湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

パンクの原因

2008年06月30日 | 日常生活
 先ほどLemondの前輪とブリヂストン号の後輪のパンク修理完了。はい、昨日ブリヂストン号に乗ったら見事にこちらもパンクです。うぅ、僕は大魔王の存在とかってあまり信じてなくて、パンクはやはり自分に原因があってだと思うんですが、ブリヂストン号の空気が抜けていったときは少しだけその信念が揺らぎました。くぅ~。

 ブリヂストン号のほうはタイヤにめり込むように刺さった小さなガラスが原因でした。目立つほどのものではなかったのですが、タイヤを指で何度かさぐったらすぐに見つけることができました。

 ただLemondのほうの原因をさがしだすのはかなり苦労しました。リムテープについては、若干のズレはあったものの、そんなには問題なさそうでした(一応取り付けなおしました)。タイヤにもとくに異物は見受けられませんでした。でも原因がないのにパンクするわけはないと、チューブの穴の位置に相当する場所を何度もしつこくさぐったら、ようやく見つけることができました。それらしきものが。タイヤを貫通するかしないかギリギリのところに鉄くずなのか木屑なのかわかりませんが、ものすごく小さな固いものが埋まっていたのです。これじゃ、すぐには気づかなかったのも無理はないと思いました。

 とりあえず原因はわかったので、ピンセットで取り除こうと思ったのですが、あまりに細かく、さらにほぼ完全にめり込んでしまっているのでどんなに頑張ってもつまみ出すことができません。仕方ないので、なるべくタイヤを痛めないように太めの針で表と裏の両面からゴリゴリと削りだすように取り除きました。でも結局それが何だったのかはわからず終い。本当になんだったんでしょう?

 ところで今日のパンク修理では、土曜日あれだけ苦労したタイヤの取り外しと取り付けがすんなりとできてしまいました。度重なるパンクでスキルアップしたのかもしれませんが、パンクのときはとにかく焦らず落ち着くことが大事なのだと強く思いました。それから思ったのが、きちんとした手順でもれのないチェックをすることの重要さです。チューブの穴を確認したら、それをタイヤにあて、きちんと原因をさぐりだす。何も残っていなければいいですが、原因を見つけ出す作業はしつこく徹底的にやらないと駄目だと思いました。そして今回のように簡単に異物を取り除けない場合を考えて、そのための道具も用意する必要があると感じました。あと基本的なことですが、タイヤがチューブを噛んでないかも要チェック。土曜日はこれを怠ったおかげで、皆さんをえらくびっくりさせてしまいました。もちろん僕もびっくり、がっくりしました。

 正直今回でかなりパンクにたいして恐怖心を抱くようになってしまったのですが、そのせいで走るのまで怖くなってはつまらないですので、きちんとした対処方法を身につけて苦手意識を克服したいと思います。いつかひとりでもチャレンジしてみたいですし。神奈川グランフォンド。

 さて今日はこれから夜ポタ。えっと、あと7kmほどで月間1000km達成なので。とりあえず10kmくらいだけ夜の風で涼みながらのんびりと走って来ようと思います。ご近所なんでパンク修理セットは持っていく必要がない気がするのだけれども、さて(笑)

 あ、あと神奈川グランフォンド本編はもう少しお待ち下さ~い。

念願の神奈川グランフォンド完走!

2008年06月29日 | 自転車生活
 masaさんからはじめて神奈川グランフォンドの構想を聞いたのは、確か去年の5月頃。そのときは、素晴らしいコースだと思いながらも、このコースを1日で走り切るのは無理なのではないかと正直思った。だから試走の誘いを受けたときも、「行きます!」と言ったもののあまり現実感はわかなかった。そうこうするうちに梅雨に入り、ヨシヨシこれで試走の話は立ち消えだなと安堵していたら、梅雨の晴れ間をついてmasaさんはひとりで全コース走り切ってしまった。そして、もちろん大変なコースだけれども、決して走りきれないコースではないことを証明してしまった。

 あのとき以来、僕も是非ともこの素晴らしい神奈川グランフォンドのコースを完走したいとずっと思い続けてきました。去年は雨のために千石原からショートカット。今年も去年同様、梅雨時の開催となってしまったけれども、果たして天気は持つのか?そして体力は続くのか?そんな不安もあったけれども、結果は念願の完走。いろんなトラブル、そして反省は多かったけれども、なんとか完走できたことは本当に心の底から嬉しかったです。

 ところで今回の神奈川グランフォンドでは、いつの間にか知らないうちに僕も幹事ということになっていましたが、僕はほぼまったくと言っていいほど何もしていません。あえてしたことと言えば、表丹沢の林道がさらにきれいに繋がるし、絶対に楽しい林道だからと日向林道の追加を提案したことと、僕が休みだからということで、6月28日の開催をお願いしたことくらいです。そんなわけで、masaさんや詳細なキューシートをつくってくれたリュウさんには感謝しきりなのです。本当にありがとうございました。ただ皆さん日向林道も楽しんで走られたようでしたし、なんとかぎりぎり天気も持ったのでその点ではほんのちょっぴりイベントに貢献できたかなと思っております。



 さて、今年も集合は6時半に伊勢原駅。お見送りの方も含めて25人の自転車乗りがここに集まりました。今回ははじめましての方も多く、かなりワクワクしました。そんなメンバー及びコースについてはこちらで(笑)

