湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

付き合えそうか?

2021年08月19日 | MERLINチタン号


 環境の変化、そして年齢も50を越え、少しずついろいろ絞っていったほうがよろしいと考えはじめた今日この頃。
 すっきり、ものごとを楽しんでいくために。

 MELRINは僕にとって少し残念な自転車になってしまっていた。
 LeMondと比較して固く、 足にくる乗り心地で、絞っていくにあたって手放すことも考えはじめていた。

 一方、 LeMondは僕にって相性ピッタリの乗りやすい自転車ではあるのだけど、
 トップチューブの汗が滴るあたりに錆が出てしまったり、フロントディレーラーを取り付けるあたりのカーボンに
 劣化が見られたりして、乗るには何の問題もないものの、この先長く付き合っていくには
 どうだろうと思っていた。

 そこでちょっと試してみようと思ったのが、MELRINのホイールを交換してみること。
 もう何年も乗っていなかったくせに今更という気がしないでもなかったけれど、
 乗り心地の固さは、実はもともと固いと評判の岸絵里さんのせいかもしれないと思ったのだ。

 本日の試走。

 ホイールは中古で入手したWH-6800。
 岸絵里さんよりWH-R550という廉価鉄下駄ホイールとのほうが相性良かったこともあり、
 このあたりがちょうど良いのではないかと思った次第。



 そして、23Cチューブド仕様の岸絵里さんから25CチューブレスWH-6800で走ってみた感想。
 以前より、ごつごつした感覚がなくなったのは確か。そしてペダリングのリズムも以前より自分に合うようにはなった。
 好みでいえば やっぱり LeMondがいい。でも、付き合っていけそうな自転車にはなったように思う。

 次回は、岸絵里さんを履かせた LeMondで同じコースを走ってみるつもり。
 どんなふうに感じるか結構楽しみ。



 通勤街乗り(つまりブリヂストン号)以外ではぜ~んぜん自転車乗っていなかったのだけど、
 合計3回ほど LeMondとMELRINを乗り比べたときに、久し振りに寄って珈琲をいれた。
 実際はどうかわからないけれど、気分的には美味しいのである。



 きれいな水で試してみたいことがあったのだけど、濁っていた。
 あれだけ雨が降ったあとだというのに、そのことに思い至らなかった自分はどうかしてると思った。



 光学ズームの範囲目いっぱいの望遠。どんなものだろう?



 車ではときどき寄ったりしていたのだけど、自転車では久し振りの2度目。
 恥ずかしながら、迷って辿り着かなかったことも数度あり・・・
 でもって、今までで一番の盛りに焦った。食べ終えたときには、左手べとべと。
 あちこち、溶けたソフトクリームが落ちたコンクリートにアリが群がっていた。
 アリには最高の環境だろうな。



 きれいな水で試してみたかったのは、このカメラ。
 沢登りや雪山用に購入したのに、最近はほとんど出番がなく、断捨離かなぁと思っていた。
 でも沢とか雪とかいつかまた行きたいし、いいなぁと思ったカメラは結構いいお値段だし、
 普段使いも含めて、どんなもんだろう?と試してみたのだ。
 
 で、こうして見ると、水中の写真は試せなかったけれど、ブログ用であれば全然問題なさそうだし、
 何より気軽にジャージのポケットに入れて、汗びっしょりになっても、帰って水洗いでオーケーというのは
 実に気楽で良い。仮に溶けたソフトクリームがぼたぼた垂れても、ノー問題。これは手放すには惜しい、
 というか、もっと使い倒さねばと思った次第。

 そのためにももっと自転車乗ったり、走ったり、登ったりしないとね。
 以前のようにはなかなか難しいにしても。

 しかし、断捨離って難しいなぁ。困ったものである。

今日から

2012年06月18日 | MERLINチタン号
 初参加だった昨日の富士山国際ヒルクライム。自分なりに小さく積み重ねた結果は、タイムが57分0秒616、順位クラス17位というものだった。

 持っていた力はきちんと出し切ったと思う。終盤何度か弱い気持ちが出そうになったけれど、「大丈夫、まだ頑張れる」と自分を励まして気持ちを切らさないようにした。ゴール後確認した平均心拍数は189。心拍数で判断するのもどうかと思うけれど、かなり集中できてはいたのだと思う。

 それでもなんとなくもやもやした気持ちが残るのは、自分が少しレベルアップしたからととらえておこう!そもそも数年前は僕なんかが出れるレースとすら考えていなかったのだから。

 扉を開いてくれたのはsudobanさん。今回は残念な結果だったけれども、sudobanさんの前向きな姿勢にどれだけ刺激をもらったことか。それから他にもいろいろな人から刺激や勇気や励ましをもらったおかげで、ここまでの練習も本番も頑張れました。本当にありがとうございました!

