湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

今のうちにといつもの山道をご案内

2007年09月23日 | 自転車生活


 本日午前中はつい先日おひとりでトレイル初体験をしてきたモリさんをお誘いしてまたしてもいつものトレイルへ。一昨日走ったときに思いのほかコンディションが良かったので、ならば今のうちにと昨夜遅くに突然思いたったのです。モリさん、遅い時間の突然のお誘いだったにもかかわらずお付き合い頂きありがとうございました。



 こういうところを走るのは今日でまだ2度というのに、少し難しめのところもモリさん普通にチャレンジしちゃってます。そして良い感じで下ってきます。ロードではかなり強い人でも、下りが怖くてこういう山道はまったく楽しめないことがあるとW屋さん主催の丹沢耐久ツーリングに参加したときに聞きましたが、モリさんはそういうことはまったくなさそうです。えっ!?ここも乗っちゃいますか?といった狭い岩場も乗って下ってきちゃったのはちょっとびっくりでした。そのあと木の根にタイヤをとられて転倒しちゃってましたけど、でもあの岩場は最初は恐怖感あると思うんだけどなぁ。



 そうこうして1本目のトレイルを走り終えたあとは、



 せっかくなので僕も久し振りの切通しを通って、今越えてきた山の向こうに戻ります。と言ってもここは半分以上押しでしたが・・・。テクニック的なこともそうなんですが、MTBと自分を泥まみれにしたくなかったので。こういうところがMTBに乗っているにもかかわらず、“乗っていない”と感じるときなんだよなぁ。



 そんなふうにして到着した切通し。ここはいつ来ても一種独特の雰囲気があります。なんとなく静かな歴史を感じてしまうのです。

 この切通しからの下りでは滑りやすい岩の上でバランスを崩してあやうく転倒しそうになりました。ずずずとタイヤが滑ったときはかなり焦りましたが、なんとか転ばずにすんでほっとひと息。あぁ、ホントびっくりした。
 
 結局本日ご一緒したのは最後の舗装路もあわせて1時間半くらい。これくらいの短い時間でも、こんなふうに変化にとんだ走りが楽しめるところがMTBの良さだと思います。モリさん、よろしかったらまたご一緒しましょうね~!

フェイント

2007年09月21日 | 自転車生活
 インサイドで左に出すと見せかけてアウトサイドで右に出すパス。背負いと見せかけての必殺の小外。



 そして朝の湘南の



 海ポタ。



 と見せかけてのいつもの山道・・・(汗)



 最近はあまり雨が降っていないのでそろそろコンディション良くなっているかなと思い出かけてみた。



 MTBライダーという自覚ってあまりないのだけれども、ここが快適に走れるようになると僕はなんだか元気になる。まだウェットで走りづらい、走りたくないところもあったけれども、なかなかなコンディションだったと思う。天気予報ではこれからしばらく雨のない日が続くようなので、そのあいだに何度か楽しんでおければいいなと思う。

 って、雨マークのない天気予報は実はフェイントで、実際は雨ばっかりだったりして・・・。そういうのは勘弁してくださいな。

“腰踏み”に思うところあり

2007年09月20日 | 自転車生活
 昨日のヤビツではペダリングについて思うところあり。それは20年くらい前のサイスポで“腰踏みペダリング”と紹介されていた方法。あのときはテストライダー何人かにいつもの自分の走り方とその腰踏みペダリングを試してもらい、腰踏みのほうは2回目のトライだったにもかかわらずすべての場合においてタイムが向上していたのだった。で、昨日はその腰踏みペダリングを意識してみた。そしたらそれが良かったかのかどうかはわからないけれども、普段より楽に良いタイムで走ることができたと。

 たまたま調子が良かっただけかもしれないし、自然条件に恵まれただけかもしれないけれども、もしかしたら実際“腰踏み”の効果もあったのかもしれない。ヤビツにはそう何度も通うことはできないので、湘南平あたりでさらに試してみることにしよう。

パンとコーヒーとヤビツ

2007年09月19日 | 自転車生活


 お休みである今日はパン焼き器をセットして部屋を出ました。表ヤビツを上って護摩屋敷の水場で湧水を汲み、帰ってきたら出来立てのパンと丹沢の湧水で淹れたコーヒーを楽しもうという算段。というか、体重はいまだ65kgとあれから1kgしか減ってないし、ここ最近しっかりとは自転車に乗れていないのであまり山を走ろうという気が起きず、苦肉の策というかまぁそんな感じでこういうテーマを考えたわけです。えっと今日はTTがメインではないんですよ。おいしいコーヒーを飲みながら焼きたてのパンを食べるためにちょっと護摩屋敷の水場まで行ってくるだけなんですよと・・・