 ブリーフィングと簡単な自己紹介を終えて伊勢原駅を出走したのが6時50分頃。とりあえず日向林道の入口までは全員で走りましょうということになりました。

 最初はコースを知っているということで僕が先頭。そして途中のコンビニ以降はブルベの達人・ミニベロのリュウさんが先導します。このとき先頭の3人は皆ミニベロの方。あまり見慣れないので、なんどかとても不思議な気持ちがしました。

 リュウさんの強い引きで、林道の入口前ですでに集団はばらけ、



 やってきました、16%の坂。



 皆、楽しそうに上ってました(笑)



 そして日向林道の入口で、この日唯一の集合写真です。

 ここは林道に入ると勾配が緩やかになります。ですので、皆さん談笑しながら走っていました。



 そしてお次は浅間山林道。去年はここで集合写真を撮りましたが、今年はすでにここで足にきはじめていたりも・・・。



 前を走るのは、まるで兄弟のようなsudobanさんとモリさん。二人とも長身でスリムで格好良いです。

 浅間山林道もだいたい皆で走り、お次は蓑毛からヤビツです。このあたりからだんだんと集団がばらけはじめます。途中、tanyさんが前に出て視界から消えていきました。まだ先は長いのに、あのペース。さすがと思いました。



 たんたんと走ってヤビツに到着したのが9時23分。いつもはだいたいここでいっぱいいっぱいなんですけど、今日はまだほんの序章に過ぎないんだよなぁ。本当にすごいコースです。

 ヤビツからは裏ヤビツに少し下り、護摩屋敷の水場で丹沢の湧水をボトルに補給。



 そして菩提峠へ上り返します。



 晴れていれば開放感のある景色を楽しめる菩提峠も、今日は残念ながらこんな感じです。でも梅雨時なんだから、雨が降らないだけで上等ですよね。それに晴れたら晴れたで、この時期だと暑さと湿気でかなり消耗したでしょうし。

 菩提峠からは表丹沢林道へ下りますが、この表丹沢林道の路面は結構荒れてましたね~。試走のときほどではなかったので、自転車から降りる必要はありませんでしが、そのせいか僕は表丹沢林道の終わりで前輪がパンク。僕があまりに荒れた路面を気せず走っているように見えたのか、masaさんに「yuzitoさん、お構いなしだね」と言われましたけど、そのときはへっちゃら~って思ったりしました。でも全然へっちゃらではなかったです。

 というわけで、去年獣のうんこを踏んだ牛首で、他の方には先に行ってもらって僕はひとりでパンク修理。そのあたりの写真は多分他の方のブログでいくらでも見れるのではないかと思います。。。

 慣れないパンクに焦りながらなんとかチューブを交換しましたが、このときパンク修理キットを忘れたことに気づいて愕然としました。あまり人を頼ってはいけませんけど、今日はひとりでは走れない・・・と思った瞬間でした。

 修理後、荻山林道を下りはじめて少ししたところで、再び前輪に違和感が。やばい、また空気抜けてます。ここを低い空気圧で下るのはまずいと思ってすぐに自転車から降りました。そして、タイヤを外してチューブを確認してみたら、バルブの付け根が切れてる・・・。なんてこった、パンナコッタ、なんて言う余裕はもちろんありません。焦りまくり、自分を責めまくりです。これはどなたかにパッチをもらって、最初パンクしたチューブをなおすしかありません。

 と、そのときちょうどnoahponさんとBongoさんがゆっくり降りて来ました。そして僕のいるコーナーで止まってくれました。すかさず僕はパッチ提供のお願いをしました。結局Bongoさんにパッチを3枚頂き、noahponさんには二つ持って来たからといってパンク修理キットまで渡して頂きました。すみませんでした。

 結局お二人は修理が終わるまで優しく見守ってくれました。

 さて修理後は、再び荻山林道を慎重に下ります。そして気になりながらも、パンク修理に付き合って頂いた二人と別れ、ひとり中山峠へ向かいます。戸川のコンビニでの補給は結局諦めました。そろそろカップラーメンやおにぎりを食べたくなってきていたのですが、薄皮あんぱん5個と大福5個を用意してきたので、とりあえずハンガーノックの心配はないでしょう。両手離しで背中のポケットから薄皮あんぱんを取り出して、ぱくぱくかじりながらなるべく足に来ないように先を急ぎます。

 そして中山峠の少し手前で、先行していたモリさん、yoneちゃん、JINさんに追いつきました。そこから4人で足をゆるめずに走ったのですが、中山峠の下り、ちょうど湧水のあるカーブでJINさんが転倒負傷して、そこから引き返すことになりました。結局われわれは何もできませんでした。。。

 中山峠を下り終えてからは秦野峠林道の入口を目指します。



 そしたら寄の集落あたりでmasaさんがパンク修理中でした。遂にmasaさんもかと心配しましたが、人の心配をしてる場合じゃなかったことにこのあとすぐに気づきました。

 秦野峠林道の入口までの激坂をえっちらおっちらと上り、寄大橋にやってきましたが、そこにはさらに先行しているtanyさんとりょうさんの姿はありませんでした。でもそのすぐ先の林道入口で、お二人とも待っていてくれました。ここからは、tanyさん、りょうさん、モリさん、yoneちゃん、そして合流したリュウさんと僕の6人で秦野峠を目指しました。