 決して多い練習量ではなかったけれど、MTBからロードに移行した2月中旬から4ヶ月間、気づけば結構真剣に練習していた。なので今回のレースが終わったあとは、ひとまず練習的なことからは離れて、もっと違うことをするぞと思っていた。実際、今日からは少し体を休めて、映画を観たり、本を読んだり、体を動かすにしてもボルダリングやのんびりラン中心でいこうかなと思ったりもしているのだけれども、心の片隅に「来年はもうちょい」という気持ちがあるのも事実。さて、どうするか?

 sudobanさんはじめ、yoneさん、atsuさん、keiさん、keiさんの旦那さん、久々お会いできて嬉しかったです!ゴールでは国内屈指の難関ヒルクライムコースを走り終えた解放感を共有できた気がしました。ありがとうございました!


短い激坂1本

2012年06月13日 | MERLINチタン号
 レストのつもりだったのだけれども、なんだか体が、いや体だけじゃないのかもしれないけれども、とにかくなんだかムズムズもやもやしてちょっとだけMERLINで走りに出た。向かったのはいつもの場所なのだけれども、今日はいつもの坂はやめて隣の短い激坂を上ることにした。勾配のきつい坂でもポジションやなんかの確認をしておきたいし。

 MERLINでこの坂を上るのは多分はじめて。ゆっくり目で上りはじめてみたけれども、LeMondより軽い車重、軽いギアは確かに楽だ。とはいえ、ギアはあればあったでどんどん軽いのを使ってしまう。短い坂ながらも序盤は抑え気味、そして途中からあげていって最後はやっぱりゼーゼーハーハー状態でゴールしたタイムは2分12秒。今までは速くても2分30秒ちょいだから悪くはないけれど、いつもはLeMondで隣の坂を何本かリピートしたあとに上っていたわけだからまぁ当然といえば当然ですよね。

 家を出る前は2本は上るつもりでいたのだけれども、1本で結構疲れてしまった。平均心拍数は164だからそんなに追い込めたわけでもないのに。多分前回のTTの影響だと思う。心拍数はそんなに変わりなくても、本気で集中してTTすると短い坂とはいえ、かなり疲れが残るのではないかと思う。その前の2回も自分的にはこれまでよりかなり追い込んで走っていたわけですしね。

 帰宅後は、のんびりウォーキングがてら、借りていた本を図書館のポストに返却しに行こうと思っていて、それが結構楽しみだったのだけれども、なんともいえない気だるさのためにやめた。ホントそろそろしっかり疲れ抜かなきゃね。なんか夜の海岸線を走りたい気持ちもあるのだけれども、もしやるならやっぱりウォーキングのほうがいいんだろうな。しかし、ランやウォーキングを楽しみにするようになるなんて、以前は想像もできなかったな。音楽聴きながらできるというのもいいんだろうな。僕は決して模範的なサイクリストではないけれど、ヘッドフォンして自転車乗るということは絶対にないだけに。

タイムより小さく積み重ねてきたものを

2012年06月12日 | MERLINチタン号
 1本しっかり上っておこうとMERLINで家を出る。アプローチの途中で3回くらいサドルの前後位置と高さの調整。ブルックスのようにお尻をしっかり抑えてくれないので上り用に少し前下がりに、そしてほんのわずかだけれども位置を前に、そして高くした。うん、悪くない感じだ。

 前回、前々回と序盤はアップのような感じになってしまったので、今回は6分ほどかけてコンビニまで上って体と心臓を少し慣らしてから久々のTT開始。ただTTといっても、以前行なっていたような走り方はしない。詳細は省くけれど、以前よりいろいろ意識しながら走る。でないと、今までやってきたことの意味がなくなってしまう。

