と言ってもブログのことではなく、こちら。
じゃん。久々ブリヂストン号復活。
花粉のせいでランはきつい。マスクをしているせいでメガネがすぐに曇ってしまい走りづらい。自転車もMTBはやはり厳しい。となると、運動量を増やすには以前のように日常的な足として自転車を使うのが手っ取り早いと思い至ったが、用途的に相応しいブリヂストン号とランドナーは手荒な扱いのせいで瀕死状態。ブリヂストン号に関してはこれ以上放置しておいたらまずいと、1年以上前にばらしてしまっていた。
そのブリヂストン号をようやく組んだ。パーツもフレームもホイールもかなりひどい状態。でもきっちり取り組もうとしたらどんどん先延ばしになりそうだし、先延ばしにしたところで僕の場合そんなしっかりした状態に復活させることはできないだろうから、勢いづいているうちにと少しきれいにしてえいやと組んでしまった。
で、最初の乗車。これまでの自転車生活で経験したことのない強烈な歯飛び。センターとインナーでは空転ばかりでクランクが回らない。いや、回り過ぎるというべきなのか。アウターではなんとか走れるけれど、それでもスプロケットの歯によっては空転。ばらす前にはこんなことはなかったので、いったいなんなのだとうろたえたのだが、いろいろ考えて、新しいチェーンと購入当初からずっと使いっぱなしのチェーンホイールとスプロケットが嚙み合わないのだろうと見当をつけた。
いつブリヂストン号を購入したかしっかり覚えていないのだけれど、残っている一番古い下の写真が2003年9月のもの。
多分この1年くらい前には入手しているはずなので、少なくとも2002年から乗っていることになる。さらにこの自転車はヤフオクで落としたものなので、前の持ち主もそれなりに乗っていたはずだし、僕自身が今まで付き合ってきた自転車のなかで走行距離はおそらく一番なのだ。そう考えるとそれ以来ずっと駆動系を交換していなければもう寿命でもおかしくはないだろう。う~ん、困った。
と取り出したのがこいつ。9速の余ったパーツでいつかツーリング車でも組もうと購入しておいたのだ。ただ現実的に今後9速の古いパーツで新車を組むのはあり得ない気もしたので、古いブリヂストン号に使うことに決めた。ちょっともったいない気もするけれど、このままでは走れないのだから仕方ない。リアディレイラーについては、これまでのものをもう少し使うことにした。見た目もひどいものだけど、機能的にはまだなんとかなりそうな気がしたので。
ちょっとがチェーン長いかもしれない
結果、歯飛びは無事解消。ただリアの変速が今ひとつ。ブリヂストン号についていたものより、まだLeMondで使っていたもののほうがましだと思い、交換したのだけれども使用頻度の高い中速あたりが今ひとつ。ただこちらは調整がまずい気もするので、もう少しいじってみよう。あまり使わなかった23Tまでのスプロケもどこかにあるはずなので、そちらに交換すればもう少しスムーズになるかもしれない。
今回復活にあたってキャラダイスのサドルバッグを取り付けたのは、より普段使いに特化するため。その目的のひとつがこちら。
カブですら結局なかなか通えていないので、ブリヂストン号を組んだからといって頻繁に通えるというものでもないのだけれど、シューズなんかを入れるのにサドルバッグはちょうど良いかなと。壁ももうひと月以上振りだったかな。
まだ調整の余地がたくさんあるブリヂストン号だけれども、乗り心地は良好。というか、僕はこういう乗り心地が好きなのだと思う。きびきび、軽い。硬すぎず疲れにくい。余計な味付けのないシンプルで等身大な乗り味。そして入手してすぐに感じたことなのだけど、前の持ち主が関西のプロショップで少し固めに組んでもらったというホイールとフレームの相性がすごくいい気がする。15年以上たってそういう感覚が残っているってすごいなと思った。
さらにカブと比較して感じたのは、自転車はやはり自由だということ。MTBやLeMondでも走っていたわけだけど、なんか久々自転車の自由な感覚を味わった気がする。いつまで乗れるかわからないけれど、もう少しお世話になります。よろしく、ブリヂストン号。
さて、次はランドナーばらしておくかな。。。