 そうそうこの上りでtanyさんに、「tanyさんは毎週こんなコースを走ってるんですよね?」と訊ねたら、にやりと笑って「そうだね」とひと言。多分そうなんだろうなと思って訊ねたのですが、それでもすごいと驚かざる得ませんでした。



 秦野峠林道は僕はかなり好きな林道です。で、この直後くらいに僕が再びパンク。ガ~!と意味不明にそろそろ吠えたくなったりしてきました。ここでも皆さんに「先に行ってください」と伝えたのですが、りょうさんが最後まで見守ってくれました。ありがとうございました。ここでのパンクの原因はパッチがうまく張れていなかったことによるものでしたMaybe。

 りょうさんはヤビツを38分台で走ってしまうお方。そんな方との登坂はとってもつらいです。そんなわけで、僕は「そろそろ足にきてますよぉ」とか「心拍いくつですか?」とか弱気な発言を繰り返してばかり。



 だから秦野峠に着いたときはどんなにホッとしたことか。ここではモリさんとyoneちゃんが待っていてくれました。ここからはしばらく4人での旅。



 秦野峠林道はダブルピークになってますので、一度下って日陰山の鞍部まで再び上り返し。



 去年はかなりしんどそうだったモリさんですが、1年で本当に上りに強くなりました。体調あまり良くなかったはずなのに。



 そしてロード歴1年未満のyoneちゃん。そのあいだに600kmまでのブルベをすべて完走して、房総サバンナも、この神奈川グランフォンドも先頭集団で完走。いったい、あなたは何者でしょうか?この日もカメラを構えるたびに嬉しそうにスプリント。いろんな意味でただ者ではないこと間違いなしです。



 秦野峠林道を下ってからは、丹沢湖を左回りで周遊。今までずっと坂ばかりだったので、この周遊はもんのすごぉぉぉぉぉく気持ち良かったです。4人で気持ち良いね~と言いながらルンルン気分(古っ!)でペダルをまわしました。

 丹沢湖からは246に下って、今度は足柄峠を目指します。その前に駿河小山のセブンイレブンに補給のために寄りますが、ここで先行していたtanyさんとリュウさんに再び合流。ここで僕はこの日はじめてのコンビニ補給。やった~!とようやくカップラーメンとおにぎりの補給です。まぁそんなに喜ぶようなものではないけど。

 で、食べ終えたところで、再び前輪の空気が抜けていることに気づきます。正直、力抜けました。ここではりょうさんがご自分のチューブを差し出してくれました。本当に今日は皆に迷惑かけてばかりで・・・。で、焦りながらチューブ交換をすまし、さて出発とボトルに水を入れるために再びコンビニに入ろうとしたその瞬間、「パ~ン!」とすさまじい音とともにチューブが破裂。もう僕の気持ちの描写は必要ないですね。。。

 今度はモリさんからチューブをもらって交換。モリさんのブログに“yuzitoさん、泣きそうです”ってありましたが、本当に泣きそうでした~。え~ん!

 このときはさすがに皆さんから「焦らない方がいいよ」「チューブ噛んでないかちゃんとチェックしな」といったお言葉が。でも、その通りだと思いながら、実際は焦りまくりです。皆様、本当にご迷惑おかけしてすみませんでした。

 さて、今日5回目のパンク修理を終えてようやく出発というところで、なかなか追ってこないのでおかしいなとずっと思っていたmasaさんが登場です。なんでもmasaさんも3回ここまでにパンクしたそうでした。いったい、なにやってるんだ、幹事の2人。でも、このときはまさか寄のあたりで、1時間以上も立ち往生してたなんてことは知りませんでした。よく、追いつきましたね。やっぱりmasaさん、タフですよ!

 足柄峠は、コース上かなり恐れていた峠です。距離はそう長くないものの、最初のゴルフ場の急勾配部分では苦しめられた記憶しかないので。で、この日も当然きつかったんですが、思ったよりかヘロヘロにはならなかったかも。

 ところでこの日はコースを知っているということで僕が先導役で、坂に入ったら各々のペースで走るといった感じだったんですが、坂では常にtanyさんがひゅるひゅると抜け出て先行していくというパターンでした。ここでも途中からtanyさんはぐんぐんと先行していきます。そして結局途中からはその姿が見えなくなってしまいました。



 tanyさんから遅れて、僕とりょうさんもようやく足柄峠に到着。ここまで来ると、ようやくあと少し!って気になれますね。

 さて、そこからは・・・ってだんだん長くてうんざりしてきますが、少し峠を下って今度は矢倉沢峠を目指します。ここでもお決まりのようにtanyさんが先行、そしてそのあとをわれわれが追う、というか死にそうになって走るというパターン。あまり展望のない林道ということもあって、たんたんと峠を目指しました。で、峠のトンネルに着いたときにはtanyさんの姿はありませんでした。



 あと少し、皆頑張れ~!俺も頑張れ~!yoneちゃんはここでもスプリントしてますね(笑)

 tanyさんは林道の出口で待っていてくれました。ここからいよいよ千石原~元箱根区間に突入です。で、千石原のコンビニに補給に入ったところでmasaさんが再び合流。すごい、まるで不死鳥だ。でもコンビニ出発して10分も走らないうちにmasaさん再びパンク。もう、どうなってるの?