 いくつかのことを意識しながら上りはじめて、トンネル前の最初の道の継ぎ目通過がちょうど3分くらい。今まで全力でのTTはやってこなかったわけだから当然といえば当然なのだけれども、こんなタイムははじめてでちょっと気持ちが乱れる。そしてコンビニ通過が4分47秒。またしても心が乱れそうになるが、なるべく余計なことは考えないようにして集中するように心掛けた。そしてばらばらにならないように気をつけながら1つ目のピーク通過が確か6分40秒台。前回前々回は最後が結構な向かい風だったけれども、今日は風はほとんど気にならない。最後もただがむしゃらに踏むのではなく、意識して自転車を進めてゴール地点でラップボタンを押したタイムは7分11秒。

 これは僕にとってはMERLINとはいえ嬉しいタイム。ホイールをシャマルに交換すればあともう少しは短縮できるだろう。なので当然嬉しい気持ちにもなったわけだけれども、すぐにタイムじゃないんだという気持ちになった。もし自分が何かを拠りどころとするのであれば、それはタイムではなく、これまで小さく積み重ねてきたもの以外ない。

 今までの小さな積み重ねが、どんな結果をもたらすかはわからない。ただなんにせよ、僕はこれ以外の選択肢を選ばなかったのだから、迷わず信じて頑張ってみようと思う。ここまで来たらそうするしかないですしね。

 累積129本。

 本番、楽しんで走れるといいな~


明日雨だから、練

2012年06月08日 | MERLINチタン号
 3本(累積128本)。7:22、7:55、8:24。2本目はゴール地点でラップタイムを押し忘れたので正確ではないけれども、悪くてもこれくらいではおさまっているはず。

 1本目は抑え気味で上って、2本目にしっかり追い込むつもりだった。ただ昨日同様、抑えて走っているわりにはそこそこのスピードで走れていたようだったので、途中から徐々にあげていった。そしてもちろん最後は全力なのだけれども、昨日よりかはほんのわずかだけれども余裕残した状態でゴール。この7分22秒はベストなのだけれども、僕にとってはLeMondでのタイムが標準なのであくまで参考タイム。

 1本目のダメージは結構あったものの、2本目も頑張る。できたらこちらも8分切りたい。1本目ほど足に力は入らなかったけれども、集中力を切らさないように最後まで走りきった。ただ、残念ながらラップボタンを押し忘れて正確なタイムはわからず。8分切れてたのは確実なだけに正確なタイムがわからないのが結構残念に思えた。3本目もそれなりに頑張ったつもりだけれども、足はすでに終わっていた。それでもこれくらいのタイムでおさまってくれて良かったと思ってしまう自分はきっとまだまだ甘いんだろう。

 MERLINとはいえ、ベストのタイムが出たことは嬉しいことではあった。励みにもなった。でも本当のところはどうなのよ、という気持ちは拭い切れなかった。ただ3本かなり追い込んで走ったことには満足・・・したつもりだったのだけれども、やはりもやもやは残ったようだった。


1本

2012年06月07日 | MERLINチタン号
 ポジション調整がてらMERLINで朝1本。昨晩のうちにサドルを交換しておくつもりだったのに、走ったあとやたら眠くなって交換することなく沈没。夜中に結構はっきりと目覚めたのだけれども、当然交換する気はおきずに結局出走前の交換になってしまった。その上、アプローチのあいだに自転車をとめ、アーレンキーを取り出すこと10回以上。今年に入って、以前と比較してかなり前乗りになっているのだと思う。もしかしたら以前が後ろ乗り過ぎたのかもしれないけれど。MERLINの場合、ブルックスだといつもサドルの後退幅が足りないと感じていたのだけれども、試走のときはほとんど違和感なかったし。

 とそんなこんなで、今朝は1本のみ。リピートをはじめてから、多分1本のみというのははじめて。

 走りはじめはいつも通り抑え気味、様子見な感じで。ただトンネル手前の道の継ぎ目で見たタイムがいつもよりちょっと良くて色気が出た。そこから少しあげて、コンビニ通過がちょうど5分くらい。そこからまたあげていって、最後は久々のあの苦しさを感じながらゴール。タイムは7分34秒。最初は抑え気味だったとはいえ、ゴール後の感覚では限界いっぱい以外のなにものでもなかった。いやぁ、きつかった。大丈夫か、本番?