 というわけで、いきなり護摩屋敷の水場。峠は自転車から降りずに素通りでした。まぁ今日の目的はここだったわけだから。今日の護摩屋敷の水場は大量のペットボトルやポリタンクを用意してきた人たちばかりでした。「ちょっといいですか」と声をかけて、ささやかにボトル1本分の湧水を汲んですぐに峠へ上り返しました。



 そして一応お約束の写真。最近はこのお約束の写真を撮ることってあまりなかったと思うのだけれども、今日はちょっぴり嬉しい気分になっていたので。

 というのは期待していなかったTTで39分25秒という僕にしてはかなり良いタイムが出ちゃったのです。今の体重ってTTをするようになってからではMAXに近いし、走る機会も以前より減っているので絶対に40分切りなんてあり得ないと思っていたんでちょっと自分でもびっくりでした。実は今年はもう40分を切るのは無理かなとすら思っていたのに。



 下りは路面が濡れていたせいもあってかなり慎重に。そして名古木からR134まではTTが終わったあとの気楽さもあって結構頑張って走りました。このR134までの道はなだらかに下ってるからスピードが乗ってとても気持ち良いんですよね。



 そして帰宅して汚れた自転車をスポンジで洗ってシャワー浴びたところでちょうどパンの焼き上がり。さっそく護摩屋敷の水場で汲んできた湧水をわかしてコーヒーを淹れて、パンを焼きました。

 当初の目的も果たせた上に、期待していなかったのに良いタイムも出たりして、なんというかとっても出来過ぎな本日のヤビツでした。

体も頭も痛い

2007年09月17日 | 山・山スキーなど
 久々のボルダリングの翌日。はい、久々に当然やってきましたね。上半身の筋肉痛。前腕、上腕二頭筋、背筋の痛みをはじめ、体幹の筋肉がなんというかぼうっと火照っています。これが普段有酸素系の運動ばかりをしているものにとっては結構嫌な感じなんですね。もう少し続けていれば慣れてくるんだろうけれども・・・。

 前日久し振りに岩に触れた感想。やはりボルダリングは難しい。以前は楽に使えたホールドや足場がかなり厳しいものになっていたこともあってとくに昨日は難しさを感じたのだけれども、それを差し引いてもやはりボルダリングは僕にとって簡単なものではないと思った。だからもしやるにしても、もう少し簡単にいろいろなムーブが楽しめる壁でないとなかなか続かないかもしれないなぁと少し思った。

 なんにせよある程度真剣にやらないとなかなか上達しないボルダリング。どう付き合うべきかちょっと頭が痛い。そんなんならやらなきゃいいじゃんって言われちゃいそうですけど、やりたい気持ちもあるから困るんだよなぁ。というか、このままずっとやらないでいて岩(壁)で遊べなくなるのが悲しい。あんまり欲張っちゃいけないんだけど・・・

久し振りのボルダー

2007年09月16日 | 山・山スキーなど


 先日のエントリーで触れたように、ここ最近なんとなく心のなかでボルダリング熱が高まっておりましたので、とりあえず本日久し振りに鷹取山に顔を出してきました。 

 鷹取山には4~5年前の一時期、毎回短い時間ながらも結構頻回に通っていました。僕にはクライミングのセンスが圧倒的に不足しているようで、最初の1ヶ月くらいはとにかく何もできず、またなかなか上達もしなくて、情けなくて悔しくてたまりませんでした。でも短い時間でも、毎日続けていればある日突然上達する瞬間がやってくるだろうと信じ、結構ひたむきに毎回鷹取山に出かけていました。

 結局一気に上達したりはしなかったのですが、それでも通い続けているうちに少しずつそれまでできなかった動きができるようになり、とれなかったホールドがとれるようになってきました。何度チャレンジしてもとれなかったホールドがとれたときってホントに嬉しいんです(涙)