 この千石原~芦ノ湖区間はアップダウンがきつくて結構恐れていたのですが、この日は思ったより気持ち良く走れました。多分上りでペースを抑えたのが良かったのだと思います。そのあとの下りがすご~く楽しかったですから。で、また上りになったらすぐにギアを落としてゆっくりと上る。アップダウンの連続だとつい下りのあとの上りで踏んじゃったりしますが、それを控えたのがこの日は良かったのだと思います。

 そしてやってきた元箱根。よっしゃ!あとは大観山を上れば大きな峠はありません。ここからはそれぞれ行きましょう!

 というわけで、ここでも途中からするするとtanyさんが先行。その背中を追って僕も走ります。霧が立ち込め、展望などまったくなく、ただ黙々とペダルをまわして頂上に近づいていきます。



 そして・・・、やったぁ~!17時30分にようやく大観山に到着です!なんですが、いまひとつそのことを喜べなかったら、上りながら明らかに前輪の空気圧が下がっていっているのがわかったから。それからこれは誰にも言いませんでしたが、矢倉沢峠のトンネルでつけたライトの電池がいつのまにか切れていたから。チューブもパンク修理キットも忘れた上に、電池もきちんと充電されてなかったなんて口が裂けても誰にも言えないと思いました。

 大観山では自分の自転車の写真など撮る余裕などなく、再びチューブ交換。ここではyoneちゃんの最後の1本のチューブを頂きました。本当にすみません。で、このチューブ交換の最中にmasaさんが到着。なんか2人のパンクで、微妙に時間調整を行なっている感じです。

 電池を買おうと思っていたレストハウスはすでに閉まっている雰囲気でしたので、まだ明るさの残るうちに椿ラインを下れたのは幸いでした。

 椿ラインの下り、そして真鶴旧道の入口はtanyさんの先導で走ります。そして真鶴旧道途中のコンビニで最後の補給をして(ここで僕は誰にも気づかれないように電池を購入)、そこからは僕が前に出ました。足はあまり残っていませんでしたが、わざわざ埼玉から来てくれたtanyさんに前をひいてもらうのはどうかと思ったので。やっぱり、ここは神奈川県民が頑張らないと!

 R135~R1と先頭を走って、大磯あたりでmasaさんが先頭に出ます。やはり最後はこの人じゃなきゃ。そして・・・



 20時20分にようやくゴールの茅ヶ崎サザンビーチに到着です。このときは本当に、心から本当に嬉しかったです。実はこのときも前輪の空気が抜けはじめていることに気づいていたのですが、ここまで来ればもうそんなのどうだっていいです。あとは歩いてだってアパートまで戻れます。とにかく、やったぁ~!!!

 この日の僕はまったくもってサイクリスト失格と言っていいほど準備不足でした。ひとりだったら間違いなく完走はできなかったわけですから、一緒に走って頂いた方たちには本当にいくら感謝してもしたりないくらいです。チューブ代払いますからと言っても、「お互い様でしょ」と頑なに言う仲間たちに助けられての完走でした。本当にありがとうございました。

 それから、「ありがとうございました」のことばをこの日すべての参加者にあらためて。いろいろトラブルもありましたし、過酷なイベントではありましたが、多くの皆さんとその苦しさやきつさや楽しさを共有できたことを嬉しく思います。

 今回の教訓を生かして、次回は自分の世話だけでなく人のお世話もできるようにチューブ5本は持って走ります!またやりましょう、神奈川グランフォンド!!

ひとりだったら遭難してました

2008年06月28日 | 自転車生活
 日向林道が加わり、去年よりさらにパワーアップした神奈川グランフォンドを本日無事完走。

 伊勢原駅を7時少し前に出走して、茅ヶ崎サザンビーチに到着したのが20時20分。戻ってきたときは、腰の痛みでよちよちとしか歩けなくなるほど疲弊していたのですが、それだけの過酷なコースを走り切った達成感や満足感は腰の痛み以上にあったと思います。去年はどんどんと強くなる雨にDNFを決めて悔しい思いをしただけに、今年は完走できたことが本当に嬉しかったです。

 とまぁ、完走できて本当に良かったのですが、今日僕が最後まで走りきれたのは一緒に走って頂いた皆さんのおかげで、もしひとりだったら間違いなくリタイア、そして途方に暮れることになりました。これは社交辞令とかではなく、現実的に。本当に。

 今日のパンク回数、7回。皆には6回と言いましたが、数えなおしたら7回でした。表丹沢林道で1回、荻山林道で1回、秦野峠林道で1回、駿河小山のコンビニで2回、大観山で1回、そして茅ヶ崎到着時に1回。これだけパンクしたにもかかわらず、僕が持っていた替チューブは1本。そしてパンク修理キットは、ひと月ほど前のランドナーでのツーリングの際にフロントバッグに移しかえていたようで持って来るのを忘れていました。

 どちらかと言えば僕はあまりパンクはしないほうで、たとえばLeMondについては今までパンクをしたことが一度もありませんでした。結構林道なんかも走っているのに。だから警戒心がすっかり薄れていたのでしょう。その結果の準備不足。心の底から猛省しました。

