー!」。その後はしばらく、全身ガチガチに緊張させながらのタイトターンが続く・・・



 少しだけ紅葉。



 そしてなだらかな尾根をのんびりと。



 時折こんな倒木が道をふさぐ。



 森が美しいです。



 繊細な自然のなかを走るのは本当に楽しい。



 ふかふか、カサカサのトラバース気味の道。


 
 この峠へはまだ上って来たことがない。



 で、あとは舗装路の下りなのだけれども、なぜか毎回この下りがそこそこきつかったりするのだ。



 そして最後は地元で・・・

 標高1900m近い場所にいるにもかかわらず、GPSの標高が500mくらいになっていたりしたのが気にはなりましたが、良い1日でした。自分の好きな自転車の楽しみ方を再確認できた気がしました。でもedge705は本当に壊れちゃったのかもなぁ。下りなのに上り勾配が表示されたりと、明らかに高度がからむデータはおかしかったから。まぁもう少し様子を見ることにしよう。

乗ってないけれど、乗っている

2009年10月14日 | 自転車生活
 日産エンデューロの翌日にランドナーでポタリングをしてからは、通勤やちょっとした用事以外ではほとんど自転車には乗らなかった。すこぶる天気の良いお休みの日もあったけど、なんとなくだらだら過ごしてしまった。もったいないなぁとは思ったけれども、まぁ仕方ない。それに僕はだらだら過ごすお休みも結構好きだし。。。



 ただそのかわりと言ってはなんだけど、通勤で乗る自転車を日ごとに変えて変化を持たせたりといったことをしたりはした。ある日はMTBで山道を少し走ってみたり、ある日はサドルバッグをつけたMERLINで少し寄り道をしてみたり。そして乗るときはなるべく骨盤をたてるようにして。これまであまり骨盤とか意識したことなかったのだけど、腰の痛みには骨盤をたてるたてないが結構影響しているのかもしれないなと思って。いろいろ試してみて春頃までには腰の痛くならない快適なフォームを身につけたいなぁ。



 3連休の最終日は夕方、藤沢駅北口のサンパール広場で古い友人がプチCD屋さんを開いていたので少しだけ顔を出してみた。昔はよく一緒に自転車で走ったその友人は、はじめて見たMERLINをたいそう誉めてくれた。お返しに、ではないのだけれども、僕はCDを1枚購入。まぁお互い持ち持たれつ、これからもやっていきましょう。



 そういえばこのMERLIN、僕にしてはおごってコンポは79デュラを使ったけれども、ほとんど近場ばかりでしか乗っていない。そもそもほとんどロードで遠出をしてないから仕方ない気もするけれども、なんとなく「果たしてこれはいかがなものか?」と思ったりも。もともとツーリング用として組んだのだけど、最近はとくにSPD-SLのペダルをつけている意味がほとんどないように思われてならない。というわけで、早急にSPDペダルを注文して、今後はよりいっそうポタリング的用途に特化させようと思っている次第であります。押忍。

図書館ポタ

2009年10月04日 | ランドナー


 日産エンデューロの翌日は、鎌倉と藤沢の図書館で借りていた本を返しがてらランドナーでポタリング。11時少し過ぎに家を出て、16時半頃帰宅したというのに走行距離は37km。あまりに素晴らしいポタリングでした。

 ホントはもう少し早く帰るつもりだったんですけどね・・・



 本日は昨日と大違いの素晴らしい天気。R134はサイクリストで賑わっていました。昨日頑張って走ったからか、時折歩道を走りながらの超のんびり走行がなんとも楽しく、幸せに感じられました。



 江ノ島も観光客、地元の人、サーファーなどなどでかなりの賑わい。



 しかしながら、かの有名なおやじ出会い公園は平和な空気に包まれていました。

 おやじ出会い公園からは境川をさかのぼって藤沢の南図書館へ。そして藤沢本町にあるラーメン屋さんを目指しました。が、しかし行列がなくてラッキーと思ったら臨時休業!おいおい、つけ麺結構楽しみにしてたのに。結構がっくりでした。

 そんなこんなで方針変更をして本鵠沼にある「渦」というラーメン屋さんに向かおうと来た道を引き返そうとしたら、おやじ出会い公園でスライドしていたらしいヲレさんと遭遇。訊けばまだ昼食食べてないそうなので、お誘いして一緒に本鵠沼へ向かいました。



 ヲレさんと話しながら少し順番待ちをして食べたのが醤油炙りチャーシュー麺。この炙りチャーシューがうまいんだわ。ここはそんなに食べに来るお店ではないので、今日はこれはこれで良かったかも。ヲレさん、お付き合い頂きありがとうございました。

 食後は少しこの界隈をヲレさんと散策したのち、再びひとりでおやじ出会い公園へ。本日2度目のおやじ出会い公園は若干空気が乱れておりましたが、とりあえずあまり気にしないようにして、



 音楽を聴きながら借りてきた本を開いて芝生に横たわりました。そしたらあまりの気持ちよさか、あるいは昨日の疲れのせいか、ストンと寝入ってしまいました。起きたときはすでに帰宅予定時刻を過ぎていたのですが、そのとき流れていたのがちょうどお気に入りの曲だったので、もう2曲分のんびり空を眺めてから自転車にまたがりました。

 前の日はレースで激しく走り、翌日はこんな感じでのんびりぼんやりとポタリング。これはこれで理想的な自転車の楽しみ方のように思えました。

日産エンデューロ初参加 

2009年10月03日 | LeMond


 ikedaくんとモリさんとyoshikawaくんとチームを組んで日産エンデューロに参加してきました!