 そうやってだんだんと自分が岩に受け入れられはじめたなぁと感じたりもしていたんですが、結局1年くらい通ったあとでなんとなく足が遠のいてしまいました。それには一応理由があったりもするのですが、多分一番の理由はボルダリングのストイックなところに気持ちが疲れてしまったのだと思います。結局のところボルダリングってできるかできないかなので、自分が目指す課題がなかなか落とせないとかなりストレスに感じちゃうんですよね。ちょうどこの頃伸び悩んでいたりもしたんで、それで気持ちが疲れちゃったんだと思います。

 そんなボルダリングをなんとなく久し振りにやりたくなっちゃいました。なぜかわかりませんが・・・



 というわけで久々にやってきました。



 鷹取山。って実際はこのブログをはじめてからもお遊びでは2~3回来てるんですけどね。


                                           写真は僕でありません

 岩場ではあの頃お世話になった方が二人いらっしゃいました。僕のことは覚えていなかったようでしが、挨拶をしたら「あぁそういうことかぁ、見覚えがあるような気がしてたんだよねぇ」と笑いながらさっそく課題を出してくれました。このナベさんという面倒見の良い方に僕は基本的なムーブを教わったのです。
 しかしナベさん曰く、基本的なムーブのすべてが詰まっているというその課題を僕はまったくこなせませんでした。もうお話にならないくらいにまったく。って、でもこの課題って多分きちんと通っていた頃でもこなせなかったと思います。いきなり難し過ぎますって。もうこれだけですっかり腕がパンパンになっちゃいましたよ(汗)

 そのあと何度か、以前は・・・というか、その後ちょこっと遊びに来たときにも一応こなせた初級の課題を試してみたのですが、それすら今日は歯がたちませんでした。腕がパンプしちゃったということもあるんでしょうが、脆い岩のホールドが削れたり欠けたりしてすっかり持ちにくくなっていることも理由のひとつなんだと思います。それから今日は湿気が多くて岩がぬめぬめしていましたし。まぁとにかくかなり散々でした。



 お二人が帰ったあとも僕は少し岩にへばりついていたのですが、ちょっと遠目のホールドに向かって顔を下に向けて無理に手を伸ばしたら首と肩の筋を痛めてしまいました。ぎぇぇぇぇ!と言ったらおおげさですが、かなり痛かったですし、今でも結構痛いです。そんなこともあり、これ以上無理をしたらまずいと思って今日はそこでやめて帰ってきました。帰りハンドルを握りながら顔をあげているのがちょっとつらかったです・・・。以前はちょっと無理な動きをしてもこんなふうになったりしなかったのに。なんか歳を感じちゃいましたよ。

 今回の訪問を機に再びボルダリングはじめようかなぁと少し思っていたのですがさてどうしよう?難しい課題だなぁ~

秋になると

2007年09月15日 | 自転車生活


 “秋”と言ってもまだまだ夏の気配が色濃く残ってはいるのだけれども、まぁそれはそれとして、秋になって紅葉の時期が近づいてくるとランドナーでの小旅行がしたくなってくる。今年もその例外ではなく、だんだんと頭のなかでランドナーでの秋の旅の妄想がうごめきだした。



 今年こそはと考えているのが、去年ドキドキしながら心待ちにしていたにもかかわらず、結局日帰りになってしまった南会津の1泊2日民宿泊まりツーリング。今年こそ南会津の紅葉の峠道を越え、地元の小さな共同浴場で汗を流し、そして地酒を呑みながら秋の山の幸を堪能するのだ!



 一応狙っているのが11月上旬。それまでちゃんといい子にしてますんで、お天気ぜひともなんとかしてくださいな。

ぐるぢぃぃぃぃ

2007年09月14日 | 日常生活


 本日久し振りに外食。とりあえず往復自転車だったから・・・と誰にたいしてというわけでもないけれども言いわけ。ちなみに石川町までの往路は追い風の助けもあってブリヂストン号でだいたい35~40kmくらいの巡航ができていたと思うのだけれども、到着してみればアベレージは28.3km。確かに信号の多い通りではあると思うけれども、アベレージ30km超というのは僕にとってはかなり難しいことだとあらためて実感。



 禁断症状が出はじめていた生肉をとりあえずちょろっと食べて、


                                 小豚汁なし・野菜ましにんにく

 結局またしても・・・。まぁ往復自転車だったから。行きは結構頑張って走ったし(汗)

 復路はあまりにお腹がふくれてしまって巡航23kmくらいでしか走れず。ぐるぢぃぃぃぃ。
 帰宅してから健康を考えてまた例のジュースを飲んだのだけれども、健康を考えたなら飲まないほうが良かったかもしれない。ということに飲み終えたあとに気がついた。にもかからず、さらにトマトとイチジクとアイスクリームを食べちゃったりも。世界柔道観てたらなんか口が寂しくなっちゃいまして。

 また明日から節制しよう!頑張れ、ニッポン柔道!