 荻山林道でパッチを分けてくれたBongoさん、二つあるからとパンク修理キットを渡してくれたnoaphonさん、ご自分のチューブを差し出してくれたぽち りょうさん、モリさん、yoneちゃん、はめるのに難儀したタイヤをあっさり入れてしまうtanyさん、いろいろとアドバイスを頂いたリュウさん、本当にありがとうございました。これからはこういうことがないように、準備を怠らないようにします。正直、今日はサイクリストとして恥ずかしかったです(涙)

 しかしパンクの原因はいったいなんだったのだろう。3回は明らかな原因があるのだけれども、残りの4回の原因はわからずじまい。最初のほうは焦りのせいで慌しい修理やチューブ交換になってしまったのだけれども、後半はかなりしっかりといろいろチェックしたのに。リュウさんが言っていたように、ものすごく小さな異物がタイヤに食い込んで、それが走っているうちにチューブに刺さるといったパンクだったのかもしれない。以前MTBで同じようなことがあったのだけれども、やはり今回と同じような空気の抜け方だったから。

 とまぁ、去年も結構大変な目に遭った神奈川グランフォンドでしたが、今年もパンク、パンク、パンクでまた大変な目に遭ってしまいました。体調が結構良かったの救いですが、少しだけ神奈川グランフォンドはあまり自分に向いていないのではないかなんて気も・・・。あと、パンクにたいする絶大なる恐怖心が植えつけられてしまったのもなんだか・・・。

 大変なコースだけに、たくさんの教訓が得られるのも神奈川グランフォンドの特徴かもしれません。誰にでもあてはまることではないかもしれませんが、少なくとも僕にとっては。


               
 本編は明日以降に・・・

ありがとうございます、猫目様。

2008年06月27日 | 日常生活


 購入当初からかなり動作が不安定だったキャットアイの心拍計ですが、先日遂にまったくセンサーに反応しなくなってしまいました。電池の残量が足りないのかなと思って交換してみても、やはりまったく無反応。以前購入したもっとシンプルな心拍計はしっかり同じセンサーに反応するので、これは本体がおかしくなったに違いないと、不具合の状況を書いて3日前にキャットアイの製品サービス科というところに送ってみました。

 で、中2日で今日キャットアイから小包が届いたのですが、開封してみたら嬉しいことにまったくの新品に交換してくれてました。購入したのはちょうど1年半ほど前。保証期間は2年になってましたし、使用頻度はかなり低かったし、変な使い方もしてなかったと思うので、多分きちんと修理か交換してくれるだろうとは思っていたのですが、やっぱりちょっぴり不安もありました。なので、スピーディなこの対応はとても嬉しかったです。

 ちなみに、不具合の原因は基盤不良とのこと。う~ん、だったらもっと早く送っておけば良かった。でもそれは送るのを面倒臭がっていた僕も悪いから仕方ないですけどね。まぁ、とにかく新品に交換してもらえて良かったです。さっき動作確認したら、とりあえずすこぶる快調だったし。これでまた少しトレーニングと減量のモチベーションがあがるといいんだけどニャ~。



 全然関係ありませんが、上の写真は先日アパートの近くを散歩したときに撮ったもの。明日もこんなふうに猫が気持ち良く昼寝できるような穏やかな天気だといいんだけどニャ~。

去年の今頃の話

2008年06月26日 | 日常生活
 去年の神奈川グランフォンドの前日、かなりショックな出来事があって僕は食事もできないほど落ち込んでいた。朝昼とほとんど何も喉を通らず、さすがにこのままでは翌日走れないと夕飯くらいはしっかり食べようと思ったのだけれども、どうしても元気が出ない。それで情けないなと思いつつ結局近所に住む友人を頼り、適当に弁当を買って押しかけてあれこれ話をしながらなんとか腹にかき込んだのだった。

 神奈川グランフォンドの当日はまた別の心配をしていた。落ち込んだ雰囲気が他の人に伝わらないかと。正直少しだけ出走取りやめも考えた。でも、楽しみにしていたイベントだったし、ひとりで部屋にいても余計に落ち込むだけだろうと思って、結局出走を決めたのだけど。。。

 当日は浅間山林道の下りで濡れた砂利にタイヤを滑らせて落車した。そして結構派手に体の右半分を擦りむいた。それから表丹沢林道では、これまた盛大にうんこを踏んだ。それもタイヤとシューズ、両方で。まさに踏んだり蹴ったりといった感じだったけれども、こういうときはもっとひどいことも起こりうると不安に感じていたので、終わったときはまぁこの程度で良かったと少しだけ安堵した。

 まぁそんなこんなで落ち込んだ気持ちで参加したグランフォンドだったのだけれども、終了後僕はちょっとした驚きに見舞われることになる。あれだけ落ち込んでいたにもかかわらず、「あんなに楽しそうなyuzitoさんははじめてみました」とか「終始ニコニコ顔でしたね」といったコメントをいくつか頂いたからである。もちろん「すごく暗そうでしたが何かあったんですか?」みたいなことを言われるよりか全然良いのだけれども、「俺、そんなんでいいのだろうか?」とちょっと複雑な気持ちになった。でも人様のブログを拝見すると、本当にニコニコ顔で走っているんですよね。まぁ確かに林道走行とか僕はすごく好きなんだけど、それにしても。。。