 帰路ゆっくりとペダルをまわしながら、土曜日には神奈川グランフォンドもあることだし、残りの日は疲労を抜くことに集中しようとあらためて思う。神奈川グランフォンドもなるべくうまく走りきるようにしよう。ランについても、もし走るとしても負荷だけでなく距離も減らそう。そして体の疲れをしっかり抜こう。

来年がまた楽しみなターンパイク・ヒルクライム

2011年10月04日 | MERLINチタン号

出走前は曇り空だった。ゴール後は青空だった。

 去年に続き、今年も参加したターンパイク・ヒルクライム。前泊不要、自走で会場まで行けてしまうという地元開催の気軽に参加できるありがたい大会。地元だから仲間も多い。今年も本当に楽しかった。少し勾配のきついコースも、上りごたえがあって結構良いような気がする。あざみなんかは厳しすぎて楽しめないと思うけれど、下りや平坦を除いた上り部分の平均勾配が9%というのは、この距離であれば、厳しいけれど厳しすぎないという意味でちょうど良い按配なのではないかと、去年と今年走って思った。

 レースについては、練習が思い通りにいかなかった割には悪くなかったと思う。スタートしたあとは一度も後ろを振り返らず、とにかく前だけを見続けて走った。多分、出せる力のほとんどは出し切ったはずだ。結果は去年のタイムを2分50秒短縮して52分38秒。このタイムをどうとらえるかは自分でもなかなか複雑なのだけれども、今まであまり感じられなかった伸びる余地を自分のなかに見出せたことは確実に収穫だった。どの程度かはわからないけれども、とりあえずまだありそうだ。そう思えたことは僕にとって本当に嬉しいことだった。

 レースまでのことを振り返ると、冬のあいだは少しハードにMTBで楽しく遊びながら、こんな感じでロードに移行できたら今年は去年より強くなれるんではと思ったりしていた。でも結果的にロードへの移行はうまくいかず、出遅れを感じつつロードに乗りはじめてみれば、ヤビツでも国際村でも湘南平でも箱根旧道でも期待するようなタイムがまったくといっていいほど出なかった。仲間のタイムにはもちろんのこと、練習などまったく意識せずに走っていた何年か前の自分のタイムにも及ばないのだ。そしてそんな焦りのなかで、少し無理をし過ぎたのだろう。夏に国際村を8本上った日に腰を痛めた。その痛みは数日後に出かけた箱根でさらにひどくなり、結局5年続けて走っていた直江津はDNSすることになってしまい、楽しみにしていた王滝へのエントリーも結局やめてしまった。それからは負荷をかけるのが怖くて、頸城のツーリングや山登りを楽しんだりしたわけだけれども、これが良かったのかなぁとなんとなく思う。少なくとも気持ち的にはずいぶんとリフレッシュできた。レース前の負荷をかけた練習は、結局箱根旧道2本と国際村2本しかできなかったけれど、レースではとにかく今持っているものをしっかり出しきろうと思った。

 ま、そんなあれこれがあって、結果出せる力を出し切って、約3分去年のタイムを短縮でき、そしてまた来年頑張ろうと思えたわけだからレースもホント楽しかったんだろうと思う。っていうか、実際楽しかった。やっぱり持てる力を振り絞って走るというのは、苦しいけれど気持ち良い。走り終えて、来年はもう少しうまく練習をして、もっと良いタイムで走ろう!と前向きに今思っている。

 そしてこの大会の良いところは、たくさんの仲間と楽しめるところ。朝から夕方まで本当に1日楽しかったです。ご一緒した皆さん、ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします!   


レース前、受付場所の公園で






レース直前なのになんでこんなに笑っているのかが自分でもわからない。以上3枚、photo by noriさん


監督、入賞おめでとうございます!




皆さん、ありがとうございました!


来年はもう少し上へ!

黄金色は刈り取られていた

2011年10月01日 | MERLINチタン号


 今年こそ黄金色に実った稲穂を見ようと思っていたのだけれども、間に合わなかった。ちょっとした寄り道を面倒に思ったり、腰痛で気持ちがしゅんとしてしまって、こっち方面に走りに来る機会が激減したのが敗因だと思う。



 来年こそは、と去年も思ったんだけどなぁ・・・



 でも無事収穫され、天日干しされている稲穂が見れただけで良かった。



 朝の短いボルダリング中に想定外の雨。被っている岩、頭上の無数の木の葉がある程度の雨は防いでくれるのだけれども、被っている岩よりに一応避難。そのときはあまり思わなかったのだけれども、帰宅後雑然とした荷物の並べようにわれながら呆れた。たまには自分の部屋や机の上なんかもこうして写真に撮ってみるといいのかもしれないと思った。