飽食反省週間

2007年09月13日 | 日常生活
 体重増加にショックを受けて本日で6日目。毎日少しだけれども自転車で走る距離を増やし、また食事も外食は控えしっかり自炊中心でやっております。で、思ったのだけれども、たとえ負荷のかかっていないような走り方でも少しでも自転車に乗っていたほうが自然と食べる量も抑えられるような気がする。せっかく自転車に乗ったわけだからここでドカ食いしたらもったいないという心理的なことより、体を動かすことによって胃が自然に適切な食事量を求めるといった感じがある。それこそ気のせいじゃないの、とか言われてしまいそうだけれども、確かにある程度体を動かしたほうがあの無駄に肥大した食欲は抑えられると僕は思う。

 自炊中心の食生活に戻したのをきっかけに、先日実家で飲ませてもらったジュースをさっそく自分でも試してみた。大豆と黒酢は入っていないけれども、小松菜とバナナとヨーグルトと牛乳をミキサーしたジュースはなかなか健康的でよろし。とくに僕は青い野菜が不足気味なのでこうやってジュースで手軽に摂れたりするのは結構ありがたい。これから毎日欠かさずに飲むことにしよう。



 全然話が変わるけれども、最近心のなかでボルダリング(ロープを使わないクライミング)をやりたい熱が高まっている。自転車ではなかなか鍛えられない上半身の強化にはもってこいだし、柔軟性が向上するのも嬉しい。体重が増えたからだろうけれどもなんか最近上半身がぷよぷよしてきた気もするし、体もほんと硬くなったと思うし。あれこれ考えるよりとりあえず今度久し振りに鷹取山に行ってこようっと。

夕方、湘南平

2007年09月12日 | 自転車生活
 なかなかまとまって走れる時間がとりにくいのだけれども、少しでも乗れるときに乗っておこうの精神で今日は夕方から湘南平へ。湘南平はTeam S.S.R.ジャージ完成走行会・第2弾!のときに走っているけれども、ひとりで目指すのはかなり久し振りだ。



 今日は1ヶ月振りくらいにLEMONDに乗ったのだけれども、ブリヂストン号と比較してあまりにスピードが乗るのでびっくりしてしまった。ほとんど心臓に負担をかけずに35kmくらいの巡航ができてしまう。久し振りに乗るとここまで違いを感じるものなのか!と少し驚いたのだけれども、でもこれは大半が勘違いでただ単に追い風だからだった。



 海岸線を離れてからは薄っすらと雲のかかる夕映えの丹沢を眺めながら花水川を越え、



 TTの起点の看板へ。実は僕はまだここからのタイムを計ったことがない。以前上ったときは少し前のコンビニが起点だと思っていたので。さて、ここ最近は負荷のかけない走りばかりだったから、今日は少し体を苛めておこう。



 完全に日が暮れてしまう前に上りきれるといいのだけど・・・



 そうして走った一番上の駐車場までのタイムは6分23秒。きつかった。でも同時に程よく気持ち良かった。

 終点の駐車場に着いたあとはすぐにUターン。上りの途中で眺めた夕焼けがあまりにきれいだったので。



 そしてもう一度上り返してお約束の写真。



 日が沈んだあとの残照を見ていると妙に心細い気持ちになったりする。遅くまで遊び過ぎて焦りながら家路を急いだ小さな頃を思い出したりするからだろうか。そういえばキャンプツーリングをしていたときもこれくらいの時間まで走ってまだテントを張る場所が見つからないとものすごく心細い気持ちになったけ。

 帰りは向かい風のなか、往路よりも頑張ってペダルをこいだ。街路灯の下を通るときにときどきメーターを見たら40kmくらい出ていてびっくりした。と言っても向かい風のなかもちろんずっとそんなスピードで走っていたわけじゃないけれど。暗いなか頑張って走っていると、メーターでスピードが確認できない分ペダリングに集中できていいのかもしれない、なんてことを少し感じたりした。それから夕焼けに喚起されたある種の心細さも一役買っていたのかもしれない・・・なんてことはないか。