 そんな複雑な気持ちにさらに追い討ちをかけたのが、前の晩に訪ねた友人のブログを読んだとき。そこには、昨日悩みを抱えた友人が訪ねてきてうんたらといったことが書かれていて、落ち込んだといいつつ結構こってりした弁当をたいらげていた、あれだけ落ち込んでいてもきちんと腹は減るようである、なんてことが書いてあったのである。おいおい、俺は朝から何も食べてなかったんだって。でも翌日のために夕飯くらいは食べないとまずいと思って、頑張って食べたんだって!と言ってやりたかった。まぁ洒落だということはわかったし、変に深刻に受けとめられるよりも良かったような気もしたし、悔しいがちょっとだけ笑ってしまったりもしたので言わなかったけど。

 落ち込み、走り、少し複雑な気持ちになった去年の今頃で話でした。

焦らず、地道に

2008年06月25日 | 日常生活
 実際の練習量はさておき、気持ち的には練習モードが高まっていたのだけれども、一昨日のヤビツで思うような走りができなかったことにより、逸っていた気持ちはひとまず収束。自転車というとロードの練習についてばかりで、そっち方面も大好きなポタをはじめとする日常の延長のような自転車についてあまり考えられなくなっていて、少し困ったなと思っていたのだけれども、もう困る必要はない。良かった(笑)

 もっともロードの練習についてやる気がなくなったかというと、まったくそういうわけではない。ただ、焦らず地道にやろう、とあらためて思ったのである。結果をそんなに急いで求めてはいけないという当たり前のことにあらためて気づいたのである。日々の結果に一喜はいいけど、一憂はせず、そのかわりに思うようにいかないのであればその原因を考えながら、地道にできる範囲のことをしようと思ったのである。

 地道にといえば、減量についてもまったく同じである。なかなか体重が減らないので2週間くらい前から食生活の見直しをはじめたのだけれども、当初の期待が大き過ぎたこともあって、こちらも期待したような結果はまだ得られていない。2週間で減った体重は2kg。67kgはあまりに行き過ぎた体重だと思っていたので、3kgくらいはあっさり減ると思っていたのだけれども、甘かった。それまでの飽食を考えると、きっとしっかり脂肪が体についてしまったのだろう。でも、とくに減量のほうは摂取カロリー<消費カロリーをちゃんと守れば必ず結果は出るのだから、こちらも急いて結果は求めずに時間をかけて取り組もうとあらためて思った。

 さて、昨日今日は久し振りに良い天気でしたね。自転車にはあまり乗れなくても、梅雨の合間のこういう晴れ間はやはり嬉しいものだなと思いました。鎌倉あたりをのんびりと少しポタリングでもしたいと思ったりしたのですが、そんなふうに思えたことがまた嬉しかったりも。やはりそういう自転車も楽しみたいので。そういえば紫陽花ポタ、今年はやってないなぁ。蛍も、見るとしたらちょうど今頃だと思うのだけど。チャンスがあれば行ってみよう。


一昨年出かけた成就院の紫陽花


同じく一昨年出かけたいつもの山道近くで見た蛍

苦しく厳しいヤビツ峠

2008年06月23日 | 自転車生活


 本日はお休みということで、6時少し前に部屋を出てヤビツ。天気予報を見て、昨日のお昼頃は箱根旧道から大観山に向かおうと思っていたのですが、夕方の予報を見て朝ヤビツに変更しました。

 走り始めは雲間から光線が射してなんとなく神々しい雰囲気でしたが、走りはじめるにつれて完全な曇り空になっていってしまいました。そんななか僕は3度ほど自転車から降りてクリートの調整。4月あたりにクリートの位置を動かしてしまって以来、どうもペダリングがすっきりしません。こんなことになるのなら、余計なことをするんじゃなかったです。

 さて、名古木からはTT。走り出す前はフォームやペダリングについてあれこれ考えたりするのですが、ヤビツくらいの距離だとどうもうまくいきません。きつくなってくると、ただ自転車にしがみついて走るだけみたいな感じになってしまいます。国際村や湘南平などのミニヒルクライムだと結構頑張れるのですが。

 振り出した雨に打たれながら上った今日のタイムは41分33秒。国際村では少しずつですがタイムを縮められていたのでちょっと期待していたのですが、今回も40分を切ることができませんでした。ものすごくがっくりとはきませんでしたが、少しずつ自信を失いはじめています。コンスタントに40分前後で上るというのが僕のヤビツでの目標だったりするのですが、今年は全然それができてませんし、感じるきつさも40分前後で走れているとき以上だったりするので。途中舗装が良くなった場所があるので、本当なら去年よりタイム良くなっていいはずなのに。。。

 ただここで気持ちを腐らせては何の進歩もないので、いまはタメの期間なのだと思って、速く走るための努力を少しずつでも続けようと思います。せっかくレースへの関心などが出てきたりしているのだから。

 峠からは濡れた路面にびびりながら慎重に下ります。調整が悪いのかもしれませんけど、雨のときってこんなにブレーキ効かなくなりましたっけ?怖かった。そして寒かった。

 名古木からの帰路、雨足はどんどん強くなっていきました。不甲斐なさから結構踏んで走っていたのですが、そうしたら途中すごい雷鳴が。これはまずいとR134まであと2kmくらいのところの横断歩道の下に避難しました。しかし午前中は雨マークなかったんだけどなぁ。梅雨どきの天気予報は、仕方ないですけどやはりあまりアテになりませんね。