 結果から言うと、午前の部で4位、午後の部で3位、そして午前午後のトータル5時間の部では2位となかなかの成績をあげることができました。チームメイトのikedaくん、モリさん、yoshikawaくん、ありがとうございました。表彰台にあがれて嬉しかったです。SSRやお仲間チームであるpianopianoからは他のチームも表彰台をゲット。土砂降りが降ったりと不安定な天気ではありましたが、頑張って走った甲斐がありました。

 ただ、当たり前ですけど、走っているときは本当にきつかったです。チームでの参加、それも午前午後合わせて多分15周回しかしていないのにあんなにきついなんて・・・。今年からレースも走ってみようと思って、今回が5回目のレース。今までは上りのあるレースばかりでしたが、今回はほぼ平坦のレース。上りに関しては国際村やヤビツでたまにTTやったりしますが、平坦で長い時間負荷をかけて走るというのは普段はまったくといってほどやらないので、質の違うきつさに少しショックを受けました。まぁこれは平地に限らないのですが、これからはもっと練習しなきゃと思いました。

 去年までは観るのは好きでも、自分でレースを走ることはほとんど考えていませんでした。でも今年走ってみてレースにはレースの楽しさがあるということがわかりました。そんなわけで、そんなにたくさんではないですが、来年もいくつかのレースに出てみようと思ってます。そうしたことを考えると、たとえば今回のようにはっきりとした課題が見つかるというのはひじょーに良いことなのだと思います。これは王滝のあとにも思いましたが、はっきりとした課題があるということは、まだ速くなれる余地があるということだと思うので。

 幸い練習場所に関してはここらはかなり恵まれています。坂も平地も走りやすい場所があるし、冬はMTBで楽しくトレーニングできたりします。いつもトレーニングみたいな走りは無理だろうし、する気もないけれども、これからは目標とするレースを視野に入れて苦手課題の克服にも取り組んで行きたいと思います。
 


 今回はなんだかんだで30人近くの大所帯。賑やかに楽しむことができました。もっともこれはチームで参加しているから言えることであって、ソロだったら仲間はいても孤独を感じたかもしれないけど。ソロで走った人たちは本当にすごいと思います。5時間もひとりで走り続けるなんてありえないです。



 仲間の熱い走りを間近に見るのはとても刺激的であり、



 そして楽しい。



 めちゃくちゃ速かったvalさん。力の抜けたきれいなフォームですね~



 そして夫婦で3時間走ったyoneちゃんのやはりきれいなフォーム。


photo by Bongoさん

 それに比べて僕のフォームは悲しくなるくらい美しくないよなぁ。王滝であれだけ腰が痛くなったということは、やはりポジションやフォームにかなり問題があるということ。秋冬のあいだにそこらあたりをしっかり見直すつもりです。



 午前中の部を走り終えたモリさん。ひとりで1時間以上頑張ってくれました。ありがとうございました!



 こちらはpianopianoからの午前の部入賞チーム。仁丹の自慢げなあの誇らしい顔が忘れられません。



 そしてこちらは9月の「どこへ行ってきたん?」と聞かれても説明できないオフでご一緒したyoshinaga夫妻。それぞれソロで午前の部に参加されていましたが、keikoさんはなんと女子の部優勝!あのときの走りからしたら全然不思議ではない気もしますが、やっぱりすごい(って日本語になってないな)。旦那さんもさすがのパワフルな走りでした。おめでとうございます!



 それからちと場違いなこの自転車は会場で会った古い自転車仲間のもの。美しいTOEIのスポルティーフをはじめ、何台もの旧車を持つ彼はエントリーしていたもののぎっくり腰で参加できなかったとのこと。オールドパーツで組んだロード見たかったなぁ。彼のチームには他にも古い自転車仲間がいて、ピットの前を通ったときは何度か応援の声を頂きました。ありがとうございました!


 レース後は双龍まで自走して祝勝会。お値段的にありえない料理が次々と出てくる豪華な宴会でした。僕はジョッキ2杯で撃沈してしまいましたが、レース後の充実感や高揚感のおかげで大変盛り上がった祝勝会でした。


photo by Bongoさん

 さぁ来年はどうなりますかね~?レース終了後は絶対にありえないと思っていたけれども、来年はソロ!なんて気になってるようななっていないような。同程度に「応援のみ」という可能性も否定できませんが(笑)

 皆さん、1日お疲れさまでした!