 10分くらいで雷はおさまったので、再び出走。海岸線に戻ってきたら、バスやトラックなどの大型車が実に恐ろしく感じました。気配を感じて左に寄ろうとすると、そこには滑りやすいマンホールやグレーチングがあったりするわけです。そんなところで転んで車道を横滑りしたら終わりだなと思いました。車のほうも、なんとなくですが余裕なさそうに感じましたし。やはり雨のなかを走るのは極力避けたほうがいいなと思いました。あくまで僕の場合ですけど。

 とは言え、いまは気持ち的に少し練習モードになっている時期。もともと雨のなかを走るのは好きではないですから、午前中から雨の予報が出ていたらきっと走りには行かなかったと思います。少なくともヤビツまでは行かなかったと思います。そういった意味では、結局びしょ濡れになってしまったけれども、そこそこ走れて良かったとは思いました。

 江ノ島に戻ってきたときはかなり体が冷えていたのですが、なぜかマックで100円ソフト。そういえば以前も似たようなことがあったっけ。雨の白神山地、弘西林道を走ってようやく西目屋村に着いたとき、今日とは比較にならないくらいぶるぶると体震えていたにもかかわらず、最初に口にしたのはアイスでした。そのときも「なぜ?」と感じたのですが、今日と同じようにすごく美味しかったのを覚えています。

 ところで、今日は心拍があまりあがりませんでした。最高がいつもより10くらい低かったので、あまり体調が良くなかったのかもしれません(言いわけです)。その理由はあまりに早起きし過ぎたからかも。どうもサッカーのユーロ選手権が気になっていたようです。3時半に目が覚めてテレビ観ていたのですが、延長戦に入ってしまったので諦めて走りに出かけました。このまま観てたら走りに出かけなくなると、断腸の思いで自転車をとった自分を少しだけえらく感じました(笑)。で、サッカーですけど、結局PKでスペインがイタリアを破ったんですね。やったー!なんだけど、録画してなかったのが痛い。。。

ザ・マジックアワー

2008年06月19日 | 日常生活
 3日前に三谷幸喜の新作映画『ザ・マジックアワー』を観た。映画館で映画を観るのは多分1年半振りくらい。スクリーンの前で腹が痛くなるくらい笑った。ある場面では、場内の笑いがひいたあとも僕ひとり笑いが止まらずに、声と腹を抑えてヒィヒィと小さくうなり続けた。周りの人から変に思われないかちょっと心配だった。本当にくだらない場面だったのだけど、妙にツボにはまってしまった・・・。いやぁ、面白い映画だった。もう1回観に行こうっと。

 映画の数日前には父親の兄の葬儀に出ていた。ある頃から親戚付き合いを億劫に感じはじめた僕は、多くの親戚と顔を合わせるのが20年以上振りだったりしたので、こんなときにしか顔を出さない自分を責める気持ちがあったりした。お焼香のときはおじさんにそのことを深く侘びた。ただ久し振りに会った人々は皆実に温かかった。そして僕自身そうした人々にちょっとことばでは説明のできない親密な気持ちを抱いた。それが血の繋がりによるものなのかはわからないけれども、親戚って良いものだなと思ったりした。

 『ザ・マジックアワー』を茅ヶ崎のマイカルで観終えたあとは、友人と一緒にざんまいで焼き肉を食べ、そのあと友人の車で湘南平へ向かった。ちょうど6時頃だったので、陽が落ちてから暗くなるまでの世界が一番美しく幻想的に見えるマジックアワーに間に合うかなと思ったのだった。

 車で上る湘南平は自転車で上るよりも厳しそうだった。ここを自転車で上るんだ、ここから勾配が緩くなるから最後のダッシュをかけるんだ、なんて僕は子供のように説明をしたりした。そしてそんなふうに話をしながら、この坂を6分半くらいで上る自分を少しだけ誇らしく思った。昔自転車で旅をしているとき、「チャリダーには劣等感を感じるんだよねぇ」というライダーに何人か会ったことがあるのだけれども、その頃は「そんなもんですかね」と思っていた。でも他力で自転車で上る坂を上ると、そうした気持ちが少しだけわかる。劣等感とはちょと違う気がするけれども、この日二人のサイクリストを見ながら、自転車乗りってやっぱり結構すごいのかもしれないと僕も思ったりした。

 夕暮れの湘南平の空気はかなりじめじめとしていた。そして残念ながら景色もかなり霞んでいた。でも丹沢方面は薄っすらとオレンジがかって、淡い稜線とまばらな雲がまるで水墨画のように見えた。

 さて少しブログを休んでいたあいだに、朝練夕練で湘南国際村でTTを3回。6月13日に8分10秒。15日に8分2秒。そして昨日18日に7分58秒とようやく8分を切ることができた。国際村でTTをしたあとは、下りの途中から左折して葉山国際CCの激坂へ。この場合最初の激坂部分はカットすることになるし、TTのように全力で走るわけではないのだけれども、パワー練とダンシングの練習には良いかなと。

 ただ葉山国際に通いはじめてわかったのだけれども、湘南国際村TT直後の葉山国際の激坂は今の僕にとっては明らかに過負荷なのだと思う。脚にも上半身にもかなり疲れが残るので。ただこういった練習も必要だと思うので、葉山国際のあとはしっかり休養と栄養をとって(超回復を期待)、体がその負荷に慣れて一度や二度上ったくらいではひどい疲れが残らなくなるくらいに持っていきたいと思う。

 下の写真の1枚目は逗子の大崎公園からの景色。そして2枚目は飯豊山縦走中に三国小屋から見た大日岳方面の景色。陽が落ちてからの暗くなるまでの時間をマジックアワーと呼ぶなんて僕は今までまったく知らなかったけれども、太陽が沈みきったあと、照り返しで空がほんのりと赤く染まる時間は昔から好きだ。




うだうだしてやるのだ

2008年06月09日 | 日常生活
 自転車に乗る意欲はきちんとあるのだけど、なんとなくブログのモチベーションが低下中。今夜もそんな感じなので、とりあえずたまたま目に入ってきた2004年の『英雄たちの夏物語』(フジテレビで放映してたツールの番組ですね)のDVDを、うだうだとストレッチでもしながら見ようと思う。そして、それを見終えたら、今度は図書館で借りてる本をうだうだと読みながら寝ようと思う。

 そうそう、昨日体重を測ったらなんと以前よりさらに1kg増量して67kgになっていた。やけに最近体が重く感じてたわけだ。いい加減本当に体重を減らさないとまずいと思うのだけれども、減量宣言しては増量しての繰り返しなのでもうそんな元気もないや。それに今日はお昼にマックでメガたまごなんて食べてしまったし。あとから調べてみたらメガたまごとカフェオレでなんと1077kcal。これでは減量宣言などできるわけがないのである。

絶不調の表丹沢偵察行 104km

2008年06月07日 | 自転車生活
 本日は去年の秋の台風で崖崩れに見舞われた表丹沢林道を偵察がてら、日向林道→浅間山林道→表ヤビツよりヤビツ峠→菩提峠→表丹沢林道徘徊→再び表ヤビツというコースを走ってみるつもりでした。



 がしかし、日向林道へのアプローチですでに足がなくなってしまいました。今までもアプローチの急勾配部分を楽に上りきれたことなどありませんが、林道に入ってからは勾配が緩やかになるので、たいていいつも楽しみながら結構軽く上れてました。でもこの日はその部分でも景色を見る余裕はほとんどなし。海岸線を走っているときもなんとなく足が重く感じてたのですが、全然“なんとなく”なんかではなかったようです。



 ようやくピークを越えてほっとひと息。



 そして、今度は背中から薄皮あんぱんを出して口に入れながら浅間山林道へ向かいます。でも、ここもアプローチから今まで感じたことのないキツさ。ペースはかなりゆっくりなのに。



 木材切り出しの大型車両が入っているせいか、林道の路面はかなり泥で汚れ、荒れていた。



 しかしこんなんで大丈夫なのだろうか?と少し胸が痛くなった。

 浅間山林道を抜けてからは予定通りヤビツを目指したのだけれども、冗談抜きに足が売り切れてしまいました。心拍は低いのに、アウターに入れてるんじゃないかと思うくらいに足が重い。でもギアはもちろんインナー・ロー。そんなわけで、もう駄目だ、上りから逃れて足を少しでも休めようと、



 順番を変更して表丹沢林道に逃げ込んじゃいました。いくら2本林道を走って来たとは言え、ヤビツまですら走り切れなかったのはかなりショックでした。



 表丹沢林道はところどころ路面が荒れたり汚れたりしていて、ロードだと押しをまじえなければなりませんでした。おかげでクリートやタイヤは泥だらけになってしまいました。でも去年の崩壊部分はすっかり修復されてました。
 


 表丹沢林道の偵察を終えたあとは、なんとか頑張って菩提峠。表丹沢林道側からロードで上るのは実ははじめてで、自転車から降りずに上りきれるかかなり不安だったのですが、思ったよりかは楽に上り切ることができました。これはもしかしたら葉山国際効果かもしれません。



 そして菩提峠からは、土曜日にもかかわらずめずらしく人ひとりいなかった護摩屋敷の水場に寄ってようやくヤビツ。今日はこの看板を見ることができないと思ったりもしたので、お約束の峠の看板がとても愛おしく感じました。え~ん(涙)

 ヤビツを下ってからの帰路は、なるべく乳酸を取り除こうと、フォームが乱れない程度の軽めのギア、低めの心拍で、くるくる足をまわしました。そして海岸線に出てからは念入りにクールダウン。でも今日はなかなか心拍あがらなかったくせに、下がりもとても悪かったので、江ノ島が近づいてからの残り数kmは時速22km程度のスピードでしか走れませんでした。抜こうかな、それともやめとこうかな?といった自転車の気配を何度か背中に感じて少し焦ったりもしたのですが、ここで見栄張って頑張ってこいでしまっては意味ないと思って、結構必死に低速を心掛けました。

 そんなふうに頑張った甲斐あって、江ノ島に戻ってきたときは少しはダメージが軽減されていたような気がするのですが、今日の偵察で本番への不安がかなり高まってしまいました。果たして本番、僕はちゃんと走りきることができるのだろうか?と自信をなくした本日の偵察行